ブランド時計の中でも高い知名度を誇るのがセイコーです。
ここではもう使わなくなったセイコーの腕時計を処分しようと考えている方のために、セイコーの腕時計を高額で査定してもらうためのポイントなどを紹介していきます。
セイコー(SEIKO)の買取相場一覧表
まずはセイコーの主要モデルの買取相場を表にまとめました。
お手持ちのモデルがこの表の中にあれば、高値での買取が期待できるのでぜひ腕時計買取専門店に連絡してみましょう。
▼セイコーの買取相場一覧表
モデル | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
グランドセイコー | スプリングドライブ
マスターショップ限定 |
SBGA011 | 30万~50万円 |
ルキア | ピエールエルメ
プロデュース |
SSVW140 | 2万~3万円 |
クレドール | 18金無垢 | GBAR002 | 40万~50万円 |
ドルチェ | 金無垢 | 15万~20万円 | |
ブライツ | フライトエキスパート
クロノグラフ |
SAGA191 | 3万~5万円 |
アストロン | SBXB039 | 15万~25万円 |
買取相場の高いセイコー腕時計の人気モデル
ここではセイコーの中でも特に高値で買い取ってもらえる可能性が高い腕時計の人気モデルをいくつか紹介していきます。
グランドセイコー
シンプルなデザインでありながらも格調の高さを感じさせるのが「グランドセイコー」です。
セイコーの持つ高いデザイン力を感じさせるグランドセイコーは高値での買取が期待できるモデルです。
視認性が高い文字盤に加えて、無反射コーティングを施していることにより、すぐに時刻を確認することができるのがグランドセイコーの魅力的なポイントの1つです。
最上位モデルであるため、必然的に買取価格も高くなります。
ルキア
セイコーというと「グランドセイコー」のイメージが強く、凛とした見た目の腕時計ばかりを揃えているイメージがありますが、そのイメージを覆すのが「ルキア」です。
全体を柔らかなピンクでまとめているモデルが人気で、フェミニンなルックスでありながらも機能性を重視しているため、女性に人気のモデルです。
同モデルの場合、「ピエールエルメプロデュース」(SSVW140)なら、3万円前後での買取が期待できます。
クレドール
腕時計にデザイン性を求めている方に人気なのが「クレドール」です。
セイコーの中でもハイランクなモデルに位置づけられているクレドールは、バンドを中心に金やプラチナが使用されているため、買取価格が高額になることがあります。
腕時計と言うよりかは装飾品に近い立ち位置にありながらも、時計としての機能が十二分に優れているのがクレドールの魅力と言えるでしょう。
買取価格は18金無垢(GBAR002)の場合、50万円に迫ることもあります。
ドルチェ
エレガンスな腕時計を求めている方に人気のが「ドルチェ」モデル。
シンプルな装飾でありながらも柔らかな雰囲気を醸し出しているフォルムはどのようなスタイルにもマッチします。
また、時計として機能面も充実しているのがドルチェの魅力であり、ソーラー時計や電波時計機能を備えた腕時計をラインナップしています。
ドルチェモデルの買取価格は素材で異なり、金無垢のものは20万円近くの買取価格が付くこともあります。
ブライツ
老舗の腕時計メーカーであるセイコーの中でも先進性を求めたモデルが「ブライツ」です。
本体やバンドの錆、そして金属アレルギーの影響を軽減してくれる「ブライトチタン」を使用し、スーパークリアコーティングを施すことにより、盤面の視認性を高めました。
防錆機能を備えた金属を使用した腕時計は、特にタフな状況下で真価を発揮するでしょう。
ブライツの買取価格は他のセイコーのモデルと比べると控えめで、「フライトエキスパート クロノグラフ」(SAGA191)の場合、3~5万円となっています。
アストロン
セイコーのモデルの中でも2012年と比較的最近にリリースされた「アストロン」は、1969年に時計業界に新たな旋風を巻き起こした「クオーツ アストロン」から名前が取られました。
当時時計業界が与えた衝撃は非常に大きいものがあり、2012年に登場した「アストロン」も世界初のGPSソーラーウォッチとして、業界に大きなインパクトをもたらしました。
アストロンの買取価格は20万円弱と、セイコーの腕時計の中では平均的なレベルです。
中古品や故障品でも買取可能?セイコーの審査基準
故障をしていたとしても、セイコーの腕時計であれば買取対象になる可能性は十分あります。買取の審査基準を簡単に解説します。
中古や年式の古い時計
セイコーの腕時計であれば、基本的に中古であってもしっかりとメンテナンスされていれば高値での買取が期待できます。
ただ、新古品と比べると中古品はどうしても買取価格が下がってしまうでしょう。また、あまりにも年式が古すぎる時計は、買取の対象外となってしまうケースがあります。
古い年式の時計を買取査定に出そうと考えている方は、あらかじめその時計が買取対象となっているのかを確認すると良いでしょう。
故障や動作不能の時計
長年腕時計を使用しいていると、故障したり動作しなくなったりしてしまうこともあるでしょう。
一般的に故障したものは買取してもらえないと考える方も多いのですが、腕時計の場合は故障の程度にもよりますが、十分買取の対象となります。
キズや汚れがある
長期間腕時計を使っていれば、故障はしないまでも、キズが付いてしまったり、汚れが付着したりしてしまうのはよくあることです。
柔らかい布でこすって落ちる程度の汚れであるなら軽くメンテナンスをするべきですが、どうしても落ちないキズや汚れを無理やりメンテナンスするのは避けるべきでしょう。
新しいキズを作ってしまったり、汚れをひどくしてしまう可能性があります。
保証書や付属品がない
腕時計を購入すると基本的に保証書がついてきたり、箱に入っていたりですのですが、保証書や付属品が残っているのであれば、それらをセットにして査定に出すことにより、買取査定金額のアップが見込めます。
ただ、付属品が一部欠品していたからといって、それだけで買取が不可になることはありません。
あくまでも買取査定額に差が出るだけと覚えておいてください。
セイコーの腕時計を高値で売却するポイント
ここではセイコーの腕時計を査定に出すときに意識しておきたいことをまとめていきます。
購入時の付属品をセットにする
通常、腕時計の購入時は保証書などの付属品があるため、査定に出すときにはそれらをセットにするといいでしょう。
中古市場では完品を求めているユーザーが多く、付属品が全て揃っている状態だと、高く評価してもらえることがほとんどです。
ただ、付属品がなくても買取そのものはしてもらえます。
最適なタイミングをつかむ
腕時計を査定に出すときに、「タイミング」を意識している方はそこまで多くないかもしれません。
しかし、人気モデルの生産が終了したときや、セイコーの腕時計が値上がりしたときなどは腕時計を査定に出す絶好のタイミングとなります。
査定に出す最適なタイミングを逃してしまわないように、セイコーのホームページを定期的にチェックするなどして情報収集してみましょう。
メンテナンスを行う
腕時計の査定額を左右する要素として、「腕時計のコンディション」が挙げられます。
腕時計は長く使っていると細かなキズや黒ずみなどが生じてしまいますが、メンテナンスに自信があるなら、コンパウンドなどを使ってセルフクリーニングしてみましょう。
メンテナンスが自分でできなかったとしても、業者にメンテナンスを依頼する必要は費用面で避けたほうが無難です。
買取専門店へ査定を依頼する
少しでも腕時計を高く買い取ってもらいたいのであれば、買取専門店へ依頼することをおすすめします。
買取専門店には腕時計の買取に精通しているスタッフが多数在籍しているので、納得の行く査定額を提示してくれるでしょう。
また独自の販売ルートを確保している店舗なら、より高値での買取が期待できます。