ウェディングドレスは他のドレスや衣装にはない存在感があります。一方で、購入したものの置き場所がない、処分を考えている人も珍しくはありません。
ウェディングドレスは買取市場でどのように扱われているのでしょうか。
ここでは買取相場や高額査定のコツをまとめました。
【人気ブランド別】ウェディングドレスの買取相場
ウェディングドレスの買取相場を以下で紹介します。
ただし、ウェディングドレスの買取相場は公開していない買取店も多く、保存状態やトレンドの影響も大きく受けます。
商品名 | 買取相場 |
---|---|
ヴェラウォン | ~100,000円 |
エイべリー・ロウ | ~150,000円 |
エリザベスエマニュエル | ~400,000円 |
ヴェラウォン(VERA WANG)
ヴェラウォンは、アメリカ初の有名ウェディングドレスブランドです。
ヴェラウォンのデザイナーヴェラは中国系アメリカ人で、ファッションエディターやスタイリストを経験してからブランドを設立しています。
設立したきっかけは、自分のウェディングで理想のドレスが見つからなかったこと。
ドラマ等で使用されたことでも知名度は上がり、スタイリッシュで自分らしさを表現できるウェディングドレスが世界中の女性から憧れを集めています。
エイベリー・ロウ(AVERY ROW)
エイべリー・ロウは、東京を拠点とするファッションブランドです。
デザイナーの荒井亜香(Ako Arai)さんは、イギリスのテイラーやデザイナーの元で経験を積み、帰国してからアパレルメーカーで勤務。その後独立してエイべリー・ロウを立ち上げました。
ウェディングドレスは、人生の大切な一日を彩る大切なドレスです。エイべリー・ロウは大切な日のためのドレスを作りたいという気持ちからスタートしました。
コンセプトにしているのは、「装えば心躍るようなドレス作り」です。デイリーを楽しむ服からウェディングドレスまで幅広く手掛けています。
エリザベスエマニュエル(Elizabeth Emanuel)
エリザベスエマニュエルは、ロンドン発のファッションブランドです。
ウェディングドレスが、ダイアナ元妃とチャールズ皇太子の結婚式で使われたことで世界中から注目されるようになりました。
ダイアナ元妃をファッションアイコンにしたのは、エリザベスエマニュエルであるともいわれるほどで、その後王室御用達のデザイナーにもなりました。
現在も世界中の有名人や女優、モデルから愛されています。
ウェディングドレスを売却するときの注意点
ウェディングドレスを売却するときの注意点をまとめました。
着用後なるべくすぐにクリーニングに出す
ウェディングドレスは、何度もクリーニングして着るようなドレスではありません。基本的には消耗品で、着れば着るほど傷むと考えましょう。
そのため、ウェディングドレスは挙式が終わってすぐにクリーニングに出す必要があります。また、ウェディングドレスのクリーニングは一般的なクリーニング店ではなくドレス専門店に依頼しましょう。
ドレスを扱いなれているクリーニング店であれば繊細な生地や飾りの扱いにも長けています。
購入したドレスショップと提携しているクリーニング点に依頼すると安心です。
売りに出すならカスタマイズは厳禁
自分だけのカスタマイズをしたドレスは万人受けはしにくいため、買取の際にマイナスに影響します。
買取価格もできない可能性があるので売却するなら凝ったオーダーをした場合には売却は難しいと考えておきましょう。
また、身長に合わせた丈のカット同じように査定に影響することがあります。
既成サイズに戻してから売却を
ウェディングドレスは、身体に合わせて補正するものですが、基本的には既成サイズに戻してから査定に出しましょう。
補正したドレスは一点ものに近く、既製サイズに戻せないと次に着用する人がさらに補正を繰り返すことになるためです。
着れる人が少なくなってしまうので、買取価格は下がってしまうでしょう。
修復によって価値が高まることも
ドレスは近くで見ると、傷やほころびがある場合があります。破損や汚れは買取価格が下がる原因になってしまいますが、修復することで価値が高まる可能性があります。
クリーニングした時にお直しできる場合には、依頼してみましょう。
ウェディングドレスを高く買い取ってもらうコツ
ウェディングドレスを高く買い取ってもらうためのコツには、大きく分けて4つあります。
それぞれ詳しく解説します。
なるべく早めに買取に出す
ウェディングドレスをなるべく高く売るのであれば、できるだけ早めに買取に出しましょう。保管したままにしていると、虫食いや汚れができたり、匂いがついたりします。
また、時間が経てばトレンドに合わなくなる可能性もあります。
事情があって手放さなければならなくなった場合には、クリーニングしてもらって受け取って、すぐが最適なコンディションです。
付属品や保証書をセットにする
ウェディングドレスを売却するときは、付属している装飾品や付属品、保証書をまとめて売却しましょう。
バラバラに売却するよりもまとめたほうが買取価格は上がる傾向があるためです。
別ブランドであってもまとめてスタイリングされたティアラやグローブ等もまとめると高くなることがあるので、できるだけ一緒に持ち込みましょう。
適切な保管を心がける
ウェディングドレスを売る予定がある場合には、傷みや変色がないように保管方法に注意してください。
できるだけシワがよらないように、日焼けしないように保管します。温度や湿度の変化が生地の劣化につながるほか、日焼けしてしまうことがあります。
手袋や小物といった関連アイテムと合わせて査定に出す
ウェディングドレスを売却する場合には、関連アイテムも合わせて査定に出しましょう。別ブランドであってもティアラや手袋といった小物類もまとめて査定してください。
ウェディングドレスを購入する人は関連アイテムも合わせて探しています。買取店でもまとめて販売できるため、一緒に買取してもらえます。
いらなくなったウェディングドレスの処分方法
ここでは、ウェディングドレスをどこに売却すれば良いのか、対応している店舗とそれぞれの特徴をまとめました。
リサイクルショップ
リサイクルショップによっては、ウェディングドレスの買取・販売を行っています。
中古のウェディングドレスであっても問題ないと考える人も多いため、一定数の需要があるためです。
ただし、ウェディングドレスの引き取りをしていないこともあるので、持ち込みの際は事前に確認しておきましょう。
ドレスや着物の専門店
ドレスや着物といった日常で着る機会が少ない衣服の専門店であれば、ウェディングドレスを買い取ってもらえます。
ただし、ドレスといってもパーティードレスだけしか扱っていない場合もあるので、前もって下調べしておきましょう。
買取専門店
買取専門店であれば、不要になったウェディングドレスを買取している可能性は高いです。
タキシードやカラードレスに対応しているケースもあるので、関連アイテムをまとめて処分したいときにも最適です。
お店によっては、購入から〇年以内といった条件があるので買取の条件を調べておきましょう。
総合的な買取専門店であれば、ウェディングドレス以外のものでも同時に買い取ってもらえて、まとめ売りによって査定額の上乗せも狙えるためおすすめです。