「引っ越すため食器乾燥機を処分したい」
「家族が増えて新しい食器乾燥機に買い替えたい」

食器乾燥機の処分や買い替えを検討している人の中には、少しでも高く買い取ってもらいたいと考えている人は多いのではないでしょうか。

このページでは、食器乾燥機の買取相場をまとめました。高価買取の可能性が高いメーカーや自宅にある食器乾燥機をできるだけ高く売るコツも紹介するので、参考にしてみてください。

食器乾燥機の買取相場はいくら？人気モデルの事例

中古食器乾燥機を売りたいとき、自宅にあるメーカーの買取相場を知ると適正な買取価格がわかります。一般的に定価の3～4割が買取額といわれますが、需要や在庫数などにより買取価格は変化します。

中古市場の人気のモデルをメーカーごとにピックアップしたので、参考にしてください。

NP-TM9（パナソニック）

パナソニックのNP-TM9の買取価格は33,000～50,000円です。

NP-TM9（パナソニック）には、油汚れの多い食器だけでなく鍋までまとめて洗えるパワフルコースがあります。

低騒音設計でテレビを見ながらでも使いやすく、お手入れコースがあるのも特徴です。食器は40点まで収納でき、手洗いの1/7の節水が可能です。

本体は手前開きで60cmまでの高さに収まるコンパクト設計も魅力の1つとされています。

EY-JE50-WB（ZOJIRUSHI）

象印のEY-JE50-WBの平均買取価格は10,000円前後です。

EY-JE50-WBは象印の食器乾燥機の中で人気のシリーズ、クリアドライの製品で、多数の食器を収納できつつコンパクト設計が特徴です。

収納面機能面で利便性の高い、中古市場でも人気の製品のため、高額買取を期待できます。

RKW-404AM（リンナイ）

リンナイのビルトイン食洗機の買取相場は20,000～44,000円です。

リンナイのRKW-404AMはスライドタイプのビルトイン食器乾燥機で、食器の入れやすさと向上された洗浄性が特徴です。

従来品からデザインを一新しスリムになっているため、システムキッチンの洗練された雰囲気にマッチします。

TK-ST11（三菱電機）

三菱電機のTK-ST11の中古買取相場は5,000円前後です。

長く清潔に使いやすいステンレスボディが特徴で、イオン化吸着消臭プレート付まな板乾燥室があります。

シンクは抗菌加工ステンレスを採用で、雑菌対策も万全な製品です。

80cmのロングホース付きで流しへ直接排水も可能、スモークふた採用で食器が見えにくい工夫もされています。

食器は縦置きしても安定しやすく、操作はボタンひとつで済むため簡単なところも好評です。

VD-B10S（東芝）

東芝VD-B10Sの買取価格は平均5,300円前後です。

食器を乾燥しやすくしつつ消費電力を従来品の半分に抑えるecoモード採用の食器乾燥機です。

ワイド熱風90℃サイクロンドーム搭載で、効率的な食器乾燥ができます。

哺乳瓶や水筒など細長い筒状のものも隅までしっかり乾燥できる、抗菌水筒温風スタンドつきでファミリー層に特に人気です。

トレイはステンレス製で着脱可能、丸洗いできるためいつでも清潔な状態を保てます。

高額がつきやすい食器乾燥機の人気メーカー

食器乾燥機で高額査定が出やすい製品は、大手家電メーカーのものです。共働き家庭が増えてできるだけ家事を時短するために、食器乾燥機の需要は高まっています。

大手家電メーカーの人気シリーズも食器乾燥機は中古市場で品薄のため、高価買取を期待できます。

この章では、大手家電メーカーごとに食器乾燥機のおおよその定価価格帯を紹介します。

パナソニック（Panasonic）

パナソニックのレギュラータイプの食器乾燥機は定価70,000～80,000円前後で、少人数用のコンパクトタイプは、37,000～57,000円前後です。

容量が大きいほど値段が高いため、買取額も容量が増すほど高くなる傾向にあります。

2021年11月中旬に新しくスリム食洗器の発売予定があり、旧製品の価格は下がる可能性があります。

東芝（TOSHIBA）

東芝製食器乾燥機は、7,200～21,000円前後が定価の相場です。

がんこな汚れや鍋の焦げ付きまで落とす強力水流と高温80℃での洗い・すすぎが特徴です。

個性的なデザインと機能性の高さが人気のポイントで、フライパンから小皿まで収納できます。

象印（ZOJIRUSHI）

象印の食器乾燥機の定価は、スリムタイプで14,000円程度～18,000円程度です。

ノーマルタイプの定価もほとんど変わらず、サイズによる価格差はないようです。

機能性を重視した開け閉めしやすい食器乾燥機で、排水ホースと水受け部分にAg⁺抗菌加工されています。

三菱電機（MITSUBISHI）

三菱電機が発売している食器乾燥機の定価は、6,000円程度～12,000円前後です。

ビルトインタイプの食器乾燥機で、45cm引き出し式の中では唯一のタッチDEラクドアが特徴です。

食器を引き出しいっぱいに入れてもスムーズに開け閉めができ、運転状況はLEDランプの色でわかります。

定価の推移は安定しており大きな値下がりもなく、適正な査定の買取店へ売れば期待した価格で売れるでしょう。

タイガー（TIGER）

タイガー製の食器乾燥機は定価が8,000円程度～19,000円程度です。

100℃の高温乾燥ができるまな板も対応の食器乾燥機で、定価の価格変動はあまりありません。

たまに少しずつ上昇する傾向はありますが、大幅な下落はありません。

売りやすい食器乾燥器の特徴は？

食器乾燥機はひとり暮らしなど少人数用から家族向けの大容量まで、種類があります。

その中で高価買取されやすい食器乾燥機のポイントを簡単に解説します。

発売から3年以内

家電製品ごとに買取可能期間が異なり、食器乾燥機は発売から3年以内といわれています。

最新の製品になるほど高値がつきやすく、状態が良い物はさらに買取額は上がるでしょう。

発売から3年を超えた食器乾燥機の買取は店舗や製品の状態により、買取の可否がわかれます。

事前に店舗へ問い合わせし、買取可能と知ってから持ち込むと無駄がありません。

容量の大きいファミリータイプ

食器乾燥機の需要はファミリー層で特に高いのが特徴です。

容量が大きいと定価も高くなることから中古で探すファミリーも増えます。そのため容量が大きめの中古食器乾燥機の需要は高い傾向があります。

使わない食器乾燥機が大容量タイプの場合、買取店でさっそく査定を受けましょう。

食器乾燥機の売却・処分方法

自宅にある使わない食器乾燥機を高く売りたい場合、売却先もよく考えて選びましょう。

中古品の買取店は増えていますが、適正な価格で買取されるところばかりとは限りません。

ここでは食器乾燥機の売却先について紹介します。

リサイクルショップで売却

基本的には、リサイクルショップでの売却は査定額が低くなりがちです。

古い物や破損のある物は引き取りもしてもらえない可能性があります。

買取相場よりもやや低めになりがちな上に、複数の家電製品と一緒に持ち込んでも査定額が付くといったことはありません。

自治体や不用品回収業者に相談

食器乾燥機を売らず自宅で簡単に処分するには、自治体のゴミ収集へ出す方法があります。

コンパクトサイズの食器乾燥機は不燃ごみへ出せますが、大きい場合は粗大ごみとなり処分料が必要です。

粗大ごみを出すには役所へ収集申込し、必要なゴミ処理券を購入して予約した日の朝に出します。

ごみの日までが長くすぐに食器乾燥機を処分したいときは、不用品回収業者に相談する手もあります。

代金はかかりますが依頼するとできる限り早く回収に来るメリットがあるものの、処分料を求められる場合があるため注意しましょう。

実績豊富な買取専門店に持ち込む

食器乾燥機を適正な価格で買い取ってもらうには、家電製品の買取実績が豊富な買取専門店へ持ち込みましょう。

公式サイトなどにこれまでの実績が載っており、確認できる買取店を選ぶと安心できます。

引越しなどで処分したい物が複数ある場合は、特に買取専門店での売却がおすすめです。