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更新日
2021.07.15.

中国切手の買取相場と額面以上の価値がある切手を解説

家族に切手収集を趣味としている方がいた場合、自宅で海外の切手が見つかることは決して不思議なことではありません。中国切手の中には、思わぬ高額で買取されているものがあります。

この記事では不要になった中国切手を処分しようと考えている方のために、人気のある中国切手の買取相場や売却のポイントを紹介していきます。

中国切手の買取相場一覧表

まずは数ある中国切手の中でも、特に高値で買取してもらえる可能性の高い切手を以下の表にまとめました。

▼中国切手の買取相場一覧表

編号 発行年 名称 買取相場
1968年 全国の山河は赤一色 3,500万~5,000万円
紀94m 1962年 梅蘭芳舞台芸術「貴妃酔酒の舞台」 100万~160万円
普5 1951年 天安門図第5版(拾萬圓) 35万~50万円
文10 1968年 毛主席の最新指示 40万~50万円
文7 1967年 毛主席詩詞 20万~30万円
1967年 毛主席の長寿を祝う語録 ~21万円
1953年 1953年軍人切手(空軍) 12万~20万円
T46 1980年 赤猿 13万~20万円
T41m 1979年 少年たちよ子供の時から科学を愛そう 10万~18万円
1964年 牡丹 ~10万円
1964年 中華人民共和国成立15周年 ~15万円
1967年 延安 文芸講話発表25周年 ~7万円
1962年 第26回世界卓球大会組合せ 小型シート ~5万円
1968年 革命的な現代京劇 ~7万円
1980年 中華人民共和国展覧会 米国 ~8万円
1960年 菊シリーズ ~4万円
1963年 黄山風景シリーズ ~4万円
1979年 31回リチオーネ国際切手展加刷 小型シート ~4万円
1978年 全国科学大会組合せ 2万~3万5千円
1960年 金魚シリーズ 2万5千~3万5千円

中国切手の買取相場が高まっている理由

近年著しい経済成長を見せてきた中国の富裕層の中では、中国切手の収集がブームとなりました。海外から切手を買い戻す動きがあったことで、中国切手の価値は高まりました。

中国では1966年から1976年まで、中国共産党による一大政策である「文化大革命」が行われました。当時、切手をコレクションすることは米国文化とみなされたため、同期間に発行された切手(文革切手)は大量に廃棄されてしまった背景があります。

そのため当時の切手は現在でも非常に高値で取引されています。

買取相場の高い人気の中国切手

ここでは中国切手の中でも特に高く評価されている切手を種類ごとに紹介していきます。

全国の山河は赤一色

中国切手の中でも特に高値で取引されているのが「全国の山河は赤一色」です。

この切手は縦型と横型の2種類が発行され、縦型は4,300万円、横型は9,100万円と、2009年に香港で開催されたオークションで非常に高値で落札されました。

この切手には中国全土の地図が記されているのですが、台湾が地図に記載されていなかったため、発行されてからまもなくして回収されてしまいました。

梅蘭芳舞台芸術「貴妃酔酒の舞台」

「全国の山河~」ほど高値では取引されませんが、それでも中国切手のなかでは高値での買取が期待できるのが梅蘭芳舞台芸術「貴妃酔酒の舞台」です。

中国の京劇俳優であった梅蘭芳をモチーフにした切手であり、中国の京劇を代表する人物として人気があります。

切手は1962年に制作され、シートの状態のものと、バラのものとして発売されました。

天安門図第5版

1951年に発行された「天安門第5版」ですが、この切手の特徴は切手の額面が非常に高かったことです。

額面は1万、2万、5万、10万、20万などに分かれていて、一般的な切手とは異なる存在だったと言えます。

1951年に発行された切手だったので、その後発生した文化大革命によってほとんどの切手は処分されてしまい、その結果価値が高まりました。

毛主席の最新指示

「毛主席の最新指示」は、1968年に発行された切手で、毛沢東の肖像画と、彼の理念・思想が文章にして記されました。

このような切手を発行することによって、中国共産党の思想を中国全土に行き渡らせる狙いがあったものと見られます。

切手は全部で5種類あり、シート状で保存されているなら、高値での買取が期待できます。

毛主席詩詞

「毛主席詩詞」は、1967年に発行されました。

毛沢東は中国共産党のトップとして活動するかたわら、詩人としても活動していました。

この切手は第1次~3次まで発行が行われて、最終的な切手の種類は14種に上りました。

買取価格は状態が良ければ30万円になることもあり、中国切手の中でも高値で取引されている切手の1枚です。

毛主席の長寿を祝う語録

この切手の発行された1967年は、収集や持ち出しが禁じられた時代で、切手自体貴重なものでした。

全11種の切手で、1種は毛沢東主席の肖像画を描いたもの、残り10種は毛語録から抜粋した10の言葉をそれぞれ記しています。

発行数が少なく現存数も少ないためプレミア切手に数えられており、11種全てそろった美品の場合は21万円前後の高価買取の可能性があります。

1953年軍人切手

「1953年軍人切手」とは、別名を「中国軍人切手」と呼び、当時世界中に趣き従軍していた中国人兵士が本国へ手紙などを送る際に用いられました。

1953年軍人切手は陸軍・海軍・空軍とそれぞれ切手のデザインが異なり、日本に存在している切手はほとんどありません。

陸海空軍の中でも、空軍切手は特に貴重で高値で取引されます。

赤猿

中国では1980年から年賀切手が発売されましたが、1980年の干支は申だったので、申の切手が発売されました。

年賀切手は最終的に1991年に未が発行されましたが、年賀切手の中でも特に価値があるのが1980年に発行された申で、その切手は「赤猿」と呼ばれました。

年賀切手の中でも「赤猿」だけは非常に高値で買取されますが、それ以外の切手の買取価格には期待できません。

少年たちよ子供の時から科学を愛そう

「少年たちよ子供の時から科学を愛そう」は、1979年に発行された切手で、横に長いのが特徴です。

少女が科学に関してさまざまな想像を働かせている場面が描かれています。

高値で取引されている中国切手の中でも後期に発行されたもので、中国が国力の向上に力を入れようとしていたことが伺えるデザインに仕上がっています。

牡丹

1964年発行の牡丹シリーズは、万人受けする美しいデザインが特徴です。

小型シート1種とバラ切手15種あり、発行の少しあとに文化大革命が起きたためどちらも希少価値の高いプレミア切手として扱われています。

小型シートは10万円前後の高値で買取され、消印ありの切手でも2万円以上での買取を期待できます。

バラ切手でも15種全てそろったものの場合、2万円前後で買取できる可能性があります。ただしバラで使用済みの場合は1種数百円ほどの買取額です。

中華人民共和国成立15周年

「中華人民共和国成立15周年」は、1964年発行の中華人民共和国建国から15周年を祝う切手で、全3種あります。当時それらをひとまとめにした小型切手シートが発売されました。

中国切手の中でも少ない発行数であることと、発行後すぐに文化大革命が起きたため、現存する数は非常に少なくプレミア切手になっています。

状態の良いものは15万円近くの高額買取を期待できるため、早めに査定へ出しましょう。

延安 文芸講話発表25周年

「延安 文芸講話発表25周年」は、1967年発行の、延安での毛沢東による文芸講話25周年を記念した切手です。

文芸講話とは毛沢東開催の講話を論文にまとめたものをさし、当時の中国文学・芸術・知識人たちの思想に影響を与えました。

デザインは民衆イラスト1種と文芸講話の言葉2種を組み合わせたもので、3種類そろった状態での買取価格は7万円程度と高値の可能性があります。

消印ありでも2万円前後で買取されるほど希少価値の高い切手です。

第26回世界卓球大会組合せ 小型シート

1962年発行の切手シートで、4月4日中国の北京での開催に合わせてつくられました。

はっきりした発行枚数が判明せず、現存枚数も不明のため価値が高い切手になっています。

切手シートは4枚セット。全て揃っていてシートの汚れや破損のない未使用の場合に5万円前後の買取価格が付く可能性があります。

革命的な現代京劇

「革命的な現代京劇」は1968年発行の切手で、第一次に6種・第二次に3種の合計9種が発行されました。

9種類とも赤・青・金の鮮やかな色合いが特徴で、文化大革命時代の京劇をモチーフにしたデザインです。人物には毛主席も描かれており価値が高まっています。

未使用で全てそろった状態の場合、7万円前後での買取を期待でき、消印ありのものも数万円の買取額がつくでしょう。

中華人民共和国展覧会 米国

「中華人民共和国展覧会 米国」は、1980年発行の切手で、アメリカにて開催の中華人民共和国展覧会を記念して発行されました。

開幕を祝う・友好往来の2種類のデザインがあり、1シート12面そろった切手は希少価値が高く、8万円前後での売却を期待できます。

バラ1枚の場合、数百円程度まで買取額は下がる傾向です。切り離さずシートの状態で売りましょう。

モノループの買取実績

モノループでは実際に中国切手を数多く買い取っています。

そのときの買取価格やコメントを紹介するので、中国切手を売却する参考にしてください。

プレミア切手の詰め合わせ

毛主席の長寿を祝う・毛主席の長寿をたたえるなど、複数のプレミア切手の他、牡丹小型切手シートや少年たちよ、子どものときから科学を愛そう小型切手シートなどをまとめて買取りしました。

コレクションされていたもので、多少シミなどはあるものの13万円の買取額がつきました。

中国切手と日本切手の組み合わせ

中国切手と日本切手の組み合わせで、総査定額は2万円でした。

消印付きのものから初日カバーつきのものまでたくさんあり、丁寧に保管された状態の良い切手でした。

数ある中でも見返り美人を大切にされていたため、お気持ちを大事に買取をしました。

5種類揃った「開国1周年」

お土産で購入の切手や中国切手を、遺品整理のため何度かお持ち頂いた方から買取りしました。

今回は開国1周年の中国切手を5種そろった状態で査定し、シミや汚れのある状態のため8千円の査定額になりました。

プレミア切手の牡丹シリーズや金魚シリーズがまだあるとのことで、次回お持ち頂きます。

中国切手の本物と偽物を見分けるポイント

高値で取引されている中国切手ですが、高値がついているために偽物も流通しています。

本物と偽物を見分けるためのポイントをまとめました。

目打ちのかけ方

切手は台紙から切り離すために波状の切れ込みが入っていますが、このことを「目打ち」と呼びます。

本物はこの目打ちがしっかりと入っていて、切手の側面をよく見ると規則的に波打っています。

偽物はこの目打ちが適当に入っているので、側面を観察すると、不規則に波打っていることがわかります。

また、本物と偽物では目打ちの数が異なる点にも注目してください。

インクの質

本物の切手はインクをしっかりと使っているので、細かい部分にもしっかりとインクが使われています。

逆に偽物の切手では、インクが適切に使われていないために、細かい部分ではドット模様が浮かび上がってしまっています。

また一部の切手では金粉が用いられているので、切手を傾けると判別しやすくなっています。

フォントの種類

最後に本物と偽物の違いとして、「フォントの種類」が異なることが挙げられます。

偽物は本物にフォントを合わせようとしていますが、どうしても差が現れてしまいます。

とはいえ、目打ちのように分かりやすい違いが出るわけでもないので、中国切手を投資目当てなどで購入するときには十分注意してください。

中国切手をなるべく高く売るには

非常に高値で取引されている中国切手ですが、せっかく査定に出すのであれば適切に評価してもらいたいものです。

ここでは中国切手を査定に出すときに気をつけたいポイントについて解説します。

シートに入れてセット売りする

基本的に中国切手はどれも高値で買取されるので、バラでも十分値がつくのですが、シートのものがあればその方が高値で買取されます。

また、中国切手はすべて揃えると文章が完成するものもあるので、取り扱いには注意してください。

1枚でもシリーズから欠けてしまった場合、買取価格が下がってしまいます。

裏のりに注意して保管する

切手の裏側には接着しやすいように糊が施されていることがありますが、この糊が湿気などにより溶け出してしまい、他の紙などに付着してしまうことがあります。

こうなってしまったら買い取ってもらうことは難しくなってしまいますし、裏のりの状態によっては買取価格を大きく下げられてしまう可能性があります。

できるだけ早く買取査定に出す

中国切手は近年富裕層を中心にブームが巻き起こっていましたが、中国経済の停滞に伴い、中国の切手ブームが終わる可能性も考えられます。

ブームが終了してしまったら、中国切手の買取価格は大幅に下落してしまうでしょう。

中国の経済がこのまま停滞するのであれば買取価格の上昇は期待できないので、できるだけ速やかに買取査定に出すことをおすすめします。

実績豊富な買取専門店へ依頼する

切手を買い取ってもらうのであれば、できるだけ切手の買取を専門に扱っている店舗へ依頼することをおすすめします。

切手はオークションなどで処分することができますが、どのぐらいの価格で落札されるかは未知数です。

その点切手の購入実績が豊富な買取専門店であれば、価値の高い中国切手でも適切な査定を出してくれるでしょう。

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切手バイヤー
安達 淳

鑑定士として約8年。
現在では新入社員の教育、スーパーのスペースを借り買取を行う催事買取を担当。
歴史の背景に沿いながら正しく物を鑑みることができるスタッフの育成にも携わっております。

お客様の大切にされていた物の歴史を遡り物の市場価値を判別するだけでなく、お客様の気持ちまでその時代に戻してくれるような接客が、老若男女問わず好評で顧客様を多く抱えるスタッフの1人。

バブル時代の日本人の流行の象徴でもある「切手」には特に精通しており、日本の切手はもちろんのこと、海外の切手まで幅広い知識を持っております。
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