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更新日
2021.07.15.

訪問着の買取相場と色留袖・付け下げとの見分け方や高く売るコツ

着物の買取において、特に需要が高いのが訪問着です。訪問着は、結婚式や七五三など、格式のある晴れやかな場面で着用するための着物を指します。

位置づけとしてはセミフォーマルにあたり、準礼装~略礼装として好んで着られるのが特徴です。

この訪問着は振り袖や留袖と異なり、未婚・既婚を問わずどんな世代でも着られるため、中古でも人気があります。

この記事では、おもな着物買取相場や高価買取される訪問着の特徴、高値で売るコツについて解説します。

訪問着の買取相場の目安

まずは、訪問着がいくらで買取されているのか、相場を確認しましょう。一般的には次のような価格で取引されています。

種類 買取相場
ノーブランド品 500~5万円
有名ブランドや有名作家の訪問着 1万~30万円以上
国宝作家の訪問着 1万~50万円以上

平均的な取引相場としては、1万円程度になることが多いです。これに着物の色や柄、素材やブランド、手がけた作家などからプラス査定がつきます。

買取相場の高い訪問着の特徴

訪問着の中でも、いったいどのようなものが高値で売れるのか解説します。

有名産地の証紙つき

着物の中でも、友禅や西陣織のような伝統工芸品で、本物であることを証明する証紙がついているものは高く売れます。

証紙とは
証紙は着物の品質を証明する書類で、有名作家の手がけた着物や伝統工芸品の着物など、その品質を証明する必要がある場合には必ず付属します。

証紙によって、たとえば友禅でもどのような種類なのかが細かく記載されているため、査定価格の根拠になります。証紙がなくても査定は可能ですが、あった方が査定価格は上がりやすくなります。

作家の知名度が高い

訪問着は誰が手がけたかによって、価格が大きく変わります。ノーブランドの無名な作家が手がけた訪問着が1~2万円程度なのに対し、有名作家が手がけた訪問着は10万円以上することもあります。

そのため、証紙や証明書によって、有名作家が手がけたものであることを証明することが高価買取の秘訣です。

着丈が長い

着丈が長いものは仕立て直して別の人が着るのが容易なため、高く売れやすくなっています。一般的には160cm以上の身丈のあるものが好まれます。

若い方と年配の方を比べると、若い方のほうが背が高いことが多いです。そのため、昔からある着物を買い取ってもらう場合は着丈の長い大きな着物が好まれます。

商品の状態が良い

商品そのものの状態も、査定価格に大きく影響します。訪問着はもともと、あまり長い時間保管してはおけない着物です。

タンスにしまっていても経年劣化をまぬがれることはできません。また、保管状態が悪いとすぐに傷んでしまいます。

古いものほど、一度査定に出す前に、着物の生地が傷んでいないか、色あせが起きていないか確認した方が良いでしょう。

素材が正絹

訪問着の中でも、正絹で作られているものは価値が高いです。訪問着はセミフォーマルの位置づけであるため、相応の格式が求められます。

正絹で作られた着物は、麻やポリエステル、木綿などで作られた着物よりも格式が高いと考えられるため、より訪問着との相性がよいのがポイントです。

実際、正絹の販売価格は高いため、買取価格も高額になることが多くなります。1万~数十万円と、買取価格の幅も広いです。

正絹は繊細な生地
正絹は触り心地もよく見た目にも高級感がありますが、自宅で気軽に洗えないため手入れには苦労する一面もあります。

人気の色や柄

人気の色や柄の訪問着は需要が高いため、高く売れます。訪問着は世代を問わずに着用できるため、多種多様な色や柄が存在するのが魅力です。

その中でも、特に好まれる色や柄としては、たとえば次のようなものがあります。

このように、利用シーンを選ばない汎用的な色や柄はよく好まれます。

訪問着と色留袖や付け下げとの見分け方

訪問着とよく混同されるのが、色留袖や付け下げです。いったいどのように違うのか、またどう見分けるのか解説します。

訪問着の特徴

訪問着は着物の一面に絵羽模様(えばもよう)が描かれているのが特徴です。肩や胸元、袖などから、裾まで柄が入っているため、実際に着ると上半身から下半身にかけて華やかな模様があらわれます。

色留袖の特徴

色留袖は上半身に紋以外の柄が入っていないのが特徴です。絵羽模様は裾のあたりに入っているため、上半身が無地なら色留袖、もし華やかな絵羽模様が入っていれば訪問着となります。

付け下げの特徴

付け下げは訪問着のような絵羽模様はなく、訪問着より控えめな雰囲気を持つのが特徴です。もともと訪問着より華美にならないことを意識して制作されたのが、付け下げのはじまりといわれています。

しかし、色留袖と訪問着ほど明らかな違いはなく、実際には着てみたとき訪問着と区別がつかない付け下げもあります。

訪問着は一面に流れるように模様が広がっているのに対し、付け下げは縫い目で模様が繋がることはないというのも違いとして覚えておくと良いでしょう。

訪問着をできるだけ高く売るポイント

訪問着はいくつかのポイントをおさえることで、そのまま売るよりぐっと査定価格が高くなることがあります。売却の際には次のことを意識しましょう。

証紙がある場合は忘れずに

まず、重要なのが証紙です。有名作家の手がけた訪問着や、伝統工芸品を使って作られた訪問着には必ず証紙が付属します。

証紙があるかないかで査定額が変わるため、軽視せず、家の中を探してでもセットにして査定に出しましょう。

もともと証紙がない品については査定額に影響しませんが、証紙があるはずの品に証紙がついていないと、マイナス査定の原因になります。

帯や小物とセットにする

帯や小物などが一緒にある場合は、できるだけセットにして売却しましょう。訪問着の購入者は、それに合う帯や半衿などもまとめて購入する場合が多くあります。買取店もまとめ売りを歓迎してくれるでしょう。

帯や小物の合わせ方で格が変わる
訪問着はセミフォーマルのため、正式な場では格を求められるのが普通です。また、訪問着に合わせる帯や小物も、紋や形などで格が変わります。そのため、あらかじめ同じ格の小物がセットになっていた方が購入者にとって親切で、査定価格も高くなります。

保存状態に気を付ける

着物は非常にダメージを受けやすいため、まったく着ないままでも買取できない状態にまで経年劣化してしまうことがよくあります。次のようなことを意識して保管しましょう。

なるべく早めに売却する

訪問着はできるだけ早めに売却しましょう。着物は劣化しやすいため、劣化しないうちに売ることで高額査定が期待できます。購入から10年以内には売却することをおすすめします。

また、現代ではどうしても洋装を好む人が多く、訪問着を着る人は少なくなっています。

あまり長く眠らせておくと、売りたいと思ったときには需要が少なくなり査定価格が落ちている可能性も考えられるため、早めに売るのがおすすめです。

実績豊富な買取専門店へ持ち込む

訪問着や浴衣など、あらゆる着物の買い取り先としては、実績のある買取専門店に依頼するのがおすすめです。

買取専門店には着物に詳しい査定員が在籍するため、訪問着を正しい価値で査定してくれます。

また、買取専門店は高く買い取り、高く売るノウハウを持っているため、他の店舗より買取価格そのものが良いことが多いです。

まとめて何点も売った場合、まとめ売りによるボーナス査定がつくこともあります。店頭への持ち込みなら、すぐにお金に替えられるのもポイントです。まずは、着物買取に長けた買取専門店に査定を依頼しましょう。

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着物バイヤー
平野 利記

鑑定士として約9年。
創業初めから事業に携わり、これまで鑑定してきた物は多岐に渡る。
現在は全店舗からの買取価格の確認を受け、相場を解答する相場確認者を担うほど、品物の価値・市場価格を熟知しております。

数ある取り扱い商材の中でも、特に「着物」の査定数は圧倒的。
作家着物をはじめ和装小物まで幅広いカテゴリの知識を有しております。
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