腕時計は一般的に、発売されてから時間がそこまで経っていない方が買取価格が高くなります。
しかし、アンティーク価値が認められるブランドは例外です。良い状態が保たれていれば、古い時計の方が価値が上がることもあります。
「キングセイコー」もそのようなブランドの一つ。この記事ではキングセイコーの腕時計の買取事情について紹介します。
キングセイコー(KING SEIKO)の買取相場一覧表
ここではキングセイコーの腕時計の中でも特に高値での買取が期待されるモデルをいくつか紹介していきます。
このリストの中に手放す予定の腕時計があれば、ぜひ買取専門店への査定依頼を検討してください。
▼キングセイコーの買取相場一覧表
商品名 | 買取相場 |
---|---|
キングセイコー 5856-7030 | 30,000~50,000円 |
キングセイコー 5625-6000 | 4,000~8,000円 |
キングセイコー 5626-7000 | 15,000~20,000円 |
キングセイコー 5625-7110 | 10,000~15,000円 |
キングセイコーは発売されてから時間が立ちますが、アンティークとしての価値が認められているため、比較的買取価格は安定しています。
ただ、腕時計の状態によっては買取価格が下げられてしまうこともあるので注意してください。
キングセイコーとグランドセイコーの違い
「キングセイコー」と「グランドセイコー」はよく比較される腕時計ですが、どちらも買取価格が高額なことが知られています。
両者はルックスや発売時期が似ているため、それぞれの違いを理解することが大切です。
キングセイコーの買取相場平均値
キングセイコーは1960-70年代に発売された腕時計で、アンティークとしての価値が認められているため、保存状態が良ければ高値での買取が期待されます。
キングセイコーの腕時計は3,000~60,000円程度で取引されていて、モデルごとに大きな差が出ます。
例えば、「キングセイコー 5856-7030」なら、40,000円前後で買取されていますが、「キングセイコー 5625-6000」では、6,000円前後となります。
グランドセイコーの買取相場平均値
グランドセイコーもキングセイコーのと同様にアンティークとしての価値が認められる腕時計のため、状態が良ければ高値での買取が期待できます。
グランドセイコーの買取相場は30,000~500,000円程度で取引されていますが、保存状態が悪ければ減額の対象となってしまうでしょう。
グランドセイコーのなかでもソーラー式のものは故障しやすいため買取価格が抑えられがちですが、自動巻きのものは高い評価になりやすい特徴があります。
中古や故障品でも買取可能?キングセイコーの買取基準
次は、キングセイコーの買取基準について腕時計の状態別に紹介しています。
中古や年式の古い時計
キングセイコーの腕時計は前述の通り、アンティーク的な価値が認められているブランドです。
そのため、中古であったり古い年代であったりしても、それだけですぐ買取不可となってしまうことはほとんどありません。
むしろ腕時計の状態が良ければ、アンティーク価値が認められているだけに高値で買取してもらえる可能性があります。
故障や動作不能の時計
動作不良の腕時計はキングセイコーであったとしても査定額が下がってしまいますが、その下がり幅は動作不良の原因にによって異なります。
軽微な故障による動作不良であれば、簡単に修理を行うことができるため、減額幅は小さくなるでしょう。
しかし、自社で修理できない規模の故障であれば、残念ながら減額幅が大きくなります。場合によっては買取不可とされてしまう可能性もあります。
キズや汚れがある
長い間腕時計を使っていると、思わぬところでキズが付いてしまったり、汚れが付着したりしてしまいます。
キズや汚れ程度であればキングセイコーの腕時計なら買取自体はOKですが、美品の状態よりは買取価格を下げられてしまうでしょう。
キングセイコーに限らず、腕時計を買取に出す前には簡単に汚れを落とすなどの簡易的なメンテナンスを行いましょう。
保証書や付属品がない
キングセイコーなどの一流ブランドの腕時計を購入した際は、保証書や外箱の付属品がセットになっています。
特に高値で取引されている腕時計の場合、偽物も流通しているため、保証書があると高く評価されるでしょう。
しかし、保証書が無いからと言って、それだけで買取不可とされてしまうことはほとんどありません。
仮に保証書が無かったとしても、まずは買取査定に出してみましょう。
キングセイコーの腕時計を高値で売却するポイント
キングセイコーの腕時計をできるだけ高値で買取してもらうためには、いくつかのコツを理解しておくことが重要です。
ここではキングセイコーの腕時計を少しでも高く買取してもらうためのポイントを紹介します。
購入時の付属品をセットにする
キングセイコーの腕時計を購入したら、外箱や保証書、説明書などの付属品が付いてきますが、もしそれらがまだ残っているのであれば、セットで査定に出しましょう。
特にキングセイコーなどのハイブランドの腕時計は偽物が出回っているため、本物であることを証明できる保証書があると高値での買取が期待できます。
最適なタイミングをつかむ
キングセイコーの腕時計を少しでも高く買取してもらいたいのであれば、適切な査定タイミングを掴むことが重要です。
検索することで簡単にキングセイコーの腕時計の価格推移を調べることができるので、取引価格が高いタイミングを狙って売却しましょう。
メンテナンスを行う
キングセイコーに限らず、腕時計を査定に出すのであれば、少しでも状態が良いものの方が買取査定額は高くなるでしょう。
柔らかい布で汚れを拭き取る、細かい部分の汚れを歯ブラシなどで掻き出すなどの簡易的なメンテナンスはぜひ行ってください。
細かい傷や黒ずみがある場合はコンパウンドで磨くのも良いですが、自己流のメンテナンスが不安ならそのままでもかまいません。
キングセイコーを売る際の買取店の選び方
最後にキングセイコーの腕時計を査定に出そうと考えている方のために、買取店の選び方について紹介していきます。同じキングセイコーの腕時計であっても、買取店の選び方によっては買取査定額に大きな差が生まれてしまいます。
買取方法の違いで選ぶ
キングセイコーの腕時計を買取査定に出す際は、買取専門店の利用をおすすめします。
腕時計の買取を得意としている買取専門店であれば、腕時計の買取に関してノウハウが蓄積されているため、高値での買取が期待できます。
大切な腕時計を手放すのであれば、買取専門店を利用して、納得の行く査定をしてもらいましょう。
買取実績を見て選ぶ
キングセイコーの腕時計を買取査定に出すにあたって、買取専門店の買取実績も重要なポイントとなります。
たとえば、買取専門店でもキングセイコーの買取実績に乏しければ、買取額を適切に付けてくれないかもしれません。
買取実績が多いということは、その商品に対して得意分野であることの証明だということを覚えておきましょう。
豊富な商品を扱っている店舗を選ぶ
キングセイコーの腕時計を買取に出すときには、「豊富な商品を取り扱っている」買取専門店を選びましょう。
豊富な商品を取り扱っている買取専門店であれば、それだけ豊富な知識を身に着けたスタッフが在籍している可能性があります。
腕時計の買取査定額は、スタッフがどれだけ対象商品に対する知識を持っているかが鍵になります。
なるべく「輸送保険」に加入する店舗を選ぶ
キングセイコーの腕時計を買取して貰う場合、お店が遠方にあるのであれば宅配買取を選ぶ方もいるでしょう。
しかし、その場合は輸送中に事故に遭ってしまい、大切な腕時計が壊れてしまう可能性があります。
そのような事故が発生したとしても、輸送保険に加入していたのであれば、被害額に対して補償を受けることができます。
また、宅配買取に不安を感じるのであれば、出張買取に対応している業者を選ぶのも一つの手と言えるでしょう。