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更新日
2021.08.16.

茶碗の買取相場、有名作家の価格を解説

自宅を整理していたら、なんだか高そうな茶碗が出てきた。そのような経験をした方もいるのではないでしょうか。

ここでは不要になった茶碗を買取してもらおうと考えている方のために、茶碗を高値で買取してもらうためのポイントや、人気のある茶碗を紹介します。

少しでも茶碗を高値で買い取ってもらいたい方の参考になれば幸いです。

茶碗の買取相場一覧表

茶碗と一言で言っても、どの年代に作られたのか、どこで作られたかによって、その価値は大きく変わります。ここでは人気のある茶碗の買取価格について表で紹介していきます。

茶会用の茶碗

茶碗の中でも茶会用の茶碗は高値で買い取ってもらえる傾向にあります。

以下に特に人気のある茶碗の買取価格をまとめました。

▼茶会用茶碗の買取相場一覧表

名称 買取相場
北大路魯山人「志野茶碗」 150~200万円
北大路魯山人「粉引汲出茶碗」 100~130万円
十五代楽吉左衛門「白楽茶碗 曙」 180~220万円
永楽即全 雪牡丹茶碗 5~8万円
坂倉新兵衛 萩茶碗 1~2万円

茶碗は特に有名作家が手掛けたものだと、一気に買取価格が跳ね上がります。

そのような茶碗を買取に出すのであれば、鑑定書に加え、共箱などをセットにして査定を申し込みましょう。

稽古用の茶碗

茶会用の茶碗の他に稽古用の茶碗がありますが、それらは大量生産されたため希少性が薄く、買取してもらうことは難しいでしょう。

それでも買取してもらいたいのであれば、ネットオークションやフリマアプリで処分するか、リサイクルショップに引き取ってもらうなどの方法があります。

練習用の茶碗は美術的価値がほとんどないとされています。

買取相場の高い人気の茶碗

茶碗の中でも特に買取相場の高い人気の茶碗について、買取相場も交えて解説していきます。

曜変天目茶碗

茶碗の中でも最上級と言われているのが「曜変天目茶碗」で、室町時代に制作されたものです。

室町時代は中国からさまざまな茶碗が持ち込まれましたが、数ある茶碗の中でも曜変天目茶碗は最高峰の逸品であり、日本では3点しか現存していないため、大変貴重です。

希少性が非常に高い茶碗のため、買取価格は非常に高値がつくことが予想されます。

阿ヶ津き茶碗(川喜田半泥子)

日本の陶芸家であり実業家でもあった川喜田半泥子が手掛けた「阿ヶ津き茶碗」も高値での買取が期待できる茶碗の一つです。

川喜田半泥子は豊富な財力をもって、後進の支援にも力を入れたことで知られ、後に人間国宝に認定される陶芸家を何人もサポートしました。

「阿ヶ津き茶碗」は美品の状態であれば、300~400万円程度で買取されます。

高取筒茶碗(小堀宗)

小堀宗が手掛けた「高取筒茶碗」も高値で買取される茶碗の一つであり、200~250万円程度での買取が期待できます。

高値で買取されるような茶碗を査定に出すのであれば、ぜひ鑑定書や保証書をセットにして査定に出してください。

また、共箱や仕覆(道具を入れる袋)なども合わせて査定に出すと、最高ランクの査定額が期待できます。

萩焼茶碗(三輪休雪)

三輪休雪が手掛けた萩焼茶碗も高値で買取される茶碗の一つであり、状態が多少悪いものでも5万円前後で買取してもらえます。

状態が良ければ数十万円に買取価格が跳ね上がるため、茶碗はできるだけ良好な状態を保つべきでしょう。

三輪休雪は世襲制ですが、11代三輪休雪が制作した茶碗は特に人気があり、品物によっては100万円以上の値が付くこともあります。

有田焼茶碗(十三代酒井田柿右衛門)

有田焼の作家の中でも特に高名なのが酒井田柿右衛門で、こちらも世襲制のため、現在は十五代目が制作に励んでいます。

わずかな欠けが見られる茶碗であっても、10万円前後で買取されるケースもあります。

ただ、酒井田柿右衛門本人が手掛けたものではなく、柿右衛門工房が制作したものもあるので、詳細が分からない茶碗は一度査定に出してみると良いでしょう。

志野茶碗(荒川豊蔵)

人間国宝に認定された荒川豊蔵が手掛けた志野茶碗は、5万円前後で買取されることが多いですが、特に優れたものであれば、100万円程度で買い取られることもあります。

基本的に展覧会に出品されるような茶碗や、鑑定済みの茶碗であれば買取価格は高くなりますが、共箱などが欠品していて詳しいことがわからない茶碗は査定額が下がります。

茶碗の査定ポイント

ここでは、茶碗のどのようなポイントが査定につながるのか、また、買取の基準についてチェックしていきます。

産地

茶碗がどこで制作されたかというのは特に重要なポイントで、日本にも有名な産地が数多くあります。高額査定に繋がる産地を簡単に紹介します。

有田焼

佐賀県の有田町とその周辺で制作されているのが有田焼で、白磁をベースに、赤色や藍色で彩られているのが特徴です。

日本で初めて磁器が制作された町として知られているのが有田町で、特に江戸時代に制作された「古伊万里」は高値で取引されます。

萩焼

山口県萩市で制作されている伝統工芸品の萩焼は、浸透性が高いため、使えば使うほど味が出てくることで知られています。

萩焼のデザイン上の特徴は、「素朴」の一言で表され、藍色や紅色を使った有田焼とは対極的です。

益子焼

有田焼や萩焼と並んで茶碗の有名な産地として知られているのが「益子焼」です。

益子焼のルーツは古く、江戸時代に遡ります。

益子や江戸にも近いことがあり、生産量も徐々に増え、益子は焼き物の町として広く知られるようになりました。

作家の知名度

その他に茶碗の価値を決定づけるのが、「作家の知名度」です。

特に有名で人気のある作家が手掛けた茶碗は、驚くような高値で取引されることがあります。

そのような茶碗を買取査定に出す時は、鑑定書を添えましょう。

鑑定書が無くても買取自体はしてもらえますが、合わせて査定に出すことでより高値で買取してもらえます。

希少価値

これは茶碗に限ったことではありませんが、希少性の高いものは買取価格が高くなる傾向にあります。

茶碗は古いものだと江戸時代に制作されたものがありますが、そのようなものは現存している数が少ないため、買取価格には期待できるでしょう。

特に江戸時代に制作された「古伊万里」、「初期伊万里」などは流通量が非常に少なく、希少価値が高いです。

付属品の有無

茶碗は購入したときに外箱などが付属しますが、それをセットにして買取に出すことができれば買取価格はアップするでしょう。

特に有名作家が手掛けた茶碗であれば、保証書や鑑定書も合わせて査定に出すことによって、高値での買取に期待が持てます。

外箱を始めとする付属品が無かったとしても買取自体はしてもらえますが、買取価格は下がってしまいます。

茶碗をできるだけ高く買い取ってもらうコツ

ここでは茶碗を買取専門店へ査定を出すときに意識したいポイントをいくつか紹介します。

箱や付属品をセットにする

茶碗を購入したときに外箱が付いてきたなら、ぜひそれも一緒に査定に出してください。

また、外箱以外には保証書や証明書が付いているケースがありますが、特に有名な作家が手掛けた茶碗であれば、保証書や証明書は特に重要な付属品となります。

仮に付属品が欠品していたとしても買取はしてもらえますが、買取価格は下がってしまうでしょう。

良好な状態で保存しておく

品物の保存状態が悪いと買取価格を下げられてしまうことがあります。茶碗はふとしたことで欠けてしまったり、ひびが入ってしまったりするので、可能であれば箱に入れて大切に保管しましょう。

また買取査定に出すのであれば、最低限のセルフクリーニングを行い、良好な状態を保ちましょう。

実績豊富な買取専門店がおすすめ

茶碗を買取に出す時は、どのお店に買取査定を出すか考えるわけですが、実績豊富な買取専門店への依頼をおすすめします。

茶碗の買取実績が豊富な買取専門店であれば、茶碗に対して豊富な知識を持ったスタッフが在籍しているため、適切な査定を行ってもらえるでしょう。

自宅周辺に買取専門店がないなら、出張査定に対応しているお店を利用するのがおすすめです。

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骨董品バイヤー
安彦 秀紀

鑑定士として約6年。月約50~70件の出張買取を担当。 まだ業界でも数少ない「骨董品」の買取を得意とする、全店舗の買取部の責任者。
趣味も「美術館巡り」と、プライベートでも鑑定士としての目を養い、古美術品の深みにはまっております。

現在は出張買取だけでなく、骨董品についての勉強会を定期的に実施し、スタッフの骨董品の鑑定力のレベルアップに向けて邁進中。
また骨董品のオークションの振り師の経験もあり古美術業界にも精通しております。
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