自宅を整理していたら昔のソフビが大量に出てきて、希少な品として買い取ってもらえないか売る場を探している人は多いのではないでしょうか?
ここではソフビを少しでも高く買取してもらうためのコツや、高値での買取が期待できるソフビについて紹介します。
ソフビを売ろうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
ソフビ(ソフト塩化ビニール)人形の買取相場一覧表
ここでは代表的なソフビ人形の中でも特に買取価格が高いものをいくつか紹介していきます。
▼ソフビ(ソフト塩化ビニール)人形の買取相場一覧表
商品名 | 買取相場 |
---|---|
東宝30cmシリーズ ゴジラ(1954) 初代ゴジラ 電車咥えver. 完成品 フィギュア エクスプラス |
8,000~12,000円 |
スーパージャンボマシンダー 百獣王ゴライオン |
250,000~300,000円 |
ジャンボマシンダー ゲッター2 | 80,000~100,000円 |
メガソフビキット 仮面ライダー旧1号 | 8,000~12,000円 |
RAH1号ソフビ | 10,000円~15,000円 |
買取価格はソフビの状態によって大きく変動してしまいます。
少しでも高く買取してもらいたいのであれば、ホコリを軽く落とすなどのセルフメンテナンスをしておきましょう。
過剰なメンテナンスはソフビの状態を悪化させてしまうかもしれないので注意してください。
高額査定につながりやすいレアなソフビシリーズ
ここではソフビ人形の中でも特に高値で買取してもらえる可能性が高いものをいくつか紹介します。
ウルトラマンシリーズ
ソフビ人形の中でも代表的な存在なのが「ウルトラマン」のソフビでしょう。
ソフビブームを牽引したシリーズであると言っても過言ではないウルトラマンのソフビには、さまざまな種類のものがあります。
特に高値での買取が期待されるのが「CCP」のウルトラマンソフビ(限定版)で、個数限定で発売されていたため、希少性が高いことが特徴です。
CCPと並んで人気があるメーカーが「エクスプラス」で、同社のソフビは精巧な作りに定評があります。
ウルトラ怪獣シリーズ
マルサン商店が1966年に初めて「ウルトラQ」の怪獣ソフビを発売してから、ウルトラ怪獣シリーズのソフビがさまざまなメーカーから発売されるようになりました。
マルサンとその後継であるブルマァクは、怪獣シリーズに力を入れ、ブルマァクは今までワンサイズだった怪獣シリーズに対して、さまざまなサイズ展開を行いました。
その後怪獣ソフビは「ポピー」「バンダイ」が開発・販売を行いますが、発売からかなり時間が経った「マルサン」、「ブルマァク」のソフビは希少性が高くなっています。
ゴジラシリーズ
1954年の特撮怪獣映画「ゴジラ」。ゴジラは子供から大人まで人気を集め、関連商品であるソフビ人形は現在では高値で取引されています。
特に「東宝30cmシリーズ ゴジラ(1954) 初代ゴジラ 電車咥えver. 完成品 フィギュア エクスプラス」は1万円以上で買取されるケースもあります。
エクスプラス以外では「ブルマァク」が製造しているソフビも高く評価され、査定金額に期待が持てます。
ジャンボマシンダーシリーズ
「ポピー」(現在のバンダイボーイズトイ事業部)から「無敵の王者」というキャッチコピーで販売されていたのが「ジャンボマシンダー」シリーズです。
中でも「スーパージャンボマシンダー 百獣王ゴライオン」は、300,000円程度で買取されることもあります。その他にも「ジャンボマシンダー ゲッター2」は100,000円程度の値がつくので、自宅でそれらのソフビが眠っているなら買取査定に出すことも検討してみましょう。
ライダーヒーローシリーズ
「仮面ライダー」のソフビも高値で買取される商品の一つです。
海洋堂が手掛けた「メガソフビキット」(仮面ライダー旧1号)の場合、1万円前後で買取されます。
「RAH1号ソフビ」も仮面ライダーシリーズの中では高値で取引されるアイテムで、15,000円程度で買取されています。
高値で買い取ってもらえるソフビ人形の特徴
ソフビ人形と一言で言っても、実にさまざまなものがあります。ここでは高値での買取が期待できるソフビ人形の特徴について紹介していきます。
ブーム初期に製作されたソフビ
ソフビの中でも特に高値で取引されているのが「マルサン」と「ブルマァク」の商品です。
日本におけるソフビ人形のブームは昭和40年頃から始まりましたが、初めてソフビ怪獣を販売したのが株式会社マルサン商店でした。
マルサン商店は「ウルトラQ」、「ウルトラマン」の怪獣ソフビをリリースし、当時のブームの火付け役となりました。
マルサン商店は残念ながらその後倒産してしまいますが、マルサン商店の関係者が立ち上げたのが「ブルマァク」です。
1970年に放映された「ウルトラファイト」に関するキャンペーンを展開することにより、ブーム再燃のきっかけを作りました。
希少性の高いソフビ
特に希少性の高いものは高値で取引される傾向があります。希少性が高いソフビの例として、少数生産、もしくは限定生産されたものが挙げられますが、それ以外には製造元が倒産したソフビなどもプレミア価格が付くでしょう。
希少性が高いもので、なおかつ保存状態が良ければ驚くほどの値段が付く可能性があります。
本体の状態がよいもの
ソフビ人形は製造年代が古いこともあり、現存しているものの中にはかなりの劣化が認められるものがあります。
ソフビ人形は環境による劣化が激しいため、適切な保存状態を保つことが重要です。そのため良好な状態をキープしているものであれば買取価格はグッと上がります。
特に未開封品の場合、一気に買取価格がアップすることもあります。
ソフビ人形をできるだけ高く買い取ってもらうコツ
ここではソフビ人形のコレクションを買い取ってもらうためのコツをいくつか紹介します。
未開封のフィギュアはそのまま売却する
ソフビ人形を始めとするフィギュアは、開封品と未開封品では買取価格に大きく差が出るため、未開封品は基本的にそのまま査定に出しましょう。
未開封品か開封品かの判断はシビアなところもあるので、開封する予定がないソフビ人形なら、そのまま保存しておくことをおすすめします。
昔に販売されたソフビ人形は、特に希少価値があるので未開封であればプレミアがつく可能性があります。
付属品を揃える
ソフビの付属品が残っているならセットで買取査定に出しましょう。ソフビ人形の場合、外箱などが付属品として付属します。
外箱は特にある場合と無い場合で買取価格に大きな差が現れます。外箱以外には説明書やシールなどの付属品が付いてくることがあるので、可能であればそれらも合わせて持ち込みましょう。
保管方法に気を付ける
ソフビ人形は保存状態によって著しく劣化してしまうので、保存の方法には気をつけなければいけません。
ソフビ人形にとっての大敵は直射日光で、当たり続けると変色してしまう可能性があります。
また、高温の環境だとソフビ人形は変形してしまうので、基本的に長期間の保存を考えているなら、直射日光が当たらない、涼しい場所に飾っておきましょう。
簡易的に清掃を行う
ソフビ人形は柔らかい素材でできているので、長年所持していると傷が付いたり、退色したりすることがあります。
しかし、その傷を無理やり埋めようとしたり、着色しようとしたりすれば、ソフビ人形のコンディションはさらに悪くなってしまう可能性があります。
買取査定に出す前は軽くホコリを落とす程度にとどめておきましょう。
実績豊富な買取店に依頼する
最後にソフビ人形を高値で買取してもらうために意識したいのが、どのお店に買取査定を依頼するかです。
ソフビ人形を買取査定に出すのであれば、基本的に買取実績が豊富なお店に依頼することをおすすめします。
ホビー関係の知識が豊富なスタッフが在籍しているので、安心して買取査定を依頼できるでしょう。