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更新日
2022.11.30.

浮世絵の買取相場はいくら?高額査定につながる人気作家や売却方法を紹介

「浮世絵を譲り受けたものの、扱いに困っている」「浮世絵をコレクションする予定がないので、買い取ってもらいたい」こうお悩みの人はいませんか?

浮世絵の買取価格はさまざまで、売りたい浮世絵があっても相場を調べることは大変です。そこで、浮世絵のなかから有名作家の買取相場の情報をまとめました。

あわせて浮世絵の買取査定のポイントも紹介するので、少しでも高い価格がつきそうかチェックしてみてください。

浮世絵の買取相場

浮世絵の代表的な作家ごとに、人気作品や高価買取を期待できる作品を一覧表にしました。手元にある浮世絵の作品であてはまるものはないか、チェックしてみましょう。

▼浮世絵買取相場一覧表

品名 買取相場
アダチ版画研究所 広重 富士三十六景 37枚揃 手摺 25,000~50,000円
歌川国芳 源頼光四天王土蜘蛛退治之図 山本平吉版3枚1組 370,000円前後
歌川国貞 浅草寺の年の市 200,000~245,000円
三代目 歌川豊国 偐紫田舎源氏 全38編揃い 280,000円前後
歌川豊国 児雷也豪傑譚話 大判三枚続 112,000円前後
葛飾北斎 富嶽三十六景 木版画 30,000~150,000円
葛飾北斎 赤不二之図 絹本着色 額装 1,200,000円前後
東洲斎写楽 役者絵 版画 六図揃い 210,000円前後
喜多川歌麿 美人浮世絵 30,000~60,000円
喜多川歌麿 虫えらみ 全15枚揃 20,000~36,000円

高額買取が期待できる浮世絵の作家

江戸時代にさかんに描かれた浮世絵は大衆文化として広まり、現在では国内外にコレクターがいます。

もし集めたり飾ったりする予定のない浮世絵があれば、売却すると欲しいコレクターのもとへ届くでしょう。豊富な浮世絵作家の中から、高額買取を期待できる作家を紹介します。

歌川広重

歌川広重は透視図法を取り入れたたくみな画面構成と、遠近の対比を使って描いた名所絵は、海外でも人気です。

四季折々に変化する景色とそこで生活する人々を描き、日本の美しい自然を再現した作品が特徴です。版画や肉筆画を多数残した歌川広重は、ゴッホやモネなど西洋画家にも影響を与えました。

「富士三十六景 37枚揃 手摺」の買取相場は、25,000~50,000円程度。希少価値の高い浮世絵になると100,000円を超える可能性があります。

歌川国芳

歌川国芳は広重と同じ時期に活躍した浮世絵師のひとりで、水滸伝シリーズで有名になり人気を得ました。

歌川国芳の豪胆で奇抜な性格により発表した「源頼光四天王土蜘蛛退治之図」は、風刺画であり幕府からよく思われなかったものの、庶民からは指示されました。

「 源頼光四天王土蜘蛛退治之図」山本平吉版3枚1組」は、370,000円前後の買取価格がついています。歌川国芳は他にも政権を風刺する作品を多数発表しました。

歌川国貞

歌川国貞は美人画や役者画で有名な浮世絵師で、安定した工房のおかげで大量の作品を出版しました。

活動期間も長く、生涯で残した浮世絵の数は最も多いとされています。現代ではそれほど知名度の高くない浮世絵師ですが、当時は最もメジャーだったといえます。

国貞は残した作品数が多いため、買取り額が1,000円を切る作品もあります。ただ「浅草寺の年の市」は370,000円前後の買取価格がつくように、希少価値のある作品も存在します。

歌川豊国

歌川豊国は人形師の子で、幼少期から芸術に触れて育ちました。1794年発表の「役者舞台之姿絵」で有名になり、版本の挿絵制作に精力的に取り組んで、多くの作品を残しました。

流行に敏感な歌川豊国は当時の流行を積極的に取り入れています。歌川豊国の浮世絵の中でも「偐紫田舎源氏 全38編揃い」は、280,000円前後の高値がついており、作品数が多いため100,000円以内の作品も多いですが、希少価値の高いものもあります。

葛飾北斎

葛飾北斎は誰もが知る浮世絵師で世界的にも功績を認められ、国内外の多くの芸術家に影響を与えました。

変わり者の葛飾北斎はさまざまな人物とトラブルを起こしましたが、絵画にかける情熱は本物で、名所絵・美人画・花鳥画などを描き上げました。

葛飾北斎の「富嶽三十六景 木版画」は、30,000~150,000円ほどの買取価格がついており、「赤不二之図 絹本着色 額装」は1,200,000円前後と高価買取を期待できます。

東洲斎写楽

東洲斎写楽は出自や経歴も全て不明のままデビューし、わずか10ヵ月で145点ほどの作品を残して消えた浮世絵師です。

写楽は役者をデフォルメして描いた大首絵で、他の絵師による役者絵とははっきりと異なる作風が、江戸の人々の間では賛否両論ありました。

前期と後期で作風が全く違うため別人と言われるほどで、前期の方が高く評価されています。

「役者絵 版画 六図揃い」の買取相場は210,000円前後と高値がついており、写楽の作品は50,000円前後の買取価格が多いものの偽物も出回っており、値がつかない場合もあります。

喜多川歌麿

喜多川歌麿は美人画の第一人者で、官能的で写実的な美人画が特徴ですが、幕府から風紀取り締まりの処分を受けることもありました。

狩野派に師事し喜多川派の祖となった歌麿の代表作には、「ポッピン(ビロード)を吹く女」や「江戸高名美人」などがあり、庶民の人気を集めました。

「美人浮世絵」は30,000~60,000円程度、「虫えらみ 全15枚揃」は20,000~36,000円程度の買取価格がついており、歌麿の浮世絵は100,000~300,000円の買取額になることも少なくありません。

これまでに数千万円で落札された例もあり、歌麿の浮世絵は高値がつくことを期待できます。

浮世絵の査定ポイント

手元にある浮世絵を少しでも高く売りたいときは、査定ポイントを頭に入れましょう。査定ポイントをひとつでも多くクリアすると、高額での買取が期待できます。

作家名

有名作家ほど高額査定を期待でき、状態がよければさらに高価買取の可能性があります。

先に紹介した有名作家はもちろん、無名作家でも買取自体は可能なことがあるため、まずは処分せずに査定へ出しましょう。

初摺りと後摺り

初摺りとは初めに摺った浮世絵版画のことです。後摺りよりも質と出来栄えの点で優れているとされ、初摺りの方が色の濃淡・グラデーション・細部の表現などが鮮明です。

人気の浮世絵は重版し増産され、これが後摺りになり、スピードを重視するために細かい部分を省略したり色を減らしたりします。

そのため初摺りの浮世絵の方は価値が高く、買取額にも期待できるでしょう

鑑定士の目利き力

適切な買取価格を出す鑑定士のいるところへ、査定に出しましょう。浮世絵の知識が豊富で確かな鑑定経験のある鑑定士が見ると、本当の価値にもとづいた買取価格を提示します。

実は高価買取されるはずの浮世絵が数千円で買い取られることを防ぐため、査定に出す店の鑑定士の目利き力をあらかじめ確かめましょう。

作品の保存状態

作品の状態は買取価格を大きく左右するため、虫食いや破れなどが目立つ作品は有名なものでも大幅減額の可能性があります。

浮世絵を保存するときは、奉書紙にはさんで直射日光を避けて保存しましょう。浮世絵の紙は吸湿性が高く状態が悪くなりやすいので、保存の仕方が浮世絵の価値に影響します。

付属品の有無

浮世絵を購入したときについていた鑑定書・保証書・箱・額縁などの付属品は、浮世絵と一緒に買取査定に出しましょう。浮世絵の中には偽物があり、付属品がそろっていると査定がスムーズです。

付属品がある浮世絵は価値の高さをアピールできることからも、付属品は忘れずに査定へ出しましょう。

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切手バイヤー
安達 淳

鑑定士として約8年。
現在では新入社員の教育、スーパーのスペースを借り買取を行う催事買取を担当。
歴史の背景に沿いながら正しく物を鑑みることができるスタッフの育成にも携わっております。

お客様の大切にされていた物の歴史を遡り物の市場価値を判別するだけでなく、お客様の気持ちまでその時代に戻してくれるような接客が、老若男女問わず好評で顧客様を多く抱えるスタッフの1人。

バブル時代の日本人の流行の象徴でもある「切手」には特に精通しており、日本の切手はもちろんのこと、海外の切手まで幅広い知識を持っております。
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