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更新日
2022.12.25.

大山忠作(絵画)の買取相場はいくら?代表作品や査定ポイントを紹介

「実家から絵画が見つかったがどうすればいいのかわからない」

「絵画の価値がわからなくて処分に困る」

そんな経験を持つ人は決して少なくありません。絵画は真贋の見極めも難しく、値付けには経験と知識が求められます。

絵画が手元にあるものの、どういった来歴のものなのか、どこで買取しているかと悩む人も多いでしょう。そこで今回は、日本を代表する画家のひとり、大山忠作による作品について解説しています。

どういった作品を残しているのか、どれだけの価値があるのかをまとめているので売却を検討している人は参考にしてください。

大山忠作の作品の買取相場

作品名 買取相場
双鯉 250,000~300,000円
洋上旭 200,000~250,000円
花菖蒲 200,000~250,000円
游鯉 100,000~200,000円

大山忠作は、生涯にわたって作品を描き続けました。残された作品は今でも多くの愛好家によって高値で取り引きされています。

ファンが多い大山忠作作品は総じて高額で取引されますが、中でも高値がつきやすいのは、鯉や紅葉桜、富士を題材にした作品です。

しかし、絵画の価値は保存状態や市場での価格変動によっても変わってきます。

詳しい買取価格を知りたいときには、絵画に専門性を持つ買取専門店に依頼することをおすすめします。

大山忠作の代表作品

大山忠作は、1922年に福島県に生まれ日本画家を志して東京美術学校に入学しました。しかし、学徒出陣のため東京美術学校を繰り上げ卒業となり、戦地に赴きました。戦後には再び日本画家を目指して、その才能が認められることになります。

第8回日展では「池畔に立つ」が特選・白寿賞・朝倉賞を受賞して大山忠作の代表作として知られるようになりました。さらに日展の会長や理事長を務め、2006年には文化勲章も受賞しています。

ここでは、大山忠作の代表作についてまとめています。

双鯉

大山忠作の作品と聞いて、まず鯉を思い出す人は多いでしょう。鯉は、大山忠作が好んでモチーフとした題材のひとつ。二匹の鯉が悠然と泳いでいる姿を描く双鯉は、大山忠作が得意としたものとも言われています。

双鯉は比較的多く残されているリトグラフで、買取相場は25万円から30万円程度です。

日本庭園の池を眺めているような趣がある双鯉は水面からもその雰囲気が伝わります。朱色や白、金色といったオーソドックスな色合わせで市場でも高い人気を誇る作品です。

遊鯉

大山忠作の描写テクニックは、多くの専門家からも高く評価されてきました。中でもその真価が発揮されているのが、花鳥や風景を描いた作品です。

優雅な日本庭園をそのまま切り取って閉じ込めたような静の美学が表現されています。

游鯉は、鯉の優美な曲線と、池からわかる日本の美的感覚を楽しめるリトグラフ。流通量も多く、買取相場は10万円~20万円です。

洋上旭

洋上旭は、大山忠作の作品の中でも傑作と名高い日本画です。朝の澄みきった空気と、旭の明るさのコントラストが印象的な作品で、水面の揺らぎや旭に染まる空が描かれています。

空と旭による構図はシンプルですが、見るものの目をひきつけます。

洋上旭はコレクターも多いため、20万円以上の高額買取も期待できるでしょう。

五百羅漢

五百羅漢は、羅漢と呼ばれる仏教世界の聖人を描いた作品です。1972年に発表された作品で、日本芸術院賞を受賞しています。

群青の色を基調として羅漢を静謐な世界観で描いています。

精緻に塗り分けた青は重層感があり、大山忠作の色彩センスをうかがい知ることができるでしょう。

池畔に立つ

湖畔に立つは、湖畔に立っている三人の裸婦をメインとする裸婦画です。

3人の裸婦は一見すると無個性に感じられるかもしれません。しかし、柔らかい身体の曲線美や表情は繊細なタッチで描き分けられ、見る人の目を奪います。

第8回の日展で特選に選出され、白寿賞と朝倉賞を受賞した作品で、大山忠作の代表作との呼び名も高い作品です。

朱富士

大山忠作の作品の中でも、高い人気を誇るのが富士を描いたものです。

霊峰富士の荘厳さを堪能できる朱富士は、大山忠作の日本画への熱量が感じられ、黄金を背景に朱く輝く富士は、荘厳で美しいだけでなく強い生命力が表現されています。

大山忠作の作品には富士を取り入れたものも多く、他にも鶴が描かれた「赤富士双鶴」等があります。

大山忠作の作品の査定ポイント

絵画を見るときに、まず画家が誰かを気にする人も多いかもしれません。しかし、絵画の価値や買取価格は画家だけでは決まりません。

同じように見える大山忠作の作品でも、買取価格は違います。大山忠作の作品の査定ポイントを紹介します。

描かれている風景や対象物

大山忠作は、王道的な日本画から宗教画、風景図のように多彩な作品を残しています。

数ある作品の中でも高値で取り引きされやすいのが、双鯉や紅葉桜といったモチーフが描かれている作品です。

鯉や自然を描いた作品は、どれもその空間を切り取って閉じ込めたような立体感、臨場感が特徴です。

大山忠作が残したこれらの作品は市場での需要が高いため、高値での買取が期待できます。

版画か直筆作品か

同じ大山忠作作品でも版画のものと直筆作品があります。直筆作品は大量に流通できないため希少性が高くなり、査定でも高く評価される可能性があります。

版画は流通量も多いため、水彩画などの1点ものの作品に比べると希少価値は低くなりやすくなっています。ただ、版画作品でも原画や1点ものの場合には、希少価値が非常に高くなるケースもあるでしょう。

版画はリトグラフとも呼ばれ、ひとつの原画から規定の枚数が刷られます。具体的には、限定200枚で刷るといった形です。

作品のサイズ

一概にはいえませんが、日本画の作品はサイズが大きくなるほど、買取価格が大きくなる傾向にあります。

これは、サイズが大きいほど作者が描き上げるために多大な労力を必要とするからです。

もともと大型の作品をあまり描くことがない日本画家の作品であれば、さらにその希少性から価値が上がると考えられます。

本物を証明する印

日本画の大家や有名な作家の作品であれば、買取価格も高額が期待できます。

しかし、有名な作家ほど偽物には注意しなければいけません。そのため、本物であることを証明する鑑定書や極書、鑑定シールがあることで、買取価格も高くなることがあります。

本物であると証明するためにも、絵画と一緒に出てきたものは全て買取査定に出すようにおすすめします。

ただし、贋作だったからといってまったく価値がないわけではありません。贋作でも手製の複製画であれば、高く評価されて買い取られることもあります。

作品の保存状態

大山忠作作品に限らず、価値のある作品や美術品でも保存状態が悪ければ高価買取は難しくなります

例えば、傷、ワレや汚れがあったり、カビが発生してしまったりした絵画は、買取価格は下がってしまいます。その反面、保存状態が良ければ作品本来の価値を反映した価格がつけられるでしょう。

特に古い作品になれば、保存状態が良い品は希少価値が高く、買取価格は上がります。

絵画にとって湿気と直射日光は大敵なので、日本画を保存する場合は、箱に入れて湿気の多い場所を避けて保管するようにしましょう。

付属品の有無

絵画には、作品を収納するための共箱や額縁、鑑定書や保証書が付属する場合もあります。これらの付属品が揃っている絵画は、そうでないものと比較して高値で買い取りされやすくなります。

特に有名作家の作品は贋作も出回っているため、本物であることを証明する材料である付属品は重要視される傾向です。

絵画を買取査定に出す場合には、絵画だけでなく付属品もすべてまとめたセットで査定に出すようにしてください。

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切手バイヤー
安達 淳

鑑定士として約8年。
現在では新入社員の教育、スーパーのスペースを借り買取を行う催事買取を担当。
歴史の背景に沿いながら正しく物を鑑みることができるスタッフの育成にも携わっております。

お客様の大切にされていた物の歴史を遡り物の市場価値を判別するだけでなく、お客様の気持ちまでその時代に戻してくれるような接客が、老若男女問わず好評で顧客様を多く抱えるスタッフの1人。

バブル時代の日本人の流行の象徴でもある「切手」には特に精通しており、日本の切手はもちろんのこと、海外の切手まで幅広い知識を持っております。
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