車の買い替えや新しいドライブレコーダーへ交換をする場合、売却を検討してみましょう。
中古のドライブレコーダーを買取店で売るには、事前に買取相場をチェックするのが重要です。
この記事では、ドライブレコーダーの買取価格をまとめました。あわせて高額買取されやすいドライブレコーダーの特徴や、買取額アップのコツも紹介します。
ドライブレコーダーの買取相場一覧表
中古ドライブレコーダーの買取相場一覧表を作成しました。
メーカー・商品名・型番にわけて紹介するため、売却したい商品がいくら程度か予想しましょう。
メーカー | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
トヨタ | 純正 マルチビュー バックガイドモニター アルファード | 08634-58170 | ~16,000円 |
パイオニア | – | VREC-DS800DC | ~23,000円 |
カロッツェリア | メモリーナビ ワンセグ | AVIC-RW302 | ~18,000円 |
セルスター | – | CS-61FH | ~9,000円 |
高価買取が期待できるドライブレコーダーの人気メーカー
数あるドライブレコーダーの中で人気のメーカーは高価買取を期待できます。
人気メーカーのおすすめドライブレコーダーごとに、特徴と買取相場を簡単に説明します。
ケンウッド(KENWOOD)
国産オーディオ御三家のひとつに数えられたケンウッドは、現在ドライブレコーダーやカーナビなど車関連が主力商品です。
1カメラタイプや2カメラタイプがあるほか、画質が特にすぐれており、他メーカーの同画質のドライブレコーダーより画質が良いといわれます。
ケンウッドのドライブレコーダーの買取相場は、4,000~14,000円程度です。
セルスター(CELLSTAR)
セルスターは、「日本製」「自社工場自社生産」「3年保証」の3つを大切にするメーカーです。
アフターサービス課を設置し、破損や壊れた製品の修理まで対応しています。
セルスターのドライブレコーダーは、4,000~16,000円ほどで買取されています。
コムテック(COMTEC)
コムテックは、ドライブレコーダーを扱うメーカーの中で最も有名です。
人気の高い製品は画像補正機能があり、夜間の撮影もナンバーまではっきり映る製品があります。
コムテックのドライブレコーダーの買取相場は、8,000円〜10,000円位です。
ユピテル(upiteru)
無線メーカーとして50年の歴史を持つメーカー、ユピテルのドライブレコーダーは性能の良さと種類の豊富さが特徴です。
無線通信技術が発展し、ユピテルのコア技術は映像技術と組み合わせてドライブレコーダーの管理サービスなども行っています。
ユピテルのドライブレコーダーは、6,000~19,000円程度で買い取られています。
アルパイン(ALPINE)
アルパインは、これまで自社カーナビと連動可能なドライブレコーダーが主流でしたが、現在は独立したタイプも販売しています。
ドライブレコーダーは韓国の大手メーカーであるTHINKWAREのOEM品で、品質が良いといわれます。
アルパインのドライブレコーダーは、~8,000円程度が買取相場です。
買取金額の高いドライブレコーダーの特徴
ドライブレコーダーの高価買取は、人気メーカー以外にもポイントがあります。
この章では査定額が上がりやすいドライブレコーダーの特徴を、簡単に説明します。
画質が200万画素(フルHD)以上
現在の主流のドライブレコーダーは200万画素以上のため、200万画素を超える画質の製品は高価買取の可能性があります。
ちなみに200万画素以上の製品は、前を走る車のナンバープレートまではっきり映る画質です。
少し前までは30万画素が主流のため、売りたいドライブレコーダーの画質がいくつかをチエックしましょう。
水平画角が108度以上
一般的なドライブレコーダーの水平画角より大きめの、108度以上のタイプは高額査定を期待できます。
より安全性を確保するには水平画角120度以上といわれ、より高値で売れるでしょう。
画角は対角・水平・垂直の3種類があり、中でも水平画角の角度が重要です。
左右への画角が大きいドライブレコーダーほど斜めの角度から衝突してきた車も映りやすく、中古市場でも人気があります。
前後撮影に対応したモデル
前後2個のカメラがセットになったドライブレコーダーは人気があり、高価買取をされやすい傾向です。
あおり運転や追突などの事故が起きた場合、前方後方のどちらも映像に残るため証拠になります。
前後撮影の可能なドライブレコーダーは、需要に合わせて各メーカーが力を入れて製造するため、高性能の機種が多くあります。
駐車監視機能付きの商品
駐車中の事故やいたずら対策として、駐車監視機能付きのドライブレコーダーは需要が高い商品です。
駐車中もドライブレコーダーで監視中とアピールすると、犯罪の抑止力になるため、監視機能の付いたドライブレコーダーは中古品も人気があります。
ドライブレコーダーを売る前に注意すべきポイント
ドライブレコーダーの売却では、査定へ出す前に注意するポイントがあります。
買取を断られず、できるだけ高く買い取られるために、ひとつでも多くのポイントをクリアしましょう。
慎重に取り外す
ハイスペックのドライブレコーダーを売るときほど、慎重に取り外しましょう。
取り外し作業中のミスで大きな傷がついた、動かなくなった場合は、買取不可の可能性が高いです。
ガラス面に取り付けたドライブレコーダーをきれいに外すには、ドライブレコーダーの電源を抜いたあと、ガラス面と接着面の間にへらを入れます。
取りにくければ、テープ剥がし液を付けた細い棒で液をしみこませます。10分ほど待つと剝がしやすくなるためヘラで剥がし、手でそっと外しましょう。
近い将来に車を売却しないか検討しておく
ドライブレコーダーを外して売ろうと考える車自体を、売却する予定がないか考えてみましょう。
車の査定額は、ドライブレコーダーがついたままの方が査定額アップを期待できます。
しかしハイスペックで定価が高額のドライブレコーダーは、取り外して売った方が高くなる場合もあります。
そのためドライブレコーダーを取り外して売るか、外さず車の総査定額アップを期待するか、どちらを選ぶと得になるか検討しましょう。
売却する前に動作確認を行う
しばらく使わなかったドライブレコーダーを売る場合、電源を入れて問題なく動くか動作確認をしてから売りましょう。
使えないドライブレコーダーは買取不可の可能性が高く、無駄足になるかもしれないためです。
動作確認と同時にドライブレコーダー内のSDカードを抜くか、初期化しておきましょう。
SDカードにはこれまで使った情報が記憶されており、個人情報が入っています。
悪用を防ぐためにも、初期化を忘れないことです。
ドライブレコーダーを高く売るコツ
ドライブレコーダーをできるだけ高く売るために、これからできる行動があります。
コツを押さえて、1円でも高い査定額を狙いましょう。
売りたいと思ったときに売る
ドライブレコーダーを売りたいときは、すぐに買取店へ査定に出しましょう。
ドライブレコーダーはトレンドが動きやすい製品のため、短期間で買取価格が変化します。
時間が経つほど査定額が下がりやすいため、迷うときは早めの売るかどうかの決断がおすすめです。
付属品を揃える
ドライブレコーダー購入時にそろっていた付属品をできるだけそろえると、高く売れやすいです。
配線や部品、取扱説明書などはもちろん、外箱まできれいな状態でそろえましょう。
購入時に外箱はすぐ処分しがちですが、売るときまでは倉庫での保管がおすすめです。
買取専門店で査定を依頼する
ドライブレコーダーの買取をする店舗は多数ありますが、中でも買取専門店へ持ち込みましょう。
そのときドライブレコーダー以外に、使わなくなった玩具や家電製品、アクセサリー、着物などもできるだけ集めて、まとめて査定を受けます。
買取専門店の場合、売る品数が多いと総査定額がアップする可能性があります。
引越しなど片付けたい物が多いときほど、買取専門店での売却はお得です。