買い替えや引越しなどの理由で、使わなくなった食洗器を処分するとき、「できれば買い取って欲しい」と考えることがあるのではないでしょうか。
食洗器はメーカーや種類がさまざまで相場の調査は大変と考える人に向けて、買取相場をまとめました。
自宅の食洗器のメーカーなどをチェックして、いくら位の値がつくか参考にしてください。
食洗器(食器洗い機)の買取相場
食洗器の買取価格は、メーカーや型番などあらゆる要素で変わります。
ここではそれぞれのメーカーの食洗器から、一部の買取相場を紹介します。
メーカー | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
パナソニック | NP-45〇〇〇〇 | 74,000~123,000円 |
三菱電機 | EW-45R〇〇 | 58,000~134,000円 |
リンナイ | RSW-404〇〇 | 57,000~79,000円 |
象印 | BW-GX40 | ~65,000円 |
東芝 | VD-B10S | ~5,000円 |
高額な買取額が期待できる食洗器の人気メーカー
中古食洗器を買取に出す時、以下の人気メーカーの場合は高額査定が期待できます。
各メーカーの特徴と買取相場を簡単に説明します。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックの一般的な食洗器の相場は、1,000~40,000円と金額の幅が大きくなっています。
人気のある機種では、33,000~58,000円と一般的な食洗器より高めの相場です。
食洗器の種類が豊富なパナソニックは定評があり、据え置きタイプは販売実績・人気ともに他メーカーより高めです。
三菱電機(MITSUBISHI)
三菱電機の食洗器はビルトインタイプがメインで、10年以上前の製品も買取された例があります。
一般的な食洗器と異なり、ビルトインタイプは製造から10年以内が買取対象のため、製造年数が10年未満の場合は4,000円程度での買取を期待できます。
三菱電機の食洗器の買取相場は、人気機種で30,000~62,000円ほどです。
リンナイ(Rinnai)
リンナイも三菱電機と同じく、ビルトインタイプの食洗器をメインに扱うメーカーです。
食洗器の最新機種は高額買取になりやすいですが、販売終了したリンナイの機種で20,000円を超える額がついた製品もあります。
リンナイの中古食洗器のうち、人気機種の相場は45,000~86,000円位です。
象印(ZOJIRUSHI)
象印は製品の基本性能の向上を大切にした商品開発を行っており、ニーズに合った機能の向上に取り組むメーカーです。
食洗器も同様に新発売する製品はニーズを叶えた仕様で、最新機種ほど人気があります。
象印の食洗器の中でも人気の「ミニでか食洗機」は、10年以上前の製品を含め3,000~3,500円ほどでの買取例がありました。
東芝(TOSHIBA)
国内最大手の半導体メーカーの東芝は、世界初や世界最小など唯一のものをつくり出してきた会社です。
現在食洗機の生産は終了しており、新しい東芝の食洗器は入手が難しい状態です。
それでも国内メーカーのため人気があり、古い機種であっても5,000円程度の値段がついています。
食洗器の査定ポイント
中古食洗器の買取を行う店舗では、複数のポイントをチェックし買取額を決めます。
ひとつでも多く査定ポイントをクリアすると、高額査定につながります。
メーカーやブランド
食洗器の査定額はメーカーやブランドでも変わり、国内の人気メーカーほど高く売れます。
人気の国内メーカーとは、パナソニック・三菱電機・リンナイ・東芝などで、年数の経った食洗器も値段がつく可能性があります。
機能
食洗器は、据え置きタイプとビルトインタイプにわかれます。
加えて3人用など、一度に洗える食器の量により買取価格が上下します。
小型より大型の食洗器が、据え置きよりもビルトインの食洗器の方が高価買取されやすいです。
サイズや種類
食洗器のサイズが大きいほど定価は高額のため、買取価格も高くなりがちです。
容量の小さい小型食洗器など定価の安い製品は、買取額が安いまたは買取不可の可能性もあります。
年式
中古家電製品の買取可能な年式は5年落ち以内といわれ、食洗器も同じです。
しかしビルトインタイプの食洗器は、製造から10年以上経つ製品でも売れた例があります。ビルトインタイプは古くても査定に出してみましょう。
事前に売ろうと思う店舗と連絡を取り、どのような状態の食洗器か確認してから出かけるとスムーズです。
商品の状態
売りたい食洗器が新品の状態に近いほど、高額査定の可能性があります。汚れやにおいのないきれいな状態の食洗器を、買取店へ持ち込みましょう。
問題なく動作し、故障していないこともポイントです。
付属品の有無
購入時には、食洗器本体以外にあらゆる付属品がついています。新品のときにそろっていた付属品も売るときには持っていきましょう。
付属品には以下のようなものがあります。
- 取り扱い説明書
- 購入店の印や購入日の入った保証書
- ホース類
- ホースバンド
使うとき不要な物は処分したくなりますが、売るときに備えて残しておきましょう。付
食洗器を高く売るためのコツ
使わなくなった食洗器を少しでも高く売るには、査定へ出す前に行うと良いコツがあります。
事前にコツを押さえた行動をして、食洗器をできるだけ高く買い取ってもらいましょう。
なるべく早めに売却する
食洗器を売ろうと決めたときは、できる限り早く査定に出しましょう。
製造から5年までが据え置き型食洗器の買取可能期間です。期限に近いほど買取価格は下がりやすくなるため、早めの売却をおすすめします。
ビルトイン型食洗器は製造から10年経つ前に売りましょう。
メンテナンスや掃除を行ってから売る
食洗器は清潔さが重要なため、できる限りきれいにして売りに出しましょう。
日頃からメンテナンスや掃除をこまめに行っておくと、きれいな状態を維持しやすくなります。
食洗器を売る前におすすめの掃除方法は、以下の方法があります。
- メーカー販売のクリーナーや市販のクエン酸で洗浄し、内側のにおいを取る
- キッチン用アルコールスプレーで油汚れやホコリを取り除く
- パッキン部分はキッチンペーパーで拭き取る
本体や付属品が傷つかない程度に優しく根気良く手入れします。
日頃のメンテナンス方法として、なるべく毎日、使用後に残菜フィルターを掃除しましょう。
また、黒カビや赤い汚れがついたときは、塩素系漂白剤を使い、こびりついた部分には塗って10分ほど置きましょう。(漂白剤の取扱説明書の使い方に従いましょう)
付属品を揃えた状態で売却する
付属品はひとつでも多くそろえ、購入時と同じまたは近い状態で査定に出しましょう。
購入者がスムーズに中古食洗器を使うためには付属品が必要で、なくても使える付属品の場合もありますが、そろっていた方が高価買取を期待できます。
査定金額は付属品も全てそろった状態でつくため、付属品がいくつか紛失していると、その分減額になります。購入時に何が入っていたか忘れたときは、取扱説明書を見るまたは、インターネット上の製品ページで確認しましょう。
買取専門店で査定を依頼する
食洗器の買取は、リサイクルショップや中古品買取店で行っていますが、中でも買取専門店での売却がおすすめです。
買取専門店の特徴に、複数の製品を査定に出すと査定総額が上がる可能性があります。
引越しやまとめて片付けをしたい場合、食洗器以外にも処分する商品があれば一緒に持ち込みましょう。
あらかじめ売ろうと考える買取専門店のホームぺージをチェックし、買取対象品を確認します。
該当品をひとつでも多く集めてから査定に持ち込み、1円でも高い査定額を狙いましょう。