以前ワインを貰ったけれど、飲む機会がなくて棚の中で眠っている。
それなら思い切ってワインを買い取ってもらうのはいかがでしょうか。
ワインの中でも高級なものは非常に高値が付くので、ちょっとしたお小遣いになるかもしれません。
この記事ではワインを売りたいと考えている方のために、高く売れるワインや、ワインを査定をアップさせるコツなどを紹介します。
ワインの買取相場一覧表
ここでは特に評価が高いワインの買取価格を一覧表にして紹介していきます。
▼ワインの買取相場一覧表
銘柄 | 酒齢 | 買取相場 |
---|---|---|
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ | 2003年 | 100~140万円 |
ドメーヌ・ルロワ ミュジニー | 1998年 | 18~24万円 |
ルーチェ | 1995年 | 4~8万円 |
アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥ | 1988年 | 15~25万円 |
シャトー・ペトリュス | – | 25~35万円 |
ケンゾーエステート「紫」 | – | 1万5,000円~2万5,000円 |
オーパスワン | 1979年 | 5~7万円 |
買取時に高値がつくワインを一覧表で紹介しましたが、特に評価が高いロマネコンティのようなものは、買取価格が100万円を超えるようなこともあります。
ワインは時間が経つとラベルの劣化なども懸念されるので、早めの売却を検討してください。
ワインの買取相場が高いおすすめ人気銘柄
ここでは特に高値での買取が期待される高級ワインを紹介していきます。
ロマネコンティ
高級ワインと聞くと、まず「ロマネコンティ」をイメージする方が多いのではないでしょうか。
フランスはブルゴーニュ地方で製造されることで知られるロマネコンティは、商品によっては100万円以上の値が付くことがあります。
ロマネコンティに用いられるブドウは栽培面積が非常に狭く、希少性があり、除草剤や化学肥料を一切使用しません。
それによりブドウ本来の味わいが楽しめるワインに仕上がり、華やかな香りと複雑な旨味を堪能できます。
ルロワ
ロマネコンティと並んで世界で高い評価を受けている「ルロワ」は、1868年に設立されました。
一時期化学肥料や農薬を使用したことにより、ワインの風味が微妙に変化するようになりましたが、ルロワは化学肥料や農薬を一切使用しない栽培法にこだわりました。
ルロワのワインの中でも特に高く評価されるのが赤キャップと呼ばれ、華やかさを強さを両立した「ドメーヌ・ルロワ」で、商品の状態によっては20万円程度で取引されます。
ルーチェ
1995年のイタリア・トスカーナで誕生したワイナリーの「ルーチェ」。
ルーチェの畑で栽培されているブドウは土壌と天候の特徴を活かし、じっくりと熟していきます。
ルーチェはトスカーナで以前から栽培されているサンジョヴェーゼとメルローをブレンドしたスーパタスカン(自由で美味しいワイン)を開発しました。
ルーチェの中でも特に高く買取されるのが1995年モノで、流通数も非常に少ないため、オークションでは5万円前後の値がつくことがあります。
アンリ・ジャイエ
1970年以降、ワインの製造は効率化の一途を辿り、その過程の中で農薬や化学肥料を大量に使用したワインが生産されることになり、ワインの質は下がる一方でした。
アンリ・ジェイエはその流れを断ち切るためにブドウの栽培方法を見直し、高品質なワインを製造することに成功しました。
スッキリとした果実感を感じさせる一方で、力強い味わいのワインとして人気を誇り、どの年代に販売されたものでも買取価格も高値が付く傾向にあります。
シャトー・ペトリュス
ボルドーワインの中でも最高峰と呼ばれているのが「シャトー・ペトリュス」で、高級ワインとして知られています。
シャトー・ペトリュスに用いられるブドウはカベルネ・フランとメルローが用いられて、メルローが主に使われています。
ボルドーワインの中でも最上級に位置するシャトー・ペトリュスは買取価格も高く、30万円前後で取引されています。
ケンゾーエステート
日本人の創業者である辻本憲三氏がアメリカ・カリフォルニア州に設立したワイナリーの「ケンゾーエステート」は、1990年に広大な土地を買収したところからスタートしました。
ケンゾーエステートのワインは2008年に完成し、そのワインは世界でも高い評価を得て、現在はさまざまなラインナップが展開されています。
ケンゾーエステートの中でも特に高値での買取が期待されるのが「紫」・「藍」などで、それぞれ2万円前後で取引されています。
オーパスワン
アメリカのワインとして人気がある「オーパスワン」は、カベルネ・ソーヴィニヨンをメインとしたカリフォルニアが誇る高級ワインです。
オーパスワンは製造年によって味わいが微妙に異なりますが、濃密なフルーティーな香りを感じられるのが共通の特徴です。
オーパスワンの中でも特に高く評価されているのが1979年もので、それ以外の年代のものは3万円前後で取引されています。
オーパスワンはセカンドラベルを販売していますが、ファーストラベルと比べると買取価格は下がります。
ワインの買取可否・査定額を決める5つのポイント
ここではワインの買取可否、査定額がどのように決まるのか、5つのポイントを紹介していきます。
商品・ラベルの状態
ワインはラベルの汚損や剥がれがあったとしても、買取不可になることはありません。
ただし、完品と比べると査定額はどうしても下がってしまいます。
高額査定を狙う場合は、保存状態が重要になってきます。
定価
単純に販売時の定価が高ければ買取価格にも反映されて、高価で買い取ってもらえる可能性があります。
逆に安価なワインはやはり買取価格は低く抑えられてしまいますが、安いワインだからといってすぐに買取不可になるわけではありません。
購入額
定価と同様に購入額が高ければやはり高額査定に繋がる可能性があります。
ただ、定価と異なり購入額を証明することが難しく、仮にそれを証明するものがあったとしても、査定にどこまで好影響を与えるかは不透明です。
ワインの種類
ワインと言ってもさまざまな種類があり、一般的な赤ワイン、白ワインの他に、ヴィンテージワイン、シャンパンなどもワインに含まれます。
ワインの種類だけで買取不可とされることはほとんどありませんが、買取価格に変動があります。
ワインの輸入元
ワインがどの会社によって輸入されたかは買取額を大きく左右するポイントです。
ワインの種類によって正規輸入店が決まっているのですが、それを証明するシールなどがワインに貼られていれば、買取価格は安定します。
ワインを高く買い取ってもらうコツ
せっかくワインを買取査定に出すのであれば、少しでも高く買取してもらいたいものです。
ここではワインの買取価格を少しでもアップさせたいという方のために、ワインを高く買い取ってもらうコツを紹介していきます。
外面の簡単な清掃を行う
ワインに限らず、外見が美しいことは高価査定のために欠かせないポイントです。
ワインの場合は、ボトルやラベルに汚れが付着していることがあるので、それを落とすことを忘れずに。
ただし、ラベルの汚れは無理に落とそうとするとラベルそのものが剥がれてしまうので注意してください。
清掃の際は柔らかい布で優しく汚れを拭き取る程度にするといいでしょう。
箱やコルクなど付属品をセットにする
ワインを購入する時に、品物によっては箱やコルクが付属するケースがあります。
箱やコルクが欠品となったからと言って、それだけで買取不可となってしまうことはほとんどありませんが、逆に箱やコルクが完全に揃った状態であれば高価での買取が期待できます。
付属品をセットにするのは、ワインに限らず高額査定を狙うときの重要なポイントです。
実績豊富な買取専門店へ査定を依頼
ワインを処分する場合、オークションへやフリマアプリへの出品という方法がありますが、その場合適切な価格で売却出来ないケースもあります。
手を付けていないワインを売却するのであれば、ワインの買取実績が豊富な専門店へ買取を依頼してみましょう。
ワインの買取実績が豊富な専門店であれば、ワインに関する知識を持ったスタッフが在籍しているので、的確な査定が可能です。