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更新日
2022.12.27.

【種類別】碁盤の買取相場一覧|査定ポイントを徹底解説

「家族が使っていた碁盤があるけど、使わないので処分したい」
「中古の碁盤を買い取って欲しいもけれど、買取相場がわからない」

手元に使わなくなった碁盤があり処分したいと考えているものの、碁盤の知識がなければ正当な買取価格もわからず、価値のあるものをタダ同然で手放す可能性があります。

そこで今回は、きちんと碁盤の価値を確かめてから売りたい人に向けて、碁盤の買取相場をまとめました

高価買取を期待できるポイントも紹介するので、査定に出す前にチェックしてみてください。

【種類別】碁盤の買取相場

碁盤(囲碁盤)の買取価格は、木材の種類も左右するため、売りたい碁盤はどの種類かを確かめましょう。

この章では、囲碁盤の種類別の買取相場を紹介します。

本榧碁盤

本榧(ほんがや)碁盤の板目のタイプは、30,000~60,000円が買取相場です。

最高品質と評価される木材のため、買取の値段も高くなりやすく、板に厚みがあり脚付きのものは板目でも200,000円前後の買取価格がついています。

本榧碁盤は国産と中国製があり、国産品の方が高級品です。たとえば板目より評価の高い柾目で本榧、宮崎産の場合は数百万円を超える販売価格の品もあります。

ちなみに柾目は普及品の場合でも、買取価格は20,000~400,000円と高価買取を期待できます。

蒔絵碁盤

蒔絵碁盤の本榧製の買取相場は30,000~40,000円ですが、工芸品として価値の高いものは150,000~300,000円と高額査定になる可能性があります。

蒔絵は、漆塗りをした上に金粉と銀粉を使ったぜいたくな加工が特徴で、高級な碁盤として扱われています。

蒔絵だけでなく、木材の種類・碁盤の大きさ・作家名などの要素がそろい、最高級品と判断された場合は800,000~1,000,000円以上の値がつくこともあります。

鎌倉彫の碁盤

鎌倉彫の碁盤は30,000~100,000円前後が買取相場です。

鎌倉彫とは木材へ彫刻をほどこし、その上に黒漆を塗って朱漆で装飾したものです。

碁盤に鎌倉彫をほどこしたものは工芸品としての価値が高く、数が少ないため貴重な品です。

ヒバ製の碁盤

ヒバ製の碁盤の買取相場は、2,000~20,000円程度です。

本榧碁盤より価値は低いですが、普及品の中では良品にあたり、状態によって高価買取も期待できます。

ヒバ製碁盤は耐久性や耐湿性は高いものの、耐久性があまりないところは欠点ですが、木目が細かく明るい色合いから、清潔な印象を与える碁盤です。

高価買取が期待できる碁盤

碁盤の中でも、有名作家がつくった作品は高価買取を期待できるので、売りたい碁盤があるときは以下にあてはまらないか確かめましょう。

数ある作家による碁盤の中から、高額査定の可能性が高い3つの買取相場を紹介します。

本榧碁盤 光原伊太郎揮毫

本榧碁盤 光原伊太郎揮毫は100,000~130,000円が買取相場です。

揮毫(きごう)とは毛筆で字を書くことです。式や試合のときに碁盤に棋士がサインを入れたものがあります。

碁盤としての価値が高い本榧碁盤に有名な光原伊太郎棋士が本榧碁盤にサインを入れたものは、記念品としての価値がつき、さらに希少価値が上がります。

そのため本榧碁盤よりも高値がつくと期待できます。

本榧碁盤 平井芳松作

本榧碁盤で平井芳松作のものは、200,000円~350,000円の買取価格がついています。

呉清源揮毫入りの場合は、希少価値が高い碁盤のため査定額がアップし、500,000円前後の高値になる可能性があります。

明治から昭和前期にかけて活躍した平松芳松は流れの職人で店を持たず、一生独身で碁盤づくりに力を注ぎました。

蒔絵碁盤 神戸雪汀作

蒔絵碁盤神戸雪汀作の買取相場は、150,000~250,000円です。

加賀蒔絵の流れをくむ神戸雪汀は天才と称された蒔絵師で、蒔絵碁盤自体が高額買取の可能性が高いですが、天才蒔絵師による蒔絵の装飾があるため買取価格は上がります。

碁盤の査定ポイント

売りたい碁盤にどのくらいの価値があるか査定ポイントを知り、ある程度の価値を見極めてから査定に出しましょう。

知識や技術の確かな鑑定士の査定を受けると、素材やサイズなどをきちんと見て買取価格を決めるので、損をしない売却ができます。

材質

碁盤に使われた木材は、買取価格に大きく影響します。

本榧が最高級で、美しい木目と色艶、弾力性、芳香などは一級品とされ、買取価格も高い傾向にあります。

本榧の次に良い木材はヒノキ・イチョウ・ヒバで、それ以下の廉価品にはアガチスなどが使われています。

台湾ヒノキは国産の本榧に近い樹脂を持つとされ、価値の高い素材で、昔人気があった素材のイチョウは現在では珍しくなり、希少価値の高い碁盤です。

ヒバの主流は北米産のヒノキ科の常緑高木で、木目が細かく黄色から黄白色の明るい色合いをしており見た目もきれいです。

生産地

碁盤には外国産の木材も使われますが国産、中国産の順に良い素材と言われます。

本榧は国産と中国産があり、特に宮崎県綾営林署の本榧は最高級と言われますが、これは宮崎県が木目を鮮明に表す気候条件がそろっており、岩場で育つことで年輪の目詰まりが良くなった木を伐採できるためです。

中でも日向榧は最高級品であり、高価買取を期待できる碁盤です。

同じ榧でも新榧は本榧とは別物で、北米から輸入したスプルース材をさし、白っぽい色合いで使用寿命は短めです。

木目も碁盤の買取価格に影響する要素ですが、高級な順に並べると、四方柾・天地柾・天柾・追柾・木裏・木表になります。

柾目・板目は原木から碁盤の盤材を切り出す「木取り」を行うときにできる、盤面の木目の種類です。

柾目は天面に年輪が平行に並んでおり、反りや狂いが生じにくく価値の高い素材ですが、木材の半径からのみ取れるため、高齢樹など大木でなければ切り出せないことからも柾目の碁盤は貴重です。

板目は年輪がタケノコ型に現れるように木取りをしたときの木目です。柾目よりも反りや狂いは起きやすいですが、実用性が高く価格も低い品が多いため、買取価格は柾目よりは下がる傾向にあります。

碁盤のサイズと厚み

碁盤の買取価格は、厚みとサイズが大きいほど高くなる傾向にあります。

高価買取の可能性が高い碁盤は、7寸(厚さ約21cm)・8寸(厚さ約24cm)ですが、それ以上厚みのある碁盤は買取価格も上がる可能性が高いでしょう。

一般的な碁盤の厚みは、卓上盤が1~3寸程度、足付き盤は4~7寸程度で、厚みが増すほど存在感が増して見栄えが良くなり重くなります。

4寸以下は薄くなるため買取不可の可能性があり、卓上盤よりも足付き盤の方が厚みがあるため買取を期待できます。

また卓上盤の木材は一枚板とハギ盤があり、一枚板の方が何枚かの木板をつなげて作ったハギ盤よりも価値が高くなっています。

記念品

人気のある囲碁棋士が対局を記念して入れた直筆サインや揮毫がある碁盤は、記念品としての価値が高く、買取価格が大幅アップする可能性があります。

有名なタイトル戦で使われた碁盤も記念品の価値が上がるため、たとえば本因坊戦や棋聖戦、名人戦、王座戦で使用した碁盤は高値がつきやすくなっています。

碁盤の価値は木材の材質や生産地、サイズ、厚みで決まりますが、最高級の碁盤に人気棋士のサインが入るとさらに希少価値の高い碁盤になり、買取価格ははねあがるでしょう。

保存状態

碁盤の保存状態が良いものほど買取価格は上がりますが、ただ新しくきれいなだけでは価値を左右しません。

骨董品はいかにも古そうな品物でも価値があり、碁盤もそれと同じく一般的な新品碁盤よりもはるかに高い金額での買取になる可能性があります。

高級な碁盤は長持ちする素材のため長く大切に使われ、時を重ねるたびに存在感が増し、歴史を感じさせる価値の高いものになります。

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切手バイヤー
安達 淳

鑑定士として約8年。
現在では新入社員の教育、スーパーのスペースを借り買取を行う催事買取を担当。
歴史の背景に沿いながら正しく物を鑑みることができるスタッフの育成にも携わっております。

お客様の大切にされていた物の歴史を遡り物の市場価値を判別するだけでなく、お客様の気持ちまでその時代に戻してくれるような接客が、老若男女問わず好評で顧客様を多く抱えるスタッフの1人。

バブル時代の日本人の流行の象徴でもある「切手」には特に精通しており、日本の切手はもちろんのこと、海外の切手まで幅広い知識を持っております。
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