肩こりや腰痛といったお悩みに対応したり、自分でもむ部位を選べたりとさまざまな機能を搭載したマッサージチェアが販売されています。
高性能なマッサージチェアは、必要がなくなってもただ捨てるだけではもったいないと感じるかもしれません。そんな時は買取に出すことを検討してみましょう。
この記事では、マッサージチェアの買取相場と、高く売るためのコツを解説していきます。
マッサージチェアの買取相場一覧表
メーカー | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
パナソニック | リアルプロ | EP-MA70 | 50,000円~100,000円 |
フジ医療器 | マッサージチェア | JTR-160 | 30,000円~50,000円 |
ファミリーイナダ | ファミリーメディカルチェア ルピナスライト | FMC-LPN9000 | 30,000円~50,000円 |
スライヴ | くつろぎ指定席Light マッサージチェア | CHD-3400 | 3,000円~5,000円 |
ドクターエア | 3Dマジックチェア マッサージチェア | MC-001 | 10,000円~20,000円 |
マッサージチェアの買取相場は、上記の表でまとめています。
マッサージチェアは使用感や汚れの有無によっても買取価格が変わります。上記の表はあくまでも目安と考えてください。
高価買取が期待できるマッサージチェアの人気メーカー
マッサージチェアはさまざまなメーカーが販売しています。中でも以下に紹介しているメーカーは実績もあり、需要が高いため買取価格も期待できるでしょう。
人気があるメーカーをそれぞれ紹介します。
パナソニック(Panasonic)
大手電機メーカーとして、知らない人はいないパナソニック。そのブランド力から買取価格も高値が期待できます。
パナソニックはエアコンや洗濯機といった白物家電が有名ですが、ノウハウや技術を活用したマッサージチェアも人気があります。
高級モデルになると、足裏まで全身の頃に対応しているほか、体幹をほぐす機能を搭載したものも販売しています。
フジ医療器(FUJIIRYOKI)
マッサージチェアのパイオニアとして知られるフジ医療器は、人々の健康にかかわる多様な製品を扱っています。最先端の技術を搭載したサイバーリラックスシリーズは人気もあるため、高値で買い取りが期待できます。
創業者は戦後間もない時代に木材やボール等の材料を集めて木製のマッサージチェアを生み出しました。現在は健康布団や治療機器、フィットネスや補聴器まで人々の健康をサポートする製品を扱っています。
使う人の背筋ラインを検知し、最適なマッサージプログラムを自動的に選ぶ3Dポイントナビシステムのように画期的な機能も発表しています。
ファミリーイナダ(FAMILY INADA)
ファミリーイナダは、 マッサージチェアを中心に取り扱うトータルヘルスケアソリューションカンパニーです。人工知能システムを搭載した高機能のマッサージチェアは、中古でも人気があり高値が期待できます。
世界で初めてマッサージチェアとウェアラブルデバイスを連動させて、身体情報を365日・24時間クラウドでチェックする製品を販売しました。
血圧や体重のほか、脈拍などのバイタルデータを家族で把握するなど、ライフスタイルに変革をもたらすマッサージチェアです。
アテックス(ATEX)
アテックスは、マッサージクッション「ルルド」で知っている人も多いでしょう。
マッサージチェアは、機能を重視した製品が多い中でインテリア性が高くて、日常に自然と溶け込みやすいマッサージアイテムが注目されています。
ルルド3Dもみパーソナルチェアは、マッサージチェアでありながらインテリアになじみやすくコンパクトなので需要が高い製品です。
大東電機工業(Daito)
大東電機工業は、マッサージ機器をはじめとするフィットネス機器を扱っている会社です。
ヘルスケアブランドの「THRIVE(スライブ)」として、知っている人もいるかもしれません。
軽量コンパクトなモデルが多く、気軽に置き場所を変えたいと考えている人にもおすすめのメーカーです。
どんなマッサージチェアが高く売れる?5つの査定ポイント
同じマッサージチェアであっても、メーカーや搭載されている機能や販売価格等全く条件は違います。
どのようなマッサージチェアが高く売れるのか特徴をまとめました。
メーカー
どこのメーカーの製品かによってマッサージチェアの買取価格は大きく変わります。
マッサージチェアを扱うメーカーは多いものの、高値で買取されやすいのは、フジ医療器やファミリーイナダ、Panasonicといった大手で技術力に定評があるメーカーです。
大手メーカーの高級モデルは特に高値が期待できます。
製品の機能
マッサージチェアは数万円のものから数十万円するものまであります。高価格帯のマッサージチェアは、品質が良いとともに機能面でも優れています。
全身をもみほぐすことができる、身体を感知して自動的にメニューを設定できるといったモデルは、買取相場も高い傾向があります。
製造年数
マッサージチェアは、技術の進歩によって次々と新しい製品が登場しています。中古市場であっても、新しいもののほうが高値で買い取られやすいでしょう。
特にメーカーの保証期間内のものは高額で売れやすい製品。
もしも、売ろうか悩んでいるマッサージチェアがあれば、保証期間内のほうが高値で買い取ってもらえます。
商品の状態
マッサージチェアは毎日使う人も多く、使っているうちにキズや摩耗があらわれます。
マッサージチェアは身体に触れるものなので、使用感が出てしまうと需要は下がってしまいます。
できるだけ新品に近い状態が高値で取引されやすいでしょう。
付属品の有無
マッサージチェアは付属品の有無で買取価格が変わります。多くのマッサージチェアには、ヘッドレストやリモコン、カバーといった付属品がついてきます。
自分では使わない場合でも、付属品は紛失しないようにまとめて保管しておきましょう。
古くても売れる?買取できるマッサージチェアの基準
高値での買取も期待できるマッサージチェアですが、残念ながら買取が断られるケースもあります。
マッサージチェアを買取できるかどうか判断するときの基準を紹介します。
動作に問題がない
マッサージチェアを買取してもらえるかどうかは、まず正常に動くかどうかで判断します。電源が入らない、止まってしまうといった壊れたマッサージチェアは基本的には買取されません。
メーカーの保証期間内であれば、修理してから買取査定を依頼しましょう。
極端な汚れやキズがない
マッサージチェアは肌に触れる製品なので、清潔感がない場合は売れません。
最新モデルの製品であっても、汚れていたり、キズがあったりすると、買い取り額が大きく下がってしまいます。
製造から5~10年以内
古いモデルのマッサージチェアも売れにくくなってしまいます。古いと判断される基準となるのは製造から5年間です。
それ以上が経つと、メーカーの修理対応も受け付けていないことが多く、買取できない場合があります。
マッサージチェアを高く売る3つのコツ
マッサージチェアは新品で購入すれば、高価格帯の製品です。せっかくであれば高く売りたいと考える人は多いでしょう。
売却額を高めるためにとるべき行動について解説します。
できる範囲でクリーニングを行う
マッサージチェアを査定してもらうときには、可能な範囲でクリーニングしておきましょう。
ホコリや油汚れといった簡単に落とせる汚れは柔らかい布でふき取りましょう。
マッサージチェアは、アルコールや洗剤を使って掃除すると劣化してしまうことがあります。マッサージチェアの素材に合わせた方法で掃除してください。
お手入れ方法は取扱説明書にも記載があるので確認しておきましょう。
なるべく早めに売却する
マッサージチェアは高機能のモデルがどんどん販売されています。新しいモデルが販売されれば旧モデルの価格は下がってしまいます。
マッサージチェアは使わずにおいていても、市場価値が下がる一方なので速やかに売却するようにおすすめします。
買取専門店に持ち込む
マッサージチェアは、大型な家電なので、査定に持って行っても買取を断られてしまう可能性もあります。
経験や知識が必要なマッサージチェアの査定は、買取専門店に依頼することをおすすめします。
買取専門店はほかの品物とまとめて売ると査定額がアップすることもあるので、他にも不用品、断捨離するものがないか探してみましょう。