世界的に人気のある時計メーカーといえばロレックスがあります。
中でも、ロレックスのダイバーズウォッチ「サブマリーナ」は代表モデルの1つで高い人気を誇ります。
希少性が高く、高値で取引されるモデルも多いことから、自宅のサブマリーナを買取に出したいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ロレックスサブマリーナの買取価格相場や、高価買取のポイントについて解説します。
ロレックス サブマリーナの買取相場一覧表
ロレックスの代表的モデル「サブマリーナ」の中から、いくつか買取相場について例を紹介します。
型番 | 商品名 | 買取相場 |
---|---|---|
116618GLB/GLN | サブマリーナ | 230万~350万円 |
116619LB | サブマリーナ デイト | 230万~400万円 |
116613GLB/GLN | サブマリーナ デイト | 200万~220万円 |
16610LV | サブマリーナ デイト | 200万~220万円 |
126610LV | サブマリーナ デイト | 190万~200万円 |
サブマリーナ以外の人気のロレックスについて、買取相場をもっと知りたい方は次の記事もご覧ください。
ロレックス(ROLEX)時計の買取相場|モデル・状態別に解説
買取相場の高いロレックス サブマリーナの人気商品
ここからは、ロレックスのサブマリーナの中でも特に買取相場の高い商品について解説します。
サブマリーナ116618GLB/GLN
「サブマリーナ116618GLB/GLN」は、2008年から製造されました。イエローゴールドを使用し高級感あふれるデザインを特徴としています。
海のようなブルーの文字盤にダイヤモンドがきらめいており、豪華な印象が魅力です。
独自に開発したブルーパラクロムヒゲゼンマイを採用したことにより、ムーブメントは前モデルに比べると約10倍もの耐衝撃性を持っています。230万~350万円で取引されている品です。
サブマリーナ116619LB
「サブマリーナ116619LB」は、サブマリーナ初の18金ホワイトゴールドを採用したモデルです。
素材が変わってもダイバーズウォッチであることを感じさせず、厚さはわずか13mmしかありません。
ダイバーズウォッチでありながらビジネスシーンでも利用しやすいデザインです。
人気が高く希少性が高いため、中古では400万円以上の値段がつくこともあります。
サブマリーナ116613GLB/GLN
「サブマリーナ116613GLB/GLN」は、イエローゴールドとブルーの美しい組み合わせが目を引く腕時計です。インデックスにダイヤモンドを使用しており、サファイアは使用されていません。
グライドロッククラスプを採用しており、ブレスレット部分は長さの調整が容易です。
黒い文字盤の「116613GLN」も人気。200万~220万円が買取相場です。
サブマリーナ16610LV
「16610LV」はサブマリーナの中でも特に人気のモデルです。
16610は年代や型番により細かい差異があり、特に16610LVはいわゆるレア個体も存在するためファンの心をくすぐっています。
グリーンサブマリーナの16610LVではブラック文字盤が採用されているのが特徴です。製造終了して入手困難なため、買取価格は200万円近くになることもあります。
サブマリーナ126610LV
126610LVは2020年に新登場したグリーンサブマリーナです。旧型に比べケースサイズを1mmアップして41mmにしたため、さらに存在感を増しています。
文字盤はグリーン文字盤からブラック文字番へと変更しており、パワーリザーブも48時間から70時間へとアップしました。190万~200万円が買取相場です。
ロレックス サブマリーナの価格推移
ロレックス サブマリーナの価格推移を見ると、特に「116610LN」は2020年8月末頃から大幅に価格が高騰しています。
ピークだったのは2021年6月頃で、169万円もの平均価格で取引されていました。
その後はだんだんと価格が下落してきていますが、まだ値上がり時の価格をある程度維持しているため今のうちに売却するのがおすすめです。
全体的に見るとここ2年ほどで、ロレックス サブマリーナの売却価格は右肩上がりに上昇しています。ロレックスのような海外ブランド製品は円安時に日本での中古取引価格が上昇するのが特徴です。
また、円安になってから中古市場に反映されるまでには若干のタイムラグがあります。
そのため、普段から為替市場を確認し、円安になったら売却の準備をすると高値で売りやすくなるでしょう。
買取相場に影響するロレックス サブマリーナの査定基準
次に、ロレックス サブマリーナの中でも高値で売れるものとはどのような特徴があるのか、査定基準について解説します。
デザインの流行性
流行のデザインほど高く売却できます。ここ数年で流行しているのは次のようなデザインです。
- スポーツタイプ
- 文字盤が大きいもの
- ゴールドカラー
どちらかというと存在感のあるデザインが好まれる傾向です。ロレックス サブマリーナはもともとの価格が高いため、価格の上昇幅が大きくなります。
流行は常に変わるので、該当する品を持っている場合は、人気があるうちに売却しましょう。
希少価値
ロレックス サブマリーナでは、生産数の少ないモデルはプレミアがつき高値で取引されます。生産数に対して需要が大きいため、定価の2倍、3倍近い値段で取引されることもあります。
たとえば「116500LN」は定価約145万円の品ですが、現在は400万円で買取されることもある品です。
このように、希少価値の高い品は数十万円、数百万円買取価格がアップすることもあるので慎重に売却先を見極めましょう。
時計の状態
時計の状態によっても査定価格は大きく変わります。特に問題になるのは、文字盤周囲にあたるベゼルの傷や色褪せ、あるいはガラス部分のキズや欠けがないかといった点です。
中古として買取する以上、ある程度の使用感があるのは考慮してもらえるので大丈夫です。マイナス査定になってしまう例としては、たとえば次のようなものがあります。
- ベゼル部分など目立つ部分に小さな傷がある…1~2万円マイナス
- 多少遠くてもわかるような、大きな傷がある……2万円以上マイナス
付属品の有無
付属品の有無によっても、査定価格は大きく変わります。付属品はついているのが当たり前で、欠品すると品によってもマイナス査定になることも考えられます。
また、逆に完品であれば評価が高くなり、買取価格に上乗せしてもらえる可能性が高いでしょう。
最低限つけるべき付属品としては、次のようなものがあります。
- ギャランティーカード
- 箱
- コマ
ロレックス サブマリーナを高値で買い取ってもらうコツ
最後に、ロレックス サブマリーナを少しでも高く買い取ってもらうためのコツについて解説します。
高く売れるタイミングを見極める
ロレックス サブマリーナは日々価格が変動するので、為替市場や売りたいもののの中古相場推移を見守りながら売るタイミングを見極めましょう。
売り時は、価格が安定して横ばい状態が続いたタイミングです。また、円安などの影響で急激に価格が上昇している場合は、ピークを狙って売りましょう。
下がりはじめると数週間や数ヶ月で一気に元の価格に戻ってしまうこともあるので、日頃から価格推移をよく見ておくことが大切です。
なるべくすべての付属品を揃える
付属品をできる限りすべて揃えましょう。特にギャランティーカードは、付属しているのといないのとではモデル次第で数万~数十万円価格が変わることもあります。
購入時のレシートや部品などの入っていた袋なども、あればとっておくと高評価です。購入時のレシートがあることで正規品だと証明しやすくなります。
他のブランド品や時計とセットで売る
他にブランド品や時計などがあれば、セットにして査定に出しましょう。
買取する側としては、一度に複数の商品の査定ができた方がコストが下がります。
そのため買取価格に上乗せさしてもらいやすくなります。
また、たとえば時計に合うブランドバッグや靴なども一緒に売ると、一緒にコーディネートして購入するお客さんもいるので需要が高くなり、買取価格が高くなります。
実績豊富な買取専門店に持ち込む
ロレックス サブマリーナの買取実績が豊富な、買取専門店を探して査定を依頼しましょう。リサイクルショップなどに比べると、買取専門店の方が買取価格が高めになります。
また、ロレックス サブマリーナのような高額商品は買取専門店ごとでもかなり価格が異なることがありますが、実績豊富な買取専門店であれば高額査定が期待できます。
まとめ売りすることでのボーナスがつきやすいのもメリットです。もとが高い商品なので、ボーナスでもらえる金額も高くなりやすいでしょう。