「自宅で使っていた食器棚を新しく買い換えたい」
「引っ越すので使わない食器棚を買い取って欲しい」

使わなくなった食器棚やキッチンボードの処理を検討中の人は、処分するのではなく少しでも高く買い取ってもらいたいと考えているのではないでしょうか。

そこで、食器棚をできれば捨てずに売りたい人に向けて、買取相場をまとめました。

食器棚・キッチンボードの中でも人気のブランド、少しでも高く売る方法も紹介するため、買取に出す上での参考にしてみてください。

食器棚・キッチンボードの買取相場一覧表

ブランド	商品名	型番	買取相場
パモウナ（Pamouna）	レンジボード	–	3,000～24,000円
ウニコ（unico）	ストラーダ STRADA キッチンボード	W120	20,000～32,000円
綾野製作所	食器棚	–	10,000～60,000円
カリモク（karimoku）	食器棚	–	7,000～20,000円
ニトリ	キッチンボード	–	4,000～7,000円
松田家具	レンジボード	–	5,000～28,000円

高値がつきやすい！食器棚の人気ブランド

食器棚の中でも人気ブランドは需要が高く、高額買取されています。

自宅にある食器棚が以下にあげる人気ブランドの場合、状態にもよりますが高値で売れる可能性があります。

中古市場で人気の高いブランドの特徴と買取相場情報を紹介します。

パモウナ（Pamouna）

パモウナは国産家具メーカーで、製品開発から生産まで全て自社で行っています。

食器棚など収納棚を初め、テーブルやソファなど幅広い家具を扱うメーカーです。

食器棚業界のトップメーカーで、色あせることのない価値をコンセプトとした長年使える耐久性の高い家具を販売します。

パモウナ食器棚の中古買取相場は3,000～24,000円と幅広く、状態や製造年数などにより高額買取を期待できます。

ウニコ（unico）

ウニコは輸入家具をメインに販売するインテリアショップで、運営元は株式会社ミサワです。

家具の設計から販売まで行うほか、トレンド家具をそろえています。

手軽に購入できる家具よりもワンランク上、デザイン性の高い家具が欲しい人に人気があります。

中古買取相場は平均相場17,000円で、最高額は60,000円です。

綾野製作所

綾野製作所はパモウナとともに食器棚業界のトップと言われるメーカーです。

細部までこだわった製品づくりにより、快適な環境の提供を目指しています。

使用素材のモイスは水蒸気を吸収する特徴があり、他メーカーの食器棚と差別化を図っています。

中古買取市場の相場は10,000～60,000円で、平均すると10,000円程度の値が付くようです。

クラッセ（CLASSE）

クラッセはレグナックのオリジナルブランドで、レグナックは佐賀県にある木工家具メーカーです。

シンプルで飽きのこないインテリアを追求しており、ウォールナットやチェリーなどの無垢材を使った幅広い家具を展開しています。

製品は材料選びから仕上げまで全てを自社システムで取り組んでいます。

クラッセ、レグナックのどちらもインターネット上に買取相場の情報はありませんでした。

カリモク（karimoku）

カリモクは自社で家具の製造から販売まで行い、木に対するこだわりが特徴のメーカーです。

メーカー内には富裕層や20代30代などターゲットごと9ブランドにわかれています。

製品は全体的に価格が高めで高級国産家具として知られます。

買取市場相場は7,000～20,000円です。

イッセイキ（ISSEIKI）

ISSEIKIは株式会社一生紀のオリジナル家具ブランドで、自社工場をベトナムに置いています。

家具のトータルデザインを日本で行い製造をベトナムで行う体制です。

日本の消費者が求めるニーズに細かく応えるため、複数の製品シリーズを展開しています。

ISSEIKIの中古買取相場をインターネット上では見つけられませんでした。

高く売れる食器棚のポイント

食器棚・キッチンボード買取を行うショップが、査定で見ているポイントを紹介します。

使わなくなった食器棚を少しでも高く売るには、ポイントを押さえているかチェックしましょう。

完成品の状態で購入した食器棚

昨今では組み立て式の家具が人気ですが、高く売れるのは完成品の状態で売られている食器棚です。

完成品は食器棚の状態になるまでプロが作業しているため、質の高い製品です。

しかし組み立て式の食器棚は例え器用な人がきれいに組み立てたとしても、素人の組み立てたものになってしまいます。

組み立てミスした食器棚は歪みがあり、買ったばかりの製品でも価値が下がるため、高くは売れないでしょう。

工場などで組み立てまで行った食器棚にした方が、売るときは高値が付きやすいです。

製造から3年以内の食器棚

中古の食器棚の買取は新しいほど高額査定になりやすく、高額での買取が期待できる期間は3年です。

よほどアンティーク品としての価値がなければ、購入して5年以上経った食器棚は買取できないことが多いでしょう。

3年を越えて使った食器棚は台所のにおいがついてしまうためです。

状態の良い食器棚

状態が良く新しい方が高値がつきやすいことは、食器棚に限らずほとんどの中古買取に通じます。

食器棚を売るつもりで使っている場合、年に2回は棚や引き出しとその裏側まで掃除しましょう。

裏側部分は湿気や汚れがこもりカビの生えやすい場所で、数か月に一度はカビのチェックがおすすめです。

食器棚を高く売るコツ

自宅にある食器棚の買取額を高めるために、普段からできることがあります。

査定に出すとき行うと査定額アップにつながるコツを紹介するので、ぜひ試してみてください。

適切な使用方法を心がける

食器棚の中に炊飯器を置くスペースがある場合、そのまま使用するとすぐ上部分に蒸気があたります。

すると塗装や突板が剥がれやすく、買取額ダウンにつながります。

蒸気に対する加工のない食器棚は蒸気が逃げるよう炊飯器を置くか、使用後にすぐ上部分をふき取りましょう。

食器棚には直接食器を置かずシートを敷いてから置くと、キズ・汚れが避けられます。

毎日使う食器棚は調理時にもふれるため汚れやすく、こまめに汚れはふきましょう。やり方は硬く絞ったふきんでの水拭きでかまいません。

また、収納したい食器の量やサイズにより棚板をはずす人もいますが、棚板と棚受けのダボは必ず保管し、なくさないようにしましょう。

複数の家具や家電をセットで売る

買取専門店の場合ですが、食器棚単品よりも家具や家電を複数査定に出して売った方が高値で売れます。

家具専門の買取店でもかまいませんが、あらゆるジャンルの商品を扱う買取専門店への相談がおすすめです。

公式ホームページに、複数の品物を売りに出すと買取額アップとある買取専門店で査定を受けましょう。

古い食器棚を処分するには？おすすめの売り先や処分方法

古い食器棚を1円でも高く売るには、売り先にもこだわりましょう。

食器棚買取を行うショップ別の特徴と、特におすすめのショップを解説します。

リサイクルショップ

リサイクルショップは年数が経った古い食器棚でも買取可能な店舗が多いものの、人気ブランドに関わらず安値がつきがちです。

できるだけ安く買い取って高く売る目的のショップが多いため、納得の行く査定額にならない可能性があります。

家具買取専門店

家具買取専門店であれば、比較的高額買取が期待できます。

他ショップで安値がついてしまった食器棚も高値になるかもしれません。

食器棚だけでなく複数の家具を査定に持ち込むと査定額アップしやすく、いくつも売りたい家具があるときおすすめの売却先です。

回収業者

回収業者は基本的に買取をせず、処分する食器棚を引き取るのみです。

アンティーク品ではない5年以上使った古い食器棚は、回収業者に引き取ってもらう方法もあります。

古い食器棚の場合は処分料を請求する業者もいます。

ブランド品を扱う買取専門店

ブランド品などあらゆる製品を扱う買取専門店は、食器棚以外に複数のアイテムをまとめて売れるほど高額査定が期待できます。

家具専門のように家具に限らないため、使わないブランド品や貴金属、毛皮などもあわせて査定に出すと総額でプラスされる可能性があがります。