ライフスタイルの変化や引っ越し等で家電の買い替えや処分を検討する場面は多いですよね。
しかし、家電の中には買い取ってもらえるのか不安になるものや、大きくて運搬が不便なものもたくさんあります。
この記事では、電化製品の買取価格をまとめ、高く売るコツに関して解説していきます。
【種類別】電化製品の買取相場一覧表
以下に不要家電製品の買取表をまとめています。年数が経つにつれて買取相場も変わるので、目安としてご覧ください。
メーカー | 商品名 | 買取相場 | |
---|---|---|---|
冷蔵庫 | SHARP | SJ-GA55E | 100,000円~120,000円 |
MITSUBISHI | MR-WX70 | 100,000円~120,000円 | |
Panasonic | NR-F605HP-N | 100,000円~120,000円 | |
TOSHIBA | VEGETA GR-P-41GKL | 10,000円~20,000円 | |
テレビ | Panasonic | VIERA TH-43GX755 43インチ | 30,000円~40,000円 |
Panasonic | VIERA TH-65JZ2000 65 インチ | 100,000円~200,000円 | |
SHARP | AQUOS 4T-C50BN1 50インチ | 40,000円~50,000円 | |
SONY | RAVIA KJ-50X80J 50インチ | 50,000円~60,000円 | |
エアコン | Panasonic | CS-X409C2 | 10,000円~20,000円 |
SHARP | AY-H22N | ~8,000円 | |
DAIKIN | うるさらMINI AN22YMS | 50,000円~60,000円 | |
洗濯機 | TOSHIBA | ZABOON TW-127X8L | 80,000円~100,000円 |
SHARP | ES-PT10D-T | 10,000円~20,000円 | |
掃除機 | dyson | SV11 V7 | 5,000円~8,000円 |
dyson | SV18 | 20,000円~30,000円 | |
iRobot | Roomba i3+i3550 | 20,000円~40,000円 | |
電子レンジ | BALMUDA | The Range K04A | 20,000円~30,000円 |
HITACHI | ヘルシーシェフ MRO-W1 | 30,000円~40,000円 | |
Panasonic | 3つ星 ビストロ NE-BS656 | 30,000円~40,000円 | |
SHARP | ヘルシオ AX-XW600 | 50,000円~60,000円 |
家電製品の買取価格は製造年数や状態に大きく影響されます。
特に製造年数は、家電の寿命に直結する部分なので買取価格を左右しやすいポイントです。
「○○年の製造年数まで買取できる」といったように買取可能な年数が厳密に決まっているわけではありません。買取店によっても扱いは違います。
ただ一般的には、製造から5年程度が価値が付きやすい年数です。ただし、新しいものであっても需要やそもそもの耐用年数によって買取価格が変わることがあります。
各家電製品の買取価格の特徴
家電製品の種類ごとに、買取事情や相場に関して簡単に解説をしていきます。
冷蔵庫
冷蔵庫の買取相場は安いものでは数千円です。ただ、新しくて容量が大きいものであれば10万円を超えることもあります。基本的に5年落ちを超えると、価格はつきにくくなってしまいます。
家電の中でも、梱包や発送に手間がかかるのが冷蔵庫です。出張買取している業者の利用を検討してみましょう。
テレビ
テレビは、大きさや機能によって、価格が変わりやすい家電の一つです。
基本的にはインチ数と年数で決まり、大きければ大きいほど、新しければ新しいほど高値で取り引きされます。
薄型液晶は大きく分けて2種類あります。HDと4Kに対応する液晶テレビと、4Kに対応している有機ELテレビです。
有機ELテレビは、製造コストも高く販売価格が上がりやすいものの画質に優れて、薄くて軽いというメリットがあります。しかし、まだまだ液晶テレビは市場での需要が高いため、市場でもより買い取ってもらいやすい傾向があります。
エアコン
エアコンのタイプはどれだけの広さに対応しているかによって分類され、一般的には6畳タイプ、10畳タイプ、16畳タイプが市場でも良く流通しています。
広い畳数に対応しているエアコンは販売価格も高く、買取価格も高めです。
また、メーカーにこだわる人も多く、ダイキンやPanasonicは安定した人気があり、高額買取が期待できるでしょう。
洗濯機
洗濯機は、中古になると価格が下がりやすい家電です。購入時の定価から10分の1程度が目安といわれています。
さらに年式や使用状態によって下がることもあります。洗濯機は、使用した年数だけでなく、洗濯した回数も状態に影響します。
高値で買い取ってもらうためには、定期的に洗濯機をクリーニングして綺麗な状態で使いましょう。
掃除機
掃除機は、タイプによって値段が大きく変わります。ロボット型掃除機も普及が進み、買取市場でも出回るようになりました。
センサーを内蔵していて自動的に掃除してくれるロボット型掃除機は需要が高く、買取市場でも高値で取引されています。
また、紙パック式やサイクロン式の掃除機がありますが、近年安定して人気なのが吸引力が落ちにくいサイクロン方式の掃除機です。
掃除機は多くのメーカーが販売していますが、ロボット型掃除機であればアイロボットのルンバ、サイクロンであればダイソンの掃除機が安定して人気です。
電子レンジ
電子レンジは1人暮らしから大家族用までさまざまなサイズ、機能の製品が販売されています。アイリスオーヤマ等の参入もあり、リーズナブルに手に入るようになりました。
買取市場では各メーカーの人気ブランドが高値で買取されます。シャープの「ヘルシオ」や日立の「ヘルシーシェフ」等が安定して人気です。
古い・壊れた電化製品でも買取可能?買取が困難な家電の特徴
壊れたり古くなったりした電化製品が買取できるかは、多くの人が気になる問題でしょう。ここでは買取が難しい家電の特徴をまとめました。
製造年数が古い電化製品
買取してもらえる製造年数の目安は5年程度とされています。
家電は新しいモデルや新機能が毎年のように発表されます。そのため古くなってしまった家電は機能や節電の面で劣ることから、買取価格は下がりやすくなります。
買取業者によってもどれくらいの製造年数まで取り扱っているかは違うので、あらかじめ問い合わせておきましょう。
定価の安い電化製品
家電の中でも、もともとの販売価格が安い家電製品は中古市場ではあまり取り引きされません。
例えば、扇風機や電気ストーブ、延長コード、たこ焼き機といった家電は新品で買ってもあまり高くありません。
定価が安いので中古買取にしても価値がつかずに買取を断られることもあります。
壊れた電化製品
壊れてしまった家電製品は買取が難しくなります。一部ジャンク品として買取してくれる業者もいますが、買取価格は高くはなりません。
多くの買取店は、買い取った家電を修理加工して使えるようにしてから販売します。修理や加工にかかる手間や費用を買取価格から差し引いているため、買取価格は低くなります。
キズや汚れが目立つ電化製品
家電製品の買取価格は、傷や汚れによっても変動します。掃除機や洗濯機といった日常的に使う電化製品は汚れやすいので、定期的にメンテナンスしてください。
また、衛生面や清潔感が重視される冷蔵庫や電子レンジは、匂いがついてしまうと買取が難しくなります。同じ家電でも状態が良いほうが高値で買い取ってもらえるので、事前に清掃しておくと良いでしょう。
搬出に手間を要する大型家電
搬出するために2人以上のスタッフが必要な大型家電は、運び出しと運搬が困難で買取不可になることがあります。
冷蔵庫や大型テレビのように搬出が難しい家電の場合は、なんでも買取してくれる業者よりも、大型家電の取引実績が多い買取店をおすすめします。
専門的な買取店のほうが運搬のノウハウも豊富でスムーズに対応してくれます。
高く売れる電化製品の3つの特徴
買取が難しい家電がある一方で、高値で取り引きされやすい家電もあります。高く売れるものの特徴を3つにまとめて紹介します。
状態が良い
家電製品の中でも、状態が良いものは高値で取引されます。特に調理家電は汚れや匂いがつきやすいので、しっかりと掃除しておきましょう。
定期的にメンテナンスしておくことで、キレイな状態を保ちやすく家電の性能を落とさずに使い続けられます。
付属品やパーツを完備
高く買取してもらうためには、購入時の付属品は全て揃えておきましょう。
掃除機であれば取り換え用のノズルやブラシ、テレビの場合はリモコンやケーブル、コード等全てまとめて買取に出すのが重要です。
また、取扱説明書や保証書も査定価格にプラスされることがあるので保管しておきましょう。
需要が高いモデル
電化製品は、モデルチェンジがある前の製品だと高く買い取ってもらえます。そのため、新モデル発表前が売り時です。
電化製品は定期的なモデルチェンジがあります。新モデルが発表されれば、旧モデルの定価は下がり、買取価格も下がってしまうことが多いでしょう。
季節ものの家電はシーズン直前にモデルチェンジされる傾向があります。そのため、モデルチェンジが発売される前や季節家電の実需期が価値のピークです。
使用時期の少し前、モデルチェンジされる前だと買取価格も上がりやすいのでタイミングを見計らってください。買取店によっては、需要が高まる時期に合わせて買取強化キャンペーンをおこなうので、チェックしてみましょう。
電化製品の買取査定は買取専門店へ
電化製品を査定に出すのは、買取専門店がおすすめです。
買取専門店であれば、電化製品以外にも売却可能なアイテムが多く、まとめて持ち込むことによって査定額にプラスしてもらえることがあるためです。
電化製品の売り先はリサイクルショップ、中古販売店に売却できるほか、家電量販店による下取りをしてもらうこともできます。しかし、リサイクルショップでは大型家電や専門性が高い電化製品には対応してくれないことがあります。
買取専門店はホームページやLINEなどから手軽に査定してもらえるケースが多いので、とりあえず値段が知りたいというときにも便利です。