「引っ越すので、使わないローテーブルを処分したい」
「倉庫に眠ったままのガラステーブルがあるけど、使わないので買い取って欲しい」
自宅にあるテーブルを売りたいと時は、買取相場の情報収集がポイントです。
査定価格の調査が面倒に感じる人へ向けて、テーブルの買取相場をまとめました。
テーブルの査定ポイントや買取価格の高いテーブルの特徴も紹介するので、参考にしてみてください。
テーブルの買取相場
テーブルの買取価格は、人気ブランド・デザイナーズテーブルか、ノンブランドかで大きく変わります。
売りたいテーブルがどのタイプかチェックして、買取相場を確認しましょう。
ブランド・デザイナーズテーブル
ブランド家具やデザイナーズ家具のテーブルは、高価買取を期待できます。
定価が高いため、自然と買い取り価格も高くなります。
テーブルの人気ブランドには、
- カッシーナ
- カリモク
- マルニ
などがあります。ブランド・デザイナーズテーブルの中古買取額は7,000~50,000円と幅広く、状態や需要などにより大きく差があります。
ノンブランドのテーブル
ノンブランドの中古テーブルに価格はほとんどつかず、買取不可の可能性もあります。
買取が難しいために中古相場は100~1,000円と安く、処分料がかからない分、少し得をする程度です。
テーブルの査定ポイント
買取店がテーブルの査定をするとき、チェックするポイントがあります。
どこを見られるか知れば、高価買取を狙った対策が可能です。この章では査定ポイントを簡単に説明します。
メーカーやブランドの価値
中古テーブルの買取価格に、テーブルのメーカーやブランドは大きく関わります。人気ブランドで需要が高いほど、高価買取を期待できます。
著名なデザイナーが手がけたテーブルは、細部まで独自のデザインで作り込まれています。
デザイン性とオリジナル性の高い製品には意匠権が付与され、価値の高さの証明になります。
ここでは高値がつきやすいブランドを、簡単に解説します。
カッシーナ・イクスシー(Cassina ixc.)
イタリアの人気家具ブランド「カッシーナ」を、世界で唯一ライセンス生産を許されたブランドが、カッシーナ・イクスシーです。
世界的に評価されたデザイン性の高さがあり、モダンでスタイリッシュなデザインが特徴です。
ニューヨーク美術館へ家具が展示されるほどの、デザイン性の高さを持っています。
カリモク(karimoku)
カリモクは使う木材にこだわり、国内で生産から販売までを手がけます。
部屋の中で使う家具を中心につくり、販売するメーカーで、樹齢150~200年の材料を使います。
国内で一貫して製造・管理することで、塗り替えて長く使える家具の製造・販売を可能にしています。
マスターウォール(MasterWal)
マスターウォールは独自の基準で木材を選別し、最高品質のウォールナット材による家具を提供しています。
シンプルでありながら重厚感のある、メンテナンス・磨き直しをくり返して、長く使えるデザインが特徴です。
使えば使うほど味わい深くなる、木材の特徴を生かした家具を扱うメーカーです。
ウニコ(unico)
ウニコは心地よい暮らしの提供がコンセプトの、ライフスタイルショップです。
家具は、デザイン・サイズ・価格のバランスがとれた商品の企画にこだわっています。
テイストの異なる37のコンセプトがあり、世界各地から日本人が使いやすいシンプルなスタイルを採用しています。
アルフレックス(arflex)
イタリアの高級家具ブランド「アルフレックス」は、日本のモダン家具の中でもトップを誇ります。
イタリア生まれ日本育ちのブランドで、日本のサイズに合ったデザインで提供されています。
メンテナンスを自社工場で行うため、廃番商品の修理にも対応するところが特徴です。
家具を長く使うことに価値を見出しつつ、新たなデザインへの挑戦も続けており、国籍を問わないデザイナーとの取り組みをしています。
トレンド
テーブルの需要はトレンドにより変わるため、そのとき人気のあるデザインや種類のテーブルほど、買取価格は高くなります。
人気ブランドのテーブルの中でも、トレンドにより価格に差がつくため流行を把握して売りに出すと、少しでも高く売れるでしょう。
本体の状態
テーブルの天板部分は、特に注意してキズや汚れがないか確認しましょう。天板だけでなく、脚など全体にも汚れやキズがないかも重要です。
落とせない汚れやキズがあっても、ブランドテーブルやデザインテーブルは高価買取の可能性があります。
補修キットなどを使って直すより、そのままの状態で査定に出した方が高値がつく場合もあります。
素材
木のテーブルだけでなく、あらゆる種類のテーブルに需要があります。
特に人気のある世界三大銘木の素材と、流行により需要が高まる大理石を紹介します。
チーク
チークは木製タールの油分を含むため、水に強く腐りにくい特徴があります。
海水にも強いため船の素材にも使われます。
現代ではオーブンを使って乾燥時間を縮めて家具用木材を作りますが、時間をかけて自然乾燥させたヴィンテージ家具は価値が高いです。
ウォールナット
ウォールナットはくるみのことで、使うほど深い味の出る素材です。
中でも黒みを帯びたブラックウォールナットは、高級感があるため人気があります。
マホガニー
赤みを帯び光沢のあるマホガニーは、世界的に希少性の高い木材です。
女性的な見た目から「木の女王」とも呼ばれる素材です。
大理石
大理石は高級感のある素材で、シンプルなデザインは素材の美しさを引き立て、手の込んだデザインは豪華な雰囲気になります。
買取相場が高いテーブルの特徴
買取価格の高いテーブルは需要により変化するため、売りたいときにトレンドのテーブルかどうかで高価買取が決まります。
この章では、買取相場が高いテーブルの特徴を紹介します。あくまで現在のトレンドにもとづいた特徴のため、変化する可能性はあります。
買取額を知りたいときは、まず買取専門店へ査定に出してみましょう。
北欧テイストのテーブル
日本では北欧テイストのテーブルの人気が高く、有名ブランドはもちろん、ノーブランドでも高値で売れる場合があります。
- Fredericia(フレデリシア)
- FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)
- eilersen(アイラーセン)
などのブランドが特に人気です。
和モダンのテーブル
日本らしい和のテイストと、現代的なスマートさをあわせ持ったデザインが和モダンです。
和モダンのテーブルは、和風・洋風どちらのタイプの部屋にも合うため人気があり、ノーブランドでも買取の可能性があります。
大理石を使ったテーブル
高級感と重厚感のある大理石製のテーブルは、定価が高値のため買取額もあがる傾向にあります。
大理石は天然・人工の2種類があり、天然大理石製のテーブルの方が高価買取されやすくなっています。
ローテーブル
ローテーブルは、ちゃぶ台・こたつ・ソファーの前に置くテーブルなど、背の低いタイプをさします。
一人暮らしの狭い空間でも使いやすいローテーブルは、常に安定した人気があり、買取価格を期待できます。
素材が世界三大銘木や人気ブランドの製品の場合、買取額がアップしやすいです。