タブレットを新機種に買い替えたいとき、使わなくなったタブレットを売って処分できると、購入資金にあてられます。少しでも高くタブレットを売りたい場合は、中古タブレットの買取相場のチェックは欠かせません。
この記事では、タブレットの買取相場と高く売るためのコツを紹介します。
手元にあるタブレットを少しでも高く売りたい人はぜひ読んでみてください。
タブレットの買取相場一覧表
種類豊富なタブレットの中から、人気商品の買取相場を一覧表にしてみました。
買取相場は状態や需要などにより日々変化します。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
iPad第9世代 | Wi-Fiモデル | ~44,000円 |
iPad第8世代 | Wi-Fi+Cellularモデル SIMフリー | ~32,000円 |
Surface(Microsoft) | Pro 6 | ~54,000円 |
Surface(Microsoft) | Book 2 15インチ 1TB FVH-00010 | ~76,000円 |
Galaxy Tab(Samsung) | Tab S2 | 6,000~12,000円 |
Galaxy Tab(Samsung) | Tab S | 3,000~6,500円 |
XPERIA Tablet(SONY) | Z4 Tabletシリーズ | ~10,000円 |
XPERIA Tablet(SONY) | Z3 Tabletシリーズ | ~11,000円 |
AQUOS Pad(SHARP) | – | 1,800~6,500円 |
ZenPad(ASUS) | 10シリーズ SIMフリーモデル | ~4,000円 |
ZenPad(ASUS) | 10シリーズ Wi-Fiモデル | ~7,000円 |
d tab(docomo) | d-02K | 6,600~12,000円 |
d tab(docomo) | d-01K | 7,700~14,000円 |
Qua Tab(au) | – | ~12,000円 |
iPad(Apple)
iPadはアメリカのアップル社開発のタブレットシリーズ名です。
オペレーティングシステムは、iOSを採用しています。
iPadの中古買取相場は高く売れた場合でおおよそ44,000円ほどですが、機種ごとに異なり、最新機種になるほど買取上限額は高くなります。
Surface(Microsoft)
Surfaceの中古買取価格は、76,000円位になります。
SurfaceはMicrosoft社製のパソコンで、タッチパネル対応の操作が特徴です。
タブレットのように操作ができ、専用タッチペンを使うと手書きでメモを添えられます。
キーボードは着脱式のため、タブレット・パソコンのどちらのようにも使えます。
Galaxy Tab(Samsung)
Galaxy Tabの買取相場は12,000円です。
Galaxy Tabは韓国のサムスン社の製品で、タブレットは薄くスタイリッシュさが特徴です。
高い解像度と優れた色再現性、最適な輝度レベルのため、映像コンテンツを楽しみたい人向けのタブレットです。
XPERIA Tablet(SONY)
中古のXPERIA Tabletを売るとき、11,000円程度が買取相場といわれます。
エクスペリアはソニーの製品で、Androidの国内シェアは1位を獲得してきました。
根強い人気がある国産メーカーのブランドで、世界初4Kディスプレイを搭載した製品はXperiaだそうです。
AQUOS Pad(SHARP)
AQUOSPadを中古で売った場合、買取相場は6,500円位です。
シャープ製のAQUOS Padは種類が少なく、ビジネスシーンに使いやすい法人専用のタブレットとドコモのd tabのみです。
ここで紹介したAQUOS Padの買取相場は、d tabを除いた価格です。
ZenPad(ASUS)
ZenPadを中古で売った場合の買取価格は、7,000円程度が相場です。
ZenPadを製造するASUS製品の特徴は、解像度が高くメモリが大容量、スピーカーの音質が良いなど動画視聴やゲームプレイに最適な商品です。
しかし価格が安いため、中古の買取相場もそれほど上がりにくくなっています。
d tab(docomo)
中古のd tabを売ると、買取相場は14,000円になります。
d tabは防水機能搭載で、キッチンで動画を見ながら料理するなど水場でも使いやすい仕様です。
最新機種になるとカメラはダブルレンズカメラ搭載で、背景ぼかし機能などもあり、こだわりの写真撮影ができます。
Qua Tab(au)
Qua Tabの中古買取相場は、12,000円位になっています。
auのオリジナルブランドシリーズのひとつがQua Tabです。
扱いやすさをより重視したい人向けの製品で、新機種が登場するたび、使いやすさが増しています。
容量はそれほど大きくないものの、インターネット検索やSNSをメインで使う人にはちょうど良いタブレットです。
タブレットを売る前に確認しておきたい3つのチェックポイント
中古タブレットは、白物家電やおもちゃを売るときと違って、事前に確認すべきポイントがあります。
買取可・不可に関わるポイントのため、査定へ出す前に必ず確認しましょう。
ネットワーク利用制限のチェック
ネットワーク利用制限とは、通信事業者が条件にもとづき通信や通話をできないようにする仕組みです。
もし利用料を払っていない・不正契約などの場合は利用制限をキャリア側がかけます。利用制限がかかったタブレットの売却は絶対にできないため、製造番号をもとに確認しましょう。
iPadは設定→一般→情報の順にタップしてシリアル番号を見つけ、製造番号(IMEI)を確認します。
例えばドコモの場合、製造番号を入力すると利用制限の有無をチェックできるサイトがあります。
http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php
タブレットの通信事業者のサイトなどから、チェックサイトへ入り確認しましょう。
データのバックアップ
タブレット内のデータは売却後では取り出せないため、必要なデータをバックアップしましょう。買い替えでデータを復元したいときにも役立ちます。
バックアップと復元に対応したアプリを使うと便利ですが、アプリの場合保存先を内部ストレージにせず、microSDやSDカードへ保存しましょう。
データを暗号化して初期化
先にデータの暗号化をするには、セキュリティ→端末の暗号化→ロック解除用のパスワードを設定する→端末の暗号化の順でタップします。
何度か再起動しながら進行し、完了するまで待ちましょう。
Androidのタブレットを初期化するには、先に端末からGoogleアカウントを削除します。
その後、設定→システム→リセット→注意文に目を通したあと、「携帯電話のリセット」→すべて削除の順でタップして進めると、初期化が完了します。
すべて削除をタップしたあとは初期化が始まり、しばらくすると再起動されて初期化が完了します。
中古タブレットを高く売るコツ
処分したいときすぐに買取店へ持ち込む方法もありますが、その前に行いたい行動があります。
中古タブレットを1円でも高い査定額で売るためには、4つのコツを押さえておきましょう。
付属品を揃える
タブレットの売るとき、状態の良し悪しに関わらず付属品はできるだけそろえましょう。
本体の状態が悪く買取額が下がったとしても、付属品で多少アップする可能性があるためです。
- 化粧箱
- 取扱説明書
- 保証書
- コード類
など、ひとつでも多くそろえて査定に出しましょう。
簡単なメンテナンスを行う
汚れたタブレットよりきれいなタブレットの方が、高額買取を期待できます。
査定に出す前にできる限り汚れを拭き取ってきれいな状態にしましょう。
水や洗剤などは使わず、やわらかいティッシュや布でそっと拭きます。
溝にたまったゴミは綿棒やつまようじでそっとかきだしますが、無理して壊さないようにします。
なるべく早めに売却する
タブレットは最新機種に近い物ほど、高価買取の可能性が上がります。
購入したものの使わなかったタブレットは、できる限り早めに買取店へ売りましょう。
新機種が発売になると旧機種の値段は下がりやすく、買取額も同様に落ちるためです。
買取専門店に持ち込む
あらゆる買取ショップでタブレットは取り扱っていますが、買取専門店での売却が最も高値を期待できます。
タブレットに限らず、スマホや家電製品などいくつもまとめて処分したいときは、買取専門店に相談すると総査定額に上乗せされる場合があるためです。