タグホイヤーの腕時計を手放そうと思っているけれど、どのぐらいで売れるのか気になっている。
この記事ではそのような方に向けて、タグホイヤーの人気モデルの買取相場から、タグホイヤーの腕時計を高く買い取ってもらうためのポイントを紹介します。
タグホイヤーを少しでも高値で買い取ってもらいたい方の参考になれば幸いです。
タグホイヤー(TAGHeuer)の買取相場一覧表
まずはタグホイヤーの代表的なモデルの買取価格を一覧で紹介します。
▼タグホイヤー主要モデル買取価格表
モデル名 | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
カレラ | クロノグラフ CBK2110 |
BA0715 | 19~22万円 |
カレラ | キャリバー ホイヤー01 45mm CAR2A1H | FT6101 | 27~33万円 |
オータヴィア ウォッチ |
CBE2110 | BA0687 | 24~28万円 |
フォーミュラ1 | CAZ1011 | – | 8~12万円 |
アクアレーサー | ワンピースリミテッド・エディション | WAN2114 | 10~13万円 |
モナコ | スティーブ・マックイーン CAW2111 | FC6183 | 25~32万円 |
ヘリテージ | ブラック WAS2110 | FC6180 | 8万円~12万円 |
買取相場額が高いタグホイヤーの人気モデル
タグホイヤーのなかでも買取相場額が高い人気モデルの一覧を紹介します。
カレラ、フォーミュラ1、モナコなどのモデル以外にも、高値での買取が期待できるモデルはたくさんあります。
人気モデル(1)カレラ
タグホイヤーを代表するモデルである「カレラ」は、アメリカからメキシコ間を疾走するモーターレース、「カレラ」にインスピレーションを受け、1963年に誕生したプロドライバー用のモデルです。
当時の路面状況は大変劣悪で、その中でのレースはまさに命がけとなったわけですが、その中でも視認性を損なわない腕時計として、「カレラ」はその名を轟かせる事になりました。
買取価格は「キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ CAR2A5A.FT6044」で50万円前後と、モデルによっては高値で取引されています。
人気モデル(2)オータヴィアウォッチ
自動車や航空機に搭載するダッシュボードタイマーとして開発された「オータヴィア」ですが、1962年にはクロノグラフとして登場しました。
2016年に再びクロノグラフの復刻モデルとしてリリースされるなど、モデルとしての人気ぶりが窺えます。
買取価格例を挙げると、「オウタヴィアCBE2110.BA0687」は25万円前後で買取されています。
人気モデル(3)フォーミュラ1
「カレラ」と同様にカーレースをルーツに持つ「フォーミュラ1」は、1986年に誕生したタグホイヤーの中では比較的新しいモデルです。
フォーミュラ1の特徴は、素材にF1を走るレーシングカーと同様の素材を一部に採用していることであり、タグホイヤーの遊び心を感じさせます。
新品価格が低いため、買取価格もやや抑え気味で、「F1 レディ スティール&セラミック WAH1315.BA0868 ホワイト」の場合10万円前後で買取されています。
人気モデル(4)アクアレーサー
タグホイヤーの中でも防水機能に特化したのが「アクアレーサー」の特徴で、同モデルは2000年に登場しました。
アクアレーサー自体の歴史は浅いですが、タグホイヤーは古くから防水性能に優れた腕時計を多数リリースしています。
アクアレーサーはエントリーモデルのため新品価格は抑えられ、買取価格も10万円前後となっています。
人気モデル(5)モナコ
特徴的なスクエアケースに加え、史上初の防水機能を搭載したのが「モナコ」です。
1980年以降はリリースがストップしていましたが、1998年に復刻されて以来はメインラインナップに名を連ねています。
2009年に大幅なリニューアルが施されましたが、それまではプラスチック防風を採用し、独特の温かみを感じさせました。
「モナコ」はモデルにより買取価格に差があり、15万円~30万円程度で買取されています。
人気モデル(6)ヘリテージ
タグホイヤーの中でも「ヘリテージ」は独特なデザインが特徴のモデルで、クラシカルな雰囲気を保ちながらも、最新の技術を搭載しています。
ヘリテージは新品価格で40万円~60万円程度で販売されていて、中古市場では「タグホイヤー カレラ ヘリテージ キャリバー 1887 」の場合、20万円前後で買い取られています。
古いモデルでも買取可能?タグホイヤーの買取可否の目安
タグホイヤーの時計を持っているけれど、モデルが古かったり故障したりしているから、買取に出すのをためらっている、そんな方もいるかもしれません。
ここでは状態が悪いタグホイヤーでも買取してもらえるかどうか解説していきます。
モデルや年式が古い
モデルや年式が古いタグホイヤーも、状態によっては高値で買取が可能です。
モデルや年式が古かったとしても保存状態がよく、問題なく実用できるのであれば高値での買取が期待できるので、まずは買取査定を依頼してみることをおすすめします。
時計が壊れていて動かない
完全に動かなくなってしまった時計であっても、タグホイヤーであれば高値で買い取ってもらえる可能性は十分あります。
特に自社で故障修理をしている買取専門店であれば、故障修理のコストを圧縮しているため買取査定額が下がりづらいでしょう。
完品にするために自分で修理を行うのはリスクが高いので、先に信頼できる買取専門店で査定を相談してみてください。
キズや汚れがある
キズや汚れがあったとしてもタグホイヤーは十分買取の対象になりますが、美品と比べると買取価格が下げられてしまう可能性があります。
時計についてしまったキズは自分で修復することは難しいですが、汚れであれば簡単に落とせることも。
腕時計を査定に出す前には、無理をしない範囲でセルフクリーニングに挑戦してみましょう。
保証書や付属品がない
購入から時間が経過している腕時計の場合、保証書や付属品がないケースもあります。
保証書や付属品が無いからと言ってすぐに買取不可になることは珍しく、大体の場合は減額対象となるだけです。
買取専門店の中には付属品や保証書を自ら揃え、仮にそれらが欠品の状態で査定に出したとしても、付属品や保証書の在庫があれば減額しないケースもあります。
モデルによってはプレミア価格も!タグホイヤーの買取相場を高めるコツ
ここではタグホイヤーを少しでも高く買い取ってもらうためのコツをいくつか紹介します。
人気の高いモデル
タグホイヤーというだけで買取価格が高くなりそうなイメージがありますが、タグホイヤーの中でも特に高く売れるモデルがあります。
「カレラ」や「モナコ」などはタグホイヤーを代表するモデルであり、中古市場でも需要が高い状況です。
機械式のメンズモデルは高値がつきやすい傾向にあるので、そのような時計を持っているなら、まずは査定に出してみましょう。
保証書や付属品を用意する
これは時計を買い取ってもらう場合に限りませんが、購入時に付いてきた保証書や付属品はできるだけ用意してください。
仮に保証書や付属品が無かったとしても、買取できないといったことはありません。
しかし、減額されてしまう可能性は高いでしょう。
ただ買取専門店の中には、保証書や付属品を自社で保有していて、本体だけでも減額なしで買取してくれる可能性があります。
なるべく綺麗な状態で買取査定に出す
時計に付いた小キズなどは自分で落とすことはできませんが、ちょっとした汚れであれば自分で落とすことは可能です。
乾いた布で軽く拭き、溝などの汚れは綿棒で落としましょう。
オーバーホールを検討する方もいますが、オーバーホールをしたからといって、劇的に買取価格がアップすることはほとんどありません。
買取専門店に査定を依頼する
タグホイヤーの腕時計を売る場合、オークションサイトで出品する方法以外にも、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。
この時、可能であれば腕時計を得意としている買取専門店に査定を依頼してください。
腕時計を得意としている買取専門店であれば、腕時計に関して十分な知識を持つスタッフが査定に対応してくれるので、納得のいく価格で売却することが可能です。