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更新日
2021.07.15.

古紙幣・旧紙幣の買取相場を解説

古紙幣や古銭などをコレクションしておく方は非常に多くいます。しかし中には、コレクションとして集めたものを手放そうと考えている方もいるのではないでしょうか?

ここでは不要となった古紙幣のコレクションを処分しようと考えている方のために、古紙幣の買取相場や、古紙幣を売るときに意識しておきたいポイントなどを紹介します。

古紙幣の定義と現行紙幣の違い

まず始めに、古紙幣の定義、そして古紙幣と現行紙幣の違いを解説します。

古紙幣とは、明治時代以降に流通し、現在では発行されていない紙幣を指します。基本的に古い時代に発行されたものほど高い価値が認められ、高値での買取が期待されます。

古紙幣の中でも特に知名度が高いのが、板垣退助の旧100円札、岩倉具視の旧500円札が挙げられます。

現行紙幣は額面を大きく上回る価格で買取されることはほとんどありませんが、紙幣番号がゾロ目の場合や、印刷ミスの紙幣は珍しいものとして高値で買取してもらえる可能性があります。

古紙幣の買取相場一覧表

ここからは古い紙幣の買取相場を表にして紹介します。

▼古紙幣の買取相場一覧表

発行時期 名称 買取相場
明治 旧国立銀行券 ~2,000万円
明治 大黒札(一円札) 1万~10万円
明治 改造百円券 ~2,000万円
明治 明治通宝100円券 2,000万~8,000万円
明治 表猪10円紙幣 20~300万円
明治 分銅 5円紙幣 30~120万円

貴重な古紙幣は、店舗で簡単に取引できないレベルの価格が付きます。場合によっては貴重すぎて価値が付けられないと判断されることもあるでしょう。

ただし、古紙幣の状態が悪ければ残念ながら査定価格は下がります。

少しでも高く古紙幣を買取してもらいたいのであれば、保管状態に気を配りましょう。

買取相場の高い古紙幣の種類

ここからは特に買取相場の高い紙幣について紹介していきます。

旧国立銀行券

旧国立銀行券は、明治時代に発行された紙幣であり、兌換紙幣として機能していました。

兌換紙幣とは金を始めとする本位貨幣との交換が保証されている紙幣であり、積極的に回収されていたことで知られています。
旧国立銀行券は、その貴重性から市場では最高数千万円で取引されることも考えられます。

大黒札

日本で始めて中央銀行が発行した紙幣として知られているのが「大黒札」です。

それまでも日本では貨幣が流通していたのですが、明治時代に新政府が発足したことを契機として、中央銀行で紙幣を発行することになりました。

大黒札には1円札の他にも複数種類が存在し、現時点では1円札が使用可能です。

改造百円券

先程紹介した大黒札はとある問題を抱えていました。

それは虫の食害に遭うことです。

どうして紙幣が虫に食われうのは、素材としてこんにゃく粉が使用されていたからです。

それでは紙幣の役割を果たすことができないとして新たに生まれたのが改造百円券でした。

流通数が非常に少ない通貨であるため、買取価格は最高2,000万円程度と非常に期待が持てます。

明治通宝100円券

日本で初めて西洋の印刷技術を用いて発行されたのが「明治通宝100円券」でした。
発行数が2万枚程度と絞られていたためなかなか出回ることはありません。

現在中古市場に流通するのであれば、数千万円の価値が見込める非常に貴重な紙幣です。

表猪10円紙幣

正式名称は「日本銀行兌換銀券10円」。紙幣の表面に8頭の猪と和気清麻呂がデザインされているため、通称「表猪10円」です。

ここまで紹介した紙幣と比べると買取価格は控えめになりますが、それでも美品であれば買取価格が100万円を超えることもあります。

買取相場が高額に跳ね上がる古紙幣の特徴

ここでは古紙幣の中でも買取価格の上積みが期待できる古紙幣の特徴について紹介していきます。

紙幣番号に特徴がある

紙幣には基本的に識別するための番号が記載されていますが、この番号が特徴的だと買取価格がアップします。

以下の紙幣番号を持つものは高い価格で買い取ってもらえる可能性があります。

紙幣番号がこのような特徴のあるものだった場合、買取価格が一気にアップする可能性があります。

共通アルファベットのサンドイッチ

現行紙幣の場合、紙幣番号はA〇〇〇〇〇〇Aなどと記載されていますが、この最初と最後のアルファベットが一致している状態を「サンドイッチ」と呼び、買取価格がアップします。

アルファベットの中でも特に高値が付くのがAとZの2つです。それ以外のBB券、LL券などは、AA券とZZ券と比較すると買取価格は控えめになります。

AA券は、折れ目などがついてしまうと価値はなくなります。そのため日常的に使っているお札でもし該当するものがあったとしても売却は難しいでしょう。また、AA券の場合でも上から2桁目がAの場合は希少価値が低く、こちらも売却は難しいでしょう。

エラープリント紙幣

現行紙幣でも特にコレクターから注目されているのがエラー紙幣です。

エラープリント紙幣とは、印刷の際にミスが生じてしまった紙幣のことであり、そのエラーの内容は様々です。

例えば、印刷の一部分が白く印刷されてしまった「印刷ミス」や、紙幣が正確に裁断されなかった「耳付き」などが該当します。

エラープリント紙幣には、額面の100倍ほどの値段が付く可能性があります。

帯付きの古紙幣

通常の紙幣にも100枚単位で帯が付きますが、古紙幣に帯がついた場合でも高値での買取が期待されます。

そもそも帯が付いている古紙幣の束は稀ですが、古紙幣が発行されていた時代の帯そのものが珍しいため、その分査定額の上乗せが期待できます。

古紙幣の帯は不要なものだと考えてしまいがちですが、うっかり捨ててしまわないようにしてください。

古紙幣を高値で買い取ってもうらうコツ

最後に、古紙幣を少しでも高値で買い取ってもらうためのコツを紹介します。

保存状態に気をつける

たとえ価値がある古紙幣だったとしても、保管状況が悪かったために紙幣の状態が悪くなってしまったら、買取価格を大幅に下げられてしまう可能性があります。

おすすめは、紙幣専用のホルダーで管理することです。文房具や事務用品店にて購入できます。

また、紙幣の素材によっては虫などによる食害が懸念されるので、防虫剤なども使用しましょう。

食害に遭ってしまうと復元するのは不可能です。

汚れを落とさないこと

汚れを無理やり落とそうとしてしまうと汚れが悪化して、最悪の場合は紙幣が破れてしまいます。特に年代の古い古紙幣は劣化が進んでいる可能性が高く、想像以上に簡単に破損してしまいます。

特に古紙幣はデリケートなので、無理に汚れを落としてしまうのは絶対に避けてください。

買取専門店に持ち込む

古紙幣の買取を依頼したいのであれば、オークションなどで販売する方法がありますが、自分が納得のいく価格で落札されるかどうかは未知数です。出品・配送に手間がかかりますし、金額によって落札者とトラブルになることも考えられます。

そのため貴重な古紙幣を手放す場合は、買取専門店がおすすめです。買取専門店には古紙幣に精通しているスタッフが在籍しているので、納得のいく査定を受けられるでしょう。

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骨董品バイヤー
安彦 秀紀

鑑定士として約6年。月約50~70件の出張買取を担当。 まだ業界でも数少ない「骨董品」の買取を得意とする、全店舗の買取部の責任者。
趣味も「美術館巡り」と、プライベートでも鑑定士としての目を養い、古美術品の深みにはまっております。

現在は出張買取だけでなく、骨董品についての勉強会を定期的に実施し、スタッフの骨董品の鑑定力のレベルアップに向けて邁進中。
また骨董品のオークションの振り師の経験もあり古美術業界にも精通しております。
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