世界的人気を誇るブランドで、日本でもトップクラスの人気があるのがルイヴィトンです。
中でもルイヴィトン ダミエという、市松模様が特徴のシリーズは、そのクラシカルな雰囲気から高い支持を集めています。
今回は、ルイヴィトンダミエの買取相場や買取のコツ、状態別の買取可否などについて詳しく解説します。
ルイヴィトン ダミエの買取相場一覧表
では実際に、ルイヴィトン ダミエのバッグや財布について買取相場を確認してみましょう。
新品であれば定価の8~9割、中古品であれば定価の2~5割程度で買取されることが多いです。
バッグの買取価格表
モデル | 商品名 | 買取相場 |
---|---|---|
アズール | クロワゼット N41581 | 5万円 ~ 12万円 |
アンフィニ | アンブレール オニキス N41288 | 5万円 ~ 10万円 |
エベヌ | オラフPM N41442 | 30万円~45万円 |
グラフィット | トロカデロ・メッセンジャーPM N40087 | 5万円 ~ 10万円 |
小物の買取価格表
モデル | 商品名 | 買取相場 |
---|---|---|
エベヌ | ポシェット・クレ N62658 | 1万~2万5千円 |
エベヌ | ダミエ ポルトフォイユ・エミリー N63544 | 1万~5万円 |
エベヌ | エテュイ・シガレット N63024 | 1万~3万円 |
エベヌ | ジッピー・ウォレット N41661 | 1万~7万円 |
ルイヴィトン ダミエの種類
ルイヴィトンには非常に多くの種類があり、ダミエ1つとってもエベヌやアズールなど細かく分類されます。そこで、ダミエのおもなラインについて解説します。
ダミエ柄の種類
ダミエ柄には次のように、いくつか種類があります。
- ダミエ・エベヌ柄
- ダミエ・アズール柄
- ダミエ・グラフィット柄
- ダミエ アンフィニ柄
- ダミエ・ジュアン柄
上記の他にも様々な種類があります。特に有名なのはアズールやグラフィットです。
通常のダミエは茶色の市松模様ですが、ダミエ・アズールは白と青のさわやかなカラーリングをしています。
ダミエ・グラフィットはブラックとグレーのモノトーンが特徴です。
白と青のダミエ・アズールは女性に人気が高く、モノトーンのダミエ・グラフィットは男性やビジネス向けのルイヴィトンを探している層に人気があります。
実はダミエ柄は、あのルイヴィトンの象徴であるモノグラム柄よりも昔から使用されています。
ダミエ柄による買取価格の違い
ダミエ柄によって需要が変わるため、買取価格にも反映されます。最も高価なのは定番である、ブラウンの市松模様をした「ダミエ・エベヌ」柄です。
シックな雰囲気は世代を問わず愛されています。また、ビジネス向けとして利用しやすいダミエ・グラフィット柄も人気が高いです。
一方、値段が安定しないのはダミエ・アズール柄です。白を使っている関係でどうしても他の柄より汚れが目立つため、状態が悪いと値段が下がりやすくなります。
ボロボロでも買取可能?ルイヴィトン ダミエ買取可否の目安
状態の悪いものを買い取ってもらう場合、どこまでなら買い取ってもらえるのか、買取可否の基準について解説します。
保証書なし・付属品なし
保証書なし・付属品なしの場合でも、基本的には買取可能です。
このような場合、査定価格への影響としてはわずかな減額で済むパターンと、大幅減額になるパターンの2種類があります。
欠品してもわずかな減額で済む付属品としては、たとえば次のようなものがあります。
- 外箱
- ギャランティーカード
- ショッパー
一方、大幅減額になるのは次のように、実際使用するときに必要不可欠な品が欠品している場合です。
- 南京錠や鍵
- ショルダーストラップ
アイテム次第で減額幅が異なるので、できるだけ付属品は探し出しておきましょう。
古いモデル・中古品
流行遅れの古いモデルや中古品でも、買取自体は可能です。
特にルイヴィトンの製品はヴィンテージものの人気も高いため、廃盤になってもう入手できない製品などは意外な高値がつく可能性もあります。
ルイヴィトン製品はもともとが高額な品が多いため、あこがれのブランドものを安く購入したい層から一定の需要があります。
ただし、使用感が目立つ商品は年数に関わらず減額されやすいため注意が必要です。
本体がボロボロ・カビなどの汚れ
本体がボロボロな品や、カビやシミなどの汚れがある場合はケースバイケースです。基本的には買取できますが、使用できないほどのレベルだと買取不可になることもあります。
ルイヴィトン製品は買い取った後、別のお客さんが購入して使うことになります。そのため、実際の使用に戸惑うような品は需要が低くなり、買取価格も下がりがちです。
特にルイヴィトン製品は多く出回っているので、状態の悪い品の場合は買取価格にあまり期待はできません。
ルイヴィトン ダミエの査定ポイントを解説
ルイヴィトン ダミエを持ち込んだ場合どのような点に注目して査定が行われるのか、ポイントを解説します。
持ち手のキズや汚れ
真っ先に確認されるのは、触れる機会が多く損傷や汚れの激しい持ち手部分です。
手の脂や汚れ、ファンデーションなどがべったりとくっついていると査定額が大きく下がるため、持ち手はできるだけ綺麗になるようメンテナンスしておきましょう。
また、拭いても綺麗にならない摩耗や変色などもチェックされます。
普段から丁寧に使用することで摩耗や変色を防げるでしょう。なお、持ち手の部分が綺麗な商品は貴重なため高値がつきやすくなります。
四隅の傷み具合
持ち手と同様に傷みやすいのが四隅です。
バッグや財布などのアイテムは置いたりぶつけたりして四隅を傷めることが多いため、四隅の状態が綺麗かどうかは買取価格に大きく影響します。
- 四隅の形が崩れていない
- 擦れや傷などがない
このようなアイテムは高額査定がつきやすくなります。逆に破けたりボロボロだったりすると大きく減額されてしまうので注意しましょう。
全体の皮革の状態
バッグ全体の皮革の状態も重要な査定対象です。第一印象を左右するのはもちろん、使用感が現れやすい部分でもあります。
ルイヴィトン ダミエは比較的汚れにくい素材でできていますが、ヌメ革部分については汚れやすいため注意が必要です。擦れ、傷、汚れなどが目立つと買取価格は大幅に下がります。
バッグ内部のダメージ
バッグの内側にカビや汚れなどのダメージがないかも査定対象です。
外からは見えませんが、買取された商品は別のお客さんが使用するため、使用に躊躇するような状態だと大きく減額されます。
特にバッグの中は、何かをこぼしてシミになったり、埃やゴミが溜まっていたりするため綺麗に掃除しておきましょう。
また、ニオイも査定対象です。香水やカビのニオイなど、いい匂いであれ悪い臭いであれ、ニオイがあるだけで減額されてしまいます。
ルイヴィトン ダミエを高額買取してもらうコツ
ルイヴィトン ダミエを売却するにあたって、高価買取のポイントについて解説します。
日々のメンテナンス
ルイヴィトン ダミエを使用した日は必ずメンテナンスを行い、いつかやってくる売却の日に備えましょう。
ルイヴィトン ダミエはもとが高額なだけに、少しの傷や汚れが査定価格に響きます。
日頃から大事にメンテナンスしながら使うことで、売却の際も手間をかけずすぐに売りたいタイミングで売却できます。メンテナンスのポイントは次の通りです。
- 使った後は乾いた柔らかい布や専用クリーナーを使って汚れを落とす
- 湿気によってカビが生えないよう、保管場所の除湿や換気を行う
- 紙を丸めてバッグの中に入れ詰め物とし、バッグの型崩れを防ぐ
保証書や付属品をセットにする
保証書や付属品があれば、すべてセットにして査定に出しましょう。
ルイヴィトンのようなブランドものは偽物が非常に多いので、本物であると証明する品があれば査定がスムーズになります。
また、買い取った品が再販されたときも買い手としては付属品が揃った新品に近い状態の方が良いため、付属品が揃っていた方が査定価格は高くなります。
次のようなものは、あらかじめ売却を見越してとっておきましょう。
- 外箱
- ギャランティーカード
- コントロールカード
- 購入時のレシートや領収書
この他にも付属品があれば捨てずにすべて保管しておくことが大切です。
プロの鑑定士がいる買取専門店に依頼する
ルイヴィトン ダミエを売却するときは、買取専門店に依頼すると高値がつきやすくなります。
買取専門店にはプロの鑑定士が在籍するため、真贋を正しく見抜いて査定できるのがメリットです。
また、ブランドものはもとの価格が高いため、買取専門店のまとめ売りボーナスを利用すると高額査定が期待できます。