「車移動が増えて電動自転車に乗らなくなった」
「買い替えを検討中で、古い電動自転車を売りたい」
使わない電動自転車を賢く処分するには、買取店への売却を検討してみましょう。そして、適正な査定額かどうか判断するために、事前に買取相場を知っておくのは非常に重要です。
この記事では、電動自転車の中古買取相場の情報をまとめました。
売却を検討している人は、参考にしてみてください。
電動自転車の買取相場一覧表
電動自転車はどのくらいの価格で売れるか、買取相場一覧表を作成しました。
売りたい電動自転車のブランド・商品名・型番を調べて、照らし合わせましょう。
ブランド | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
ヤマハ | PAS Cheer | – | ~28,000円 |
パナソニック | – | BE-ELHC249B | ~55,000円 |
ブリジストン | 2019フロンティアDX | F6DB49 | ~15,000円 |
ルイガノ | 2019 ASCENT e-sports | – | ~100,000円 |
高価買取が期待できる電動自転車の人気ブランド
電動自転車の中でも人気ブランドの商品は、高価買取を期待できます。
この章では、高額査定の可能性がある人気ブランドの電動自転車について、特徴と買取相場を簡単に説明します。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)
タイヤメーカーのブリジストン製電動自転車は、高い走行性能と安定性があり人気のメーカーです。
通学や主婦向けなど電動自転車を使う人に合わせた種類展開があり、幅広い層から人気があります。
ブリジストンの電動自転車の買取相場は、15,000~50,000円程度です。
ヤマハ(YAMAHA)
電動自転車のパイオニアであるヤマハは、1993年に電動自転車の販売を始めました。
ヤマハが扱うシリーズのうち、PASは世界的に有名な商品で、世界で電動自転車が広まるきっかけをつくりました。
ヤマハの電動自転車の買取相場は、20,000~150,000円程度です。
パナソニック(Panasonic)
日本の大手電機メーカーのパナソニックは、他メーカーの電動自転車よりやや高めに価格設定されています。
定価が高価な分、中古電動自転車の買取額も上がりやすいでしょう。
パナソニックの電動自転車は、45,000~180,000円程度で買取されています。
デイトナ(Daytona)
おしゃれで高性能の電動自転車を求める人に、デイトナ製品は人気があります。
電動自転車に見えないデザインを目指した製品づくりが特徴です。
デイトナの電動自転車の買取相場は、30,000~130,000円程度になっています。
ベスビー(BESV)
2014年設立の新進気鋭ブランドで、街乗りなどカジュアルタイプからスポーツタイプまでを扱います。
デザイン性の高さを重視しており、電動自転車のデザインはヨーロッパでの実績を持つデザイアーを採用するほどです。
ベスビーの電動自転車は、90,000~150,000円程度で買取されます。
壊れた電動自転車や古い電動自転車は買取可能?
売りたい電動自転車に故障した部分がある場合や、昔に購入した製品の場合、売れるかどうかはいくつかのポイントで判断されます。
電動自転車の状態と、買取不可のケースを紹介します。
壊れた電動自転車
壊れた電動自転車でも買取は可能となるケースは多くあります。電動自転車の中でも人気ブランドの商品は需要が高く、細かい部品も求めらるためです。
乗れないほど壊れた電動自転車であっても、部品に分解すると需要があるため、人気のあるブランドの製品は査定に出してみましょう。
10年前に購入した古い電動自転車
電動自転車は製造から10年経つ古い商品であっても、問題なく動く場合は買取可能なケースがほとんどです。
しかし製造から15年以上経つ電動自転車は、買取不可としている店舗が多いです。
製造年を確認し売れる電動自転車か確かめましょう。
キズや汚れがあるもの
キズや汚れがある電動自転車は、基本的には買取可能です。
屋外での使用機会がほとんどの電動自転車は、キズや汚れは仕方のないものですが、売る前にできる限りきれいにメンテナンスしましょう。
自分で掃除のできる範囲で手入れするだけでも、査定額アップを期待できます。
三輪式の電動自転車
三輪式の電動自転車は、高齢者から好まれます。三輪式を理由に買取不可になるケースは少なく、基本的には買取可能です。
高齢化にともない三輪式電動自転車の需要も高まっているため、今後高価買取を期待できる商品でしょう。
電動自転車を売る前に注意すべきポイント
電動自転車は、売却前に行う手続きや作業があります。
スムーズに売って後からトラブルに巻き込まれないためにも、事前準備を整えてから査定に出しましょう。
売る前に防犯登録の抹消が必要
電動自転車の購入時に必ず防犯登録を行っています。売る前には登録を抹消しましょう。
登録の解除は、自転車防犯登録所の看板を掲げた自転車販売店、または警察署で行えます。
費用は無料ですが、以下の3つを手続き場所まで持っていきましょう。
・登録解除したい自転車本体
・防犯登録カード、ない場合は自転車の保証書と領収書
・身分証明書
自転車販売店や警察署へ出向く時間のない場合、中古ショップが扱う譲渡証明への記入で対応可能な場合もあります。事前に確認しておくとスムーズです。
電動自転車を売るための必要な書類を揃える
電動自転車を売る場合、
・身分証明書
・自転車の販売証明書
の2つを持参しましょう。
中古ショップへの売却で身分証明書の必要なケースは多いですが、電動自転車の売却では販売証明書まで提示できないと難しいです。
販売証明書の提示は防犯の観点から、その電動自転車が盗品ではなく自分で購入したものと証明するために必要です。
売却する前にバッテリーを充電しておく
売りたい電動自転車は、査定に持ち込む前に充電しましょう。
査定に出し動作確認を受ける段階で動かなければ、充電してから再査定になる場合もあります。
再査定は買取店が時間を取ることになるため、その分査定額が下がりやすいです。
もしバッテリーが古く充電できない場合は、自転車メーカーや小型充電式電池リサイクルセンターへ依頼して回収してもらう必要があります。
電動自転車を高く売るコツ
使わなくなった電動自転車を、できる限り高く買い取ってもらうために、今からでも行えるコツがあります。
3つのコツを押さえて、1円でも高い査定額を目指しましょう。
売却前に簡易的なクリーニングを行う
電動自転車を買取店へ出す前に、自宅で簡単なクリーニングをすると買取額アップを期待できます。
汚れた状態より掃除をしたきれいな電動自転車の方が、店舗での掃除の手間が省けるためです。
フレーム・ハンドル部分の拭き掃除のほか、サビは市販のサビ落とし剤を使うと無理なく落とせます。サビ取り剤はホームセンターなどで購入でき、サビの発生した部分へふきつけます。
サビ落とし剤をつけた場所をスチールブラシで優しくこすり、強くこすらないよう注意しましょう。最後にもう一度サビ落とし剤(クリームタイプ)をつけて、紙やすりなどでこすります。
それでも取れない汚れは無理に落とそうとせず、買取店へ持ち込みましょう。
売却するタイミングに注意する
電動自転車の売却時期は春がおすすめで、具体的には2~3月の時期が狙い目です。
2~3月は4月からの新生活に向けて電動自転車を用意したい人が多く、需要が高まる時期です。
気温が上がり屋外で活動しやすくなる季節に入り、電動自転車に乗って楽しみたい人が増える点からも、電動自転車は求められます。
中古市場でも春は電動自転車の需要が高まるため、買取店も需要に備えて積極的に買い取ります。
少し売りに出す時期が遅れると、査定額が数千円下がる場合もあるため、早めに売却しましょう。
買取専門店で査定を依頼する
電動自転車を売る先を買取専門店にすると、高額査定のチャンスがあります。
買取専門店で高く売るには、電動自転車以外に複数の売りたい物を持ち込むことです。
査定を受ける店舗で扱う品物、例えば貴金属・切手・玩具・金券・着物など、使わない物をできるだけ集めて電動自転車と一緒に査定に出しましょう。
買取可能な品物が多いほど、総査定額でのプラスを期待できます。