「腕時計を集めているが、趣味に合わない物を片付けたい」
「買い替えのために今の腕時計を売りたい」
特に高額な腕時計の売却を検討する場合、買取相場の入念な調査が重要です。
この記事では、さまざまな腕時計の中古買取相場情報をまとめました。他にも、高額査定を狙うポイントやできる限り高く売るコツも紹介します。
腕時計の買取相場一覧表
腕時計を、ブランド・商品名・型番別に買取相場一覧表にまとめました。
売りたい腕時計はいくら位になるか、事前にチェックしてから査定に出しましょう。
ブランド | 商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|---|
ロレックス | グリーンサブマリーナデイト | 116610LV | ~1,560,000円 |
オメガ | スピードマスターデイト | – | ~250,000円 |
タグホイヤー | アクアレーサーキャリバー5 | – | ~70,000円 |
パテックフィリップ | ゴンドーロ | 750WG | ~2,300,000円 |
オーデマ ピゲ | ロイヤルオーク クロノグラフ | – | ~5,200,000円 |
高額な買取金額が期待できる腕時計ブランド
人気ブランドの腕時計はブランドが持つ高い信頼から、高価買取を期待できます。
その中からより高く売れる可能性のあるブランドと買取相場を簡単に説明します。
ロレックス(ROLEX)
ブランド腕時計の中で人気ナンバー1を誇るロレックスは、リセール率が高く高価買取の可能性があります。
一般的なロレックス腕時計の買取相場は平均して、約 1,177,000円ですが、人気の高いスポーツタイプの腕時計の、
- デイトナ
- GMTマスターII
- エクスプローラー
- サブマリーナ
などはさらに買取価格がアップする可能性があります。
より詳しい内容を知りたいときは、以下の記事を目を通してみましょう。
ロレックス(ROLEX)時計の買取相場|モデル・状態別に解説
オメガ(OMEGA)
オメガは一番人気のロレックスと並ぶほど、人気のある腕時計です。
普遍性のあるデザインが特徴で、幅広い層のファンがいます。
オメガの中でも特に好評な腕時計は、
- スピードマスター
- シーマスター
の2種類です。
オメガの腕時計の買取相場は、平均約 289,000円で、人気のタイプはそこからさらに200,000円程度高い買取相場になるものもあります。
オメガの腕時計のさらに詳しい買取相場は以下をチェックしてください。
オメガ(OMEGA)の買取相場一覧表|ラインやモデル別に査定額を解説
タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
タグ・ホイヤーも人気のある腕時計で、手が届く高級時計がコンセプトのため、購入しやすい価格が特徴です。
機能性が高くスポーティーなデザインで人気を集め、買取価格が上がっているブランドです。
中でも、
- カレラ
- モナコ
- アクアレーサー
- フォーミュラー1
が特に好評です。
タグ・ホイヤーの腕時計は、平均約 156,000円が買取相場になっています。
詳しくタグ・ホイヤーの買取相場を調べたいときは、こちらの記事も参考にしてください。
パテック・フィリップ(Patek Philippe)
パテック・フィリップは超高級腕時計といわれ世界最高の技術でつくられ、資産価値の点からは腕時計の中で最高峰です。
人気を集めるシリーズは、
- アクアノート
- ノーチラス
の2つです。
パテック・フィリップ全体の平均的な買取相場は、約2,702,000円です。
オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET)
オーデマ・ピゲは世界三大時計のひとつに数えられ、創業時から創業者一族の手から離れていないことも特徴です。
ローヤルオークとロイヤルオーク オフショアは特に人気がありますが、なかなか手に入らないタイプともいわれます。
オーデマ・ピゲは約 2,676,000円が平均の買取相場で、パテック・フィリップ並みの超高級時計です。
高額買取につながる腕時計の査定ポイント
腕時計を高く売るには、買取店が行う査定のポイントをひとつでも多くクリアしましょう。
中古腕時計の買取を行う店舗での査定ポイントを、簡単に説明します。
在庫状況と商品自体の人気
腕時計の買取は、買取店の在庫状況と現在の人気によって、買取額が決まります。
そのため高級ブランドの腕時計は、ブランド自体に価値がありますが、必ずしも高価買取が叶うとは限りません。
しかし全ての買取店で同じ状況ではなく、店舗ごとに在庫状況はさまざまです。
人気商品の腕時計を売るとき、ある店舗では在庫が十分あり一般的な査定額、別の店舗では売り切れて早く在庫を持つため査定額をアップしている場合があります。
売る前に買取店の公式ホームページなどで買取額を確認し、比較検討してから売った方が高値を期待できます。
製造年式
長く製造が続く腕時計は、年式の違いで買取額に差が出る場合があります。
たとえデザインや機能に変化がないとしても、製造数などが毎回全く同じとは限りません。
年式は買取額を決める重要なポイントのため、腕時計の種類だけでなく製造年式までチェックして売りましょう。
商品の状態
中古腕時計を高価買取してもらうには、商品の状態が重要です。
8つの項目をチェックし、可能な限りメンテナンスしてから査定に出しましょう。
ケースやガラスのエッジ
腕時計のケース部分は高級時計らしいエッジがあるほど、高価買取の可能性があります。
長年使用する間に丸みを帯びやすく、エッジが甘くなると減額査定の対象です。
外装仕上げで鋭さを取り戻す方法もありますが、過度に行うと腕時計の品質を損なう場合があり適度な範囲にとどめましょう。
文字盤
一般的な腕時計は色褪せがなく、新品に近い状態の文字盤ほど高額査定を期待できます。
腕時計の文字盤は紫外線に弱く、日に当たり続けると「ヤケ」と呼ばれる色褪せが起きやすくなります。
アンティークモデルの腕時計はヤケが時計の味になるケースもありますが、近年発売の腕時計は減額査定のポイントです。
ヤケの他、文字盤のヒビも買取額が下がるためきれいな状態で売りましょう。
リューズ
使用者が操作する部分にあたるリューズは不具合が起きやすく、正常に使える腕時計ほど高く売れやすいです。
特に手巻き式腕時計は毎日巻くため、リューズがゆるみがちで、丁寧に巻くよう心がけましょう。
ベゼル
ベゼル部分が問題なくスムーズに回転する腕時計は、高価買取を期待できます。
回転ベゼルとケース部分にほこりがたまりやすく、回転しにくくなる場合があります。
査定時に回しにくいと原因までは突き止めないため、故障した腕時計として査定されがちです。
日頃からこまめなメンテナンスで、掃除しておきましょう。
ケースの状態
腕時計のケースに浅い傷がある程度は、研磨できれいに整うため買取額はそれほど変わりません。
ただし深い傷である打痕がある腕時計は、減額査定になりやすいです。
ゴールドやカーボンなど高級素材製の腕時計は特に傷が買取額に影響するため、慎重な使用と管理をおすすめします。
付属品の有無
高級腕時計の売却ほど、購入時の付属品はそろっている方が高価買取の可能性があります。
腕時計と一緒に売ると買取額を上げやすい付属品は、
- 箱
- 保証書
- はずしたコマ
- 替えのベルト
- オーバーホール証明書
などです。
腕時計により付属品はさまざまのため、例にあげた付属品以外の場合もあります。
購入時を思い出して付属品をそろえましょう。
腕時計をなるべく高く売るコツ
使わない腕時計を1円でも高く売るにはコツがあります。
査定へ出す前に、3つのポイントを確認して行ってみましょう。
オーバーホールせずに売却する
オーバーホールは腕時計の買取後、店舗側で行うため、売却前には必要ありません。
状態の良い腕時計を売ろうとオーバーホールに出すと、買取額以上に費用がかかり損をする場合があるためです。
しかし、メーカー保証のオーバーホールを売却の1年以内に受けた場合、査定額アップの可能性があります。
できる限りの手入れをしてから売却する
腕時計を買取店へ出す前に行っておくと良い手入れは、
- 内部にほこりなどが入らないよう風防を拭く
- 細かい部分のほこりはつまようじで取る
- 金属ブレスレットはやわらかい歯ブラシで磨く
- コマのゴミはつまようじで取る
などです。
落ちにくい汚れは強くこすりたくなりますが、傷つける恐れがあるためそのまま売りましょう。
研磨剤を使った手入れも腕時計を傷つけやすいため、控えることをおすすめします。
ブランド品を扱う買取専門店に持ち込む
腕時計は買取専門店で他のアイテムと一緒に売ると、高価買取を期待できます。
ブランド品や貴金属などあらゆる製品の買取をする買取専門店は、持ち込む点数が多いほど査定額アップの可能性があるためです。