「中古のストロボの買取相場はどれくらい?」「このモデルは高く売れる?」
使っていないストロボを売りたいと思ったら、査定の前にこのような疑問を解消しておくと安心です。
ストロボはカメラを使う人にとって重要なものであり、良いものを買うために高い価格を出すことも多いでしょう。
そんな大切なストロボをできるだけ高く売却したい人に、ストロボの買取相場や高く売るためのヒントを紹介します。買取査定の前の準備として、中古ストロボの買取事情を知っておきましょう。
ストロボ(フラッシュ)の買取相場一覧表
中古のストロボ(フラッシュ)の買取相場を一覧表にまとめました。ストロボの買取相場は特に有名メーカーを中心に高くなりがちです。
人気のメーカーごとに買取相場一覧表を作成したので、自分のストロボと照らし合わせてみましょう。
ただし、ストロボの買取価格は一つひとつのコンディションによっても違ってくるため、相場はあくまでも目安としてご覧ください。
キヤノン(Canon)
キヤノンのストロボの買取相場は以下の表の通りです。
商品ごとの価格にも、価格帯にも幅がありますが、総じて人気があり、買取相場も高いメーカーです。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
スピードライト | 470EX-AI | 10,000円前後 |
スピードライト | 430EX III-RT | 9,000円~21,800円 |
スピードライト | 430EX II | 1,000円~6,500 円 |
スピードライト | EL-100 | ~10,600円 |
スピードライト | 470EX-AI | ~23,000円 |
マクロリングライト | MR-14EX II | ~37,800円 |
スピードライト | 600EX II-RT | ~39,700円 |
スピードライト | EL-1 | ~76,000円 |
シグマ(SIGMA)
カメラ関連メーカー、シグマのストロボの買取相場は以下の通りです。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
– | ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST EO-ETTL II | 1,000円前後 |
– | EF-530 DG SUPER | 1,000円前後 |
ストロボ フラッシュ 収納ケース付き | EF-610 DG ST | 500円前後 |
– | EF-500 SUPER Canon用 | 1,000円前後 |
– | EF-610 DG ST | 2,300円前後 |
– | EF610 DG SUPER CANON用 EO-ETTL II | 4,000円前後 |
– | EF-610 DG SUPERミノルタ用 | 7,000円前後 |
ニコン(Nikon)
ニコンのストロボの買取相場は以下の通りです。
ニコンもカメラメーカーとして有名で、人気の高いメーカーの一つであり、買取価格も高い商品があります。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
スピードライト | SB-900 | 8,000円前後 |
スピードライト | SB-700 SB700 | 11,000円前後 |
スピードライト | SB-300 | ~11,000円 |
スピードライト | SB-500 | ~18,900円 |
スピードライト | SB-700 | ~26,000円 |
スピードライト | SB-5000 | ~42,600円 |
スピードライト | SB 500 AF | ~1,990円 |
ソニー(SONY)
ソニーのストロボの買取相場は以下の通りです。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
– | HVL-F28RM | ~14,000円 |
– | HVL-F32M | ~17,000円 |
– | HVL-F45RM | ~25,000円 |
– | HVL-F46RM | ~28,000円 |
– | HVL-F60RM | ~39,000円 |
– | HVL-F60RM2 | ~39,000円 |
– | HVL-F60RM | ~17,000円 |
サンスターストロボ(SUNSTAR STROBO)
サンスターストロボの買取相場は以下の通りです。ストロボ専門メーカーだけあって中古ストロボも高値になるものがたくさんあります。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
MONOSTAR | MONOSTAR C4 | 36,000円前後 |
MONOSTAR | MONOSTAR C3 | 30,000円前後 |
MONOSTAR 2灯 フード シェイド スピードリング セット | MONOSTAR X4 | 65,000円前後 |
– | MICRO FAN HEAD 25 | 10,000円前後 |
– | VS-1200 II Super | 15,000円前後 |
– | DX-24II | 45,000円~55,000円 |
– | HMI EBP-200/125 | 50,000円前後 |
コメット(COMET)
コメットの買取相場は以下の通りです。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
ストロボ ペア セット | TW-02F‐2 TWINKLE 02 FII | 15,000円前後 |
ストロボ ジェネレーター | CB-2400II | 10,000円前後 |
– | SYNC-04 | 10,000円前後 |
– | TWINKLE 04 FIII TW-04FIII | 35,000円前後 |
ストロボ セット | CL-2500 CL 25H | 20,000円前後 |
– | TWINKLE-02FIII | 32,500円前後 |
ストロボ ソフトボックス付 | H-10N | 15,000円前後 |
富士フイルム(FUJIFILM)
富士フィルムの買取相場は以下の通りです。
商品名 | 型番 | 買取相場 |
---|---|---|
– | EF-X20 | 3,000円~8,000円 |
– | EF-60 | ~19,000円 |
– | EF-X500 | 15,000円前後 |
– | EF-42 | 2,000円~5,500円 |
– | EF-20 | 1,000円~2,000円 |
– | EF-X8 | 1,000円~ |
– | EF-60 | ~10,400円 |
高額買取が期待できるストロボの人気モデル
ストロボの中でも、買取相場が高くなる人気モデルを紹介します。ストロボの買取相場はメーカーやモデルによって大きく左右されます。
ただし、人気の高さは時代とともに変わることもあるため、売らずに保管しているうちに人気が下がる可能性もあります。査定額をチェックして、価格が高騰している間に売却しましょう。
スピードライト EL-1(キャノン)
キャノンの「スピードライト EL-1」はハイエンドストロボで、キャノンのストロボ初のリチウムイオンバッテリーが特徴です。
フル発光時のフラッシュ速度が短くなり、より早くシャッターを切れるようになりました。
電池残量表示があるほか、ジョイスティックを背面に実装、ダイヤルがあり直感的な操作ができます。
2色LEDのモデリングランプ内蔵で、明るさと色の濃度を見ながら調整できる製品です。
買取相場の目安は76,000円で、2021年2月発売の比較的新しいストロボのため高価買取を期待できます。
スピードライト 430EX II(キヤノン)
キヤノンの「スピードライト 430EX II」は、コンパクトサイズの大光量フラッシュです。
キヤノンのカメラとの相性は当然のことながら抜群で、キヤノンを好む多くのカメラファンからも愛されています。
スピードライト 430EX IIの魅力は持ち運びも楽で、クリップオンで装着できる点です。また、操作性も優れており、さまざまな撮影シーンで活躍します。
使い勝手の良さから中古市場でも高い人気があり、型番によっては1,000~6,500円の買取額が期待できます。
スピードライト SB-5000(ニコン)
ニコンの「スピードライト SB-5000」は、クリーニングシステム搭載で連続発光しても発光パネルの過熱を防ぎ、フラッシュヘッド内部の発熱を抑えます。このシステムのおかげで連続発光できる回数が大幅に上がり、SB-910よりも小型・軽量でありながらより高い機能性を備えています。
趣味での使用だけでなくプロなど仕事での使用にも耐えるストロボで、正面から人物を撮る場合もTTL調光があり、スムーズな撮影が可能です。
買取相場は状態が良くきれいなもので42,000円前後、使用感の程度により査定額は下がる傾向にあります。
HVL-F60RM(ソニー)
ソニーの「HVL-F60RM」は連続発光を安定してでき、電波式ワイヤレス通信に対応した大光量で高性能が特徴です。ガイドナンバー60、照射角度は焦点距離20-200mmをカバーしています。
発光間隔は1.7秒ですが別途フラッシュ用外部電池アダプターを使うと0.6秒まで短縮します。連写性が高く幅広い撮影に対応でき、ボディ側からの操作もできるため撮影がスムーズです。
状態の良い製品の買取相場は39,000円前後です。
MONOSTAR X4(サンスターストロボ)
サンスターストロボの「MONOSTAR X4」は、ACコードを差し込んですぐに使える手軽さが特徴の製品です。モノブロック型の大型ストロボで、LEDで表示するため見やすさが特徴です。
色かぶり軽減に役立つデイライトハロゲンが標準搭載のほか、チャージ音が3種類あり撮影シーンに応じて使い分けできます。中古市場でも人気が高く、買取相場は65,000円前後とストロボの中でも高めです。
TWINKLE 04 FIII(コメット)
コメットの「TWINKLE 04 FIII」は、フルから1/64まで幅広い出力に対応しており200Wのハロゲンランプで照らしやすさが特徴です。サイレントモード付きで、警報音を鳴らせない場所での撮影にも対応しています。
買取相場は35,000円前後ですが、生産終了しており今後中古市場での需要が高まる可能性があります。
ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER EO-ETTL II(シグマ)
シグマの「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER EO-ETTL II」は、キヤノンに対応できるストロボです。
最新のTTL自動調光機能を搭載、さらに24ミリから105ミリまでの画角に対応しています。
多機能でクオリティの高い撮影ができるストロボで、中古の需要も高くなっています。状態にもよりますが、買取価格は1,000円前後です。
ストロボをできるだけ高く買い取ってもらうコツ
ストロボをできるだけ高く買い取ってもらうためには、いくつかのポイントがあります。売却を決めたら、査定額が高くなるように事前準備をしておくことが大切です。
付属品をまとめて売る
ストロボをできるだけ高く売るためには、購入時に付いてきた付属品を揃えることが大切です。
取扱説明書や外箱、スタンドやバッテリー、シンクロコードなどがストロボには付いてきます。これらがあるとないとでは買取価格に大きな差が出る可能性があります。
また、専用のアダプターリンクやカラーフィルターセットといったオプションもあったらセットで持ち込みましょう。セットが充実していればいるほど、次の購入者にとって魅力になるため、買取店側も高値買取が可能となります。
売却前にメンテナンスをしておく
ストロボ本体の状態は、買取価格に大きく影響します。そのため、売却前には自分でできるだけメンテナンスをしておくことが重要です。
特にレンズ部分は査定時に最も確認される部分となるため、重点的にケアしておきましょう。汚れが付着している場合には、きれいに拭き取ってから査定に出す必要があります。
広い部分は柔らかい布を使い、細かい部分は綿棒を使うと傷つけずに仕上げられます。
水ぶきは故障の原因になるため避けましょう。
定期的に動作や状態をチェック
ストロボの買取価格をアップさせるためには、定期的に動作や状態のチェックをしておくことも大切です。
キズやパネルの欠け、フラッシュヘッドの動作や異常音の有無など、見た目から動作確認まで行っておきましょう。不具合を早く発見することで、大きな故障を防げることもあります。
売却の際にも、あらかじめ状態の悪い部分を自己申告しておくことで査定がスムーズに進みます。
実績豊富な買取専門店に持ち込む
ストロボを高値で売りたい場合には、査定に出す店をしっかりと選びましょう。高額査定の可能性が高いのは、買取専門店です。
実績豊富な買取専門店を選ぶことで、過去の実績に基づいて適正価格を付けてもらえます。他の店では、価格相場が分からないため、あいまいな根拠で安く価格設定されるかもしれません。
また、買取専門店ではほかの商品と一緒に売ることで査定額が上がる可能性があるため、複数の品物を持ち込む予定のときも買取専門店がおすすめです。